みなさんこんにちは!キタノです。
わたしは北海道在住です。今日も雪が降ってます。「最高気温マイナス1度って!!」
さて本日は、降雪地の方に向けた「玄関ポーチ」のお話です。
「あ、うちは雪降らないし」って、いち抜けしようと思ったそこのアナタ!
帰らないで参考までに、見守ってくださいね!
「10年前にこうすりゃよかった!」シリーズなので、これから家を建てる方にはぜひ一度、検討していただきたい内容でした。
玄関ポーチと言っても、今回お話したいのは、玄関タイルとかのお話ではなく、こう、なんていうんですか?
あの、玄関ドアの外柱に囲まれてる空間のお話なんです。
ようはですね。
玄関フードを簡単に、後付けできる造りになっているか?
というお話をしようと思います。
「うちは玄関フード付けてるしー」って方。
私に言わせれば
リスペクト対象!
玄関フードってなに?って方へ。
降雪地に住む、ひと世代前のお家には、よく付いるものなんですが、雪が室内に入り込まないように、玄関扉を囲い込むガラス戸のことなんです。
雪がすんごい地域のコンビニには、玄関フードが普通に付いてたりします。(玄関フードって言わないのかな?)
「え?玄関フード?ババ臭くない?」
と思ったたそこのアナタ。
10年前のわたしです笑
わたしの住んでいる地域でも、玄関フード付いている家、じっさい少なめです。
せっかく建てた家なのに、わざわざデザイン性を損ねたくないですよね?
みんな昔は若かった・・・。
「真冬でも生足で平気だし!」って言ってる女子高生と同じでした。
玄関フード、見た目にちょっと抵抗ありました。
いっきに昔風の雰囲気が出てしまいます。
お若いうちは素足でも良いんです。キラキラしていたいですから(笑)
わたしが家を建てた頃はまだ「若夫婦」の部類だったので、玄関フードは付けませんでした。
でもね、歳を重ねるごとに、玄関フードが欲しいという気持ちが増殖していきました。
玄関フードの魅力とは何か。
一番の魅力は「吹雪いた雪が、家の中に入り込まない事」ですが、あんまりにも雪が降った次の朝にゃ、ポーチに積もった雪を玄関ドアで押しのけて、扉を開けるはめになるのです・・・。
それにひきかえ、玄関フードのあるお宅は優雅なものですよ。
「ただいまー」って帰ってきたら、玄関フードの中でコートの雪や、ニット帽の雪を払って「寒かった~♪」って中に入って行かれます。
あれ、すんごい羨ましー!
じゃあ付ければいいじゃない?ってお話ですが、わが家は玄関フードの後付けが難しい構造にしてしまいました。
ほら見て。

玄関前の囲いが柱状になっているので、無駄な隙間があるんです。
真上はバルコニーがあるので、排水用の配管もあるし。
こういった複雑な形状の隙間があると、玄関フードを後付けするの、すんごく大変な作業になるみたいです。
お友達の家でも、玄関フードを付けようと業者さんに依頼したけれど、付けるのが難しすぎて、お断りされたという実話も。
なにが言いたいかと申しますと、お若いうちは玄関フード無しでOKなのですが、10年後以降のミドルな自分を想像して
せめて後付けを容易にできる構造
にしておくことを「おすすめ」させてほしいのです。
玄関フードにはですね、コープなどの宅配系のBOXを保管して置いておけたり、子供の外用の遊び道具はもちろん(ソリとか)、風でぶっとびそうな雪かきスコップを置けるなど、使い方が多彩です。
玄関フードがないと、玄関ポーチの階段に雪や氷がこびり付き、ツルツル滑って危険だったりすることも。

ほら、こんな風に。
「玄関フード」、降雪地で家を建てるなら、考えておくべき空間だったのでは?と、毎年、冬が来るたび思うんですよね。
これから家を建てる若夫婦の方に、あらかじめ知っておいていただけば、のちのち私のような後悔がなくなるのでは?と思っておせっかいながらご紹介しました。
せっかく大金はたいて買う新居です。
少しでも後悔の芽は、事前に摘んでおけたら良いですよね。
以上、雪が降らない地域の方には何のお役にも立てない「玄関フード」のお話でしたが、最後までお付き合いいただいた、そこのアナタ。
その我慢強さにカンパイです!(人”▽`)