ウッドデッキ

ウッドデッキにおすすめのハードウッドはどれ?「7種類」を比較するよ

「ウッドデッキに適した天然木は、バードウッドなのは分かったけど、種類が多すぎてよくわからない」

と言う方に。

7種類の木材を取り寄せて、感じたこと、気づいた事をお伝えします。

我が家では、ハードウッドを使って、ウッドデッキを作成する計画を立てています。

「ハードウッド」と一口に言ってもあまりに種類が多すぎて、どれを選べばいいか分かりませんよね。

そこでウッドデッキ材の購入を考えている「リーベ通販」から、無料のサンプル材を取り寄せてみました。

資料だけではわからなかった、質感や色合いを、実際に手に取る事で実感できましたよ。

リーベのウッドデッキ&ガーデン


ここでは「耐久性」や「価格」など、樹種の特性を確認しながら、わが家にあうデッキ材はどれかを検証していきます。

見た目においては、わたしの勝手な主観を交えながらお伝えしています(笑)

あなたが理想とするウッドデッキと照らし合わせながら、ご覧ください。

家庭で使われるウッドデッキ材は「ソフトウッド」「ハードウッド」「人工木材(樹脂デッキ)」「防腐注入 天然木材」の4つに大別されます。

「天然木」って?「樹脂材」って?という方はこちらをどうぞ。

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ウッドデッキのおすすめはどれ?

わが家が目指すウッドデッキのテーマはこちら

「庭の緑に溶け込みながら、経年劣化でシルバーグレーへの変化を楽しめるウッドデッキ」です。

「メンテナンスは簡単な方がいい」「塗料はあまり使いたくない」という点から、数あるデッキ材の中でも、耐久性と塗装のメンテナンスほぼ不要とされる「ハードウッド」でDIYすることに決定。

でもハードウッドって、とても種類が豊富なんですよね。

これからデッキ材の購入を考えているお店でも、たくさんの種類を扱っていましたが、ただ説明を読んでいても、その違いがいまいちわからない。

そこで、実際に色合いや質感を確かめてみようと、サンプル材を取り寄せてみたんです。

取り寄せたサンプルは、こちら7種類の「ハードウッド」。

依頼から数日後、自宅にサンプル材が届きました。木片には1つずつ材木の名前が書かれたシールが貼られています。

1辺10センチほどに切り分けられたサンプルでしたが、手に取ってまず驚きましたよ。

「ズッシリ」と重みを感じます。こんな小さな木片なのに、重厚感が違います。

ソフトウッドとは違って、爪を立てたぐらいじゃ凹みません。とても固い木材です。

叩いてみると、木琴のような「カンカン」という高い音がします。ソフトウッドだったらこんな音はしませんね。

わたしはDIYが好きなので、よくホームセンターに行きますが、安価で買えるソフトウッドとの違いがはっきりと分かりました。

色の濃さの順に並べてみます。

上段が色の濃いもの。中断は黄みがかっています。下段が一番色が薄いもの。

「シルバーグレー」を目指すといっても、それまでの色合いも楽しみたいです。

木材の色の変化ですが、一度、色が濃くなった後に、紫外線を浴びることで「シルバーグレー」に変化するそうです。

濃いものは高級感を感じるし、薄いものはナチュラル感があっていい。

実際に触ってみて「これは丈夫だな」と確信できました。

7種類のハードウッドを「樹種の特性」で比較

ここからは実際に「目と手触り」を確かめながら、サンプル請求時に同梱されていたリーベさんの「樹種特性」の説明書を参考にして、7種類のハードウッドをご紹介したいと思います。

イタウバ(マッドグロッソ産)


ブラジルの北部、粘土質土壌の高台にある、森林に生えている木。木肌は赤色に近く、滑らか。ささくれが少なく、色香り共に最上級。シロアリにも強い。
耐久性
防虫
加工性
価格

赤みがある材木。ハードウッドならではの程よい硬さながら、加工のしさすさも兼ね備えていそう。落ち着いた雰囲気を持ちつつも、少しカジュアル感が感じられる。丈夫でしっかりとした印象のウッドデッキが完成しそう。

サイプレス(豪州ヒノキ)


世界一シロアリに強いと言われる、高耐久性のウッドデッキ材。節があるからこそ出せる個性的な深い表情が特徴で、抜群のコストパフォーマンス。
耐久性
防虫
加工性
価格

節があり、木目がはっきりとわかる木材なので、一見ソフトウッドのように見えますが、手に取れば重み・硬さから、その違いがはっきりと分かります。ナチュラルカントリーな庭を目指したい方には最適な材と言えそう。ハードウッドの中でも、自然な温もりを感じられる、そんな個性を出せる木材です。

ウリン


世界で最も高い耐久性と言われ、現地では一生腐らない木とも言われている。その優れた耐久性から、店舗や公共事業など、施工実績が多い人気材種。
耐久性
防虫
加工性
価格

ディズニーシーのウッドデッキにも使われているという材種です。ハードウッドの中でも高級感が漂う質感を持ち合わせた木材。滑らかな肌触りと高密度な重厚感。庭先で使うには「もったいない」と感じさせてしまうほど。落ち着きのある雰囲気で「第2のリビング」を目指す方におすすめ。

イタウバフィエラ


ブラジル原産の高耐久デッキ材。オレンジ系から栗色、濃褐色へと変化し、外見はセランガンバツに似ているが、それ以上に密度が高く重厚。
耐久性
防虫
加工性
価格

イタウバの兄弟と言われている材木だそう。黄みがかった肌色が、経年劣化でオレンジから褐色へ、色の変化を楽しめるのもいい。高価格だと言われるハードウッド材の中でも、コストパフォーマンスが優れている材種。躍動感ある、カジュアルなウッドデッキが完成しそう。

アンジェリーナ


ブラジル原産のハードウッド。現地では20年近くフェンスなどで使われる木材。業界の中でも最もコストパフォーマンスが高いとされている。
耐久性
防虫
加工性
価格

コストパフォーマンスに優れながらも、耐久性も他のハードウッドに劣らないのが特性。黄みの強さがある木材。それを個性ととらえて木をふんだんに使うDIYに向いていそう。使いようで限りない可能性を感じる材種。

セランガンバツ


高品質のインドネシア産。耐久性・価格・知名度・実績のどれをとっても優秀なデッキ材。公共事業にも多く採用されている材種。
耐久性
防虫
加工性
価格

なめらかな肌触りと、ぬくもりを感じさせる色合いが良い。ナチュラルな上品さを感じる。ウリンやイペに比べると1割~2割ほど安い。強度はウリンやイペに匹敵するというのも良い。高級感・耐久性・価格においても、全体のバランスが取れたデッキ材と言えそう。

イペ


熱帯広葉樹の高い耐久性を誇るカリスマ材のイペ。原産地は南米アマゾン川流域で、硬質で耐久性の高い木材として人気。
耐久性
防虫
加工性
価格

ハードウッドの中でも最高級と言われるイペ。誰でもこの木材が一番高い、と気づけそうなほどの高級感が漂う。その分価格も高い。高級感と最高の品質を求める方にはおすすめの材種。硬さがある分、加工性は低いので、DIYするなら注意が必要そう。

いかがでしょうか?

ざっと7種をご紹介しましたが、それぞれの特性をご理解いただけたでしょうか?

まとめていて思うのですが、ハードウッドなので、どれも「硬い」。だからこそ耐久性がある。

ホームセンターで手に入る「ソフトウッド」に比べると「価格は高い」。

長く使うこと、メンテナンスが簡単なこと、腐食しにくいという点で考えると、家屋に腐敗の影響を与えることなく、安心して使えそうなのがいい。

長い目で見ると「安上がり」だというのも納得できました。



耐久性・加工性・価格・見た目別に選ぶ

ハードウッドが硬くて重厚感、高級感があることは「お腹いっぱい」になるほどに分かりました。

じゃあもう「どこの特性を重視するか」で選ぶとしたらどうでしょうか。

ここでは「耐久性」「加工性」「価格」に秀でたものを取り上げてみました。

丈夫なのが一番!「耐久性」で決める

【耐久性】を一番に重視して選ぶなら「イペ」「ウリン」がおすすめ

常時、雨風にさらされるウッドデッキです。

耐久性に優れていて当然です。ですが「ハードウッド」はどれも硬い。ということはどのハードウッドも耐久性に優れていると言えるのです。

とはいえ、これらのハードウッドでも、さらに細かな序列があるわけで、「イペ」のような抜群の硬さを誇るカリスマ木材も存在します。

カリスマはやっぱり価格も高い。硬質なものは比較的、価格が高く設定されているのが一般的のようです。

そして硬さに比例して、色合いも深みが出るようです。「イペ」「ウリン」もハードウッドの中ではダークな色合い。高級感が違います。

フローリングにも言えますが、ダークな色合いのものは高級感が漂いますよね。

上質な雰囲気のウッドデッキを希望する方は、「イペ」「ウリン」で検討してみてはいかがでしょうか?

DIYで自由な発想を大切に!「加工性」で決める

【加工性】を一番に重視して選ぶなら「サイプレス」「イタウバ」がおすすめ

ハードウッドを選ぶ意味。それは耐久性が望める上質の木材だから。

ですが耐久性を重視するあまりに、木の硬さがあだとなってしまい、DIYの楽しさを損ねてしまっては意味がありません。

DIYの楽しさは、既製品では得られないような、溢れるアイディアで工夫できることがあげられます。

となると加工がしやすい方がいい。そこで注目したい材種は「サイプレス」「イタウバ」です。

世界一シロアリに強いと言われる「サイプレス」は、ハードウッドの中でも「加工性」に優れた木材です。

節があるからこそ出せる、ナチュラルな雰囲気も「アウトドア感」を盛り上げるでしょう。

木目がはっきりとしていることから、庭でガーデニングを楽しみたい自然派趣向の方にも人気がありそうです。

長持ちは当たり前!だから「価格」で決める

【価格】を一番に重視して選ぶなら「アンジェリーナ」「イタウバフィエラ」がおすすめ

ハードウッドは、ホームセンターで簡単に手に入るソフトウッドに比べると、ちょっと高くつくのが常識です。

メンテナンスが少なく済む「ハードウッド」は、結局のところ「安上がり」になります。

初期にまとめてお金をかけるか、メンテナンスにお金をかけ続けるのか。

「ハードウッドの良さはわかっているけど、やっぱり値段が気になる」と言う方は、ハードウッドの中でも、コストパフォーマンスが高い材種を選ぶのはどうでしょう。

たとえば「アンジェリーナ」は、業界でも最安級と言われていて、高級とされるイペに比べても、約半分の価格で入手できます。

耐久性や加工性の面でも、ほかのハードウッドと大差がないことから、木材をふんだんに使えるメリットもあるので、DIYの自由度が広がりそうですね。

美しくなければ意味がない!「見た目」で決める

ハードウッド材は同じように見えても、細かな点に注目していくと、それぞれに特色があるのが分かりました。

ハードウッドはどれを選んでも、ソフトウッドに比べると、耐久性があって満足いく仕上がりが期待できそうです。

さて、私が目指すウッドデッキは耐久性はもちろんですが「ナチュラル感」「緑に合う」など、見た目も重視したいのが本音です。

これまで使っていた、ソフトウッドのウッドデッキは、シルバーグレー化していて見た目には好きだったんですがね・・・グレー化を通り越して「腐敗化」が始まっています。

やっぱり「ハードウッド」で作るのが賢明な判断だと思いました。

いろいろ検討した結果、わが家ではナチュラル感が出せる、ハードウッドの「サイプレス」に落ち着きそうです。

リーベのウッドデッキ&ガーデン