ごちゃついた本棚をどうにかしたい!
できれば布以外の方法がいい。さらにオシャレな方がいい。
今回使うのはセリアの100均グッズと、お気に入りの布だけ(100均に売ってる布でもOK)
DIYの初心者さんでも簡単にできますよ。
100均グッズで本棚を目隠し!ファブリックボードの作り方

材料は全て100均で売っています!
・コルクボード(セリア)
・コルクシート(セリア)
・蝶つがい(セリア)
・お気に入りの布
■工具
・電動ドリル、ドライバー
・タッカー
今回私は、布の絵柄にこだわりたかったので、こちらの布を買いました。

完成のイメージはこんな感じ。
蝶つがいで「棚」に「コルクボード」をぶら下げるだけです。
コルクボードのサイズがピッタリならば、布を張らずにこれだけでも、充分に用が足りそうです。

「でもこのコルクボードじゃ、ちょっと隙間が気になる~!」

と言うわけで、側面に木をつぎ足しました。もちろんこの木材も100円(セリア)です。1.2センチ角×45㎝が3本入っていました。
木材をつないでいるのは、普通のホッチキスの芯ではありません。
似ていますが「タッカー」という建築作業にも使われる「大型のホッチキス」みたいなものです。

布をコルクボードより3センチくらい大きめにカットします。

コルクの面を伏せ、タッカーでぐるりとコルクボードに布を張り付けます。(どうせ隠れるのでどちらが表でも同じなのですが・・・)
この時布がピンと張るように、少し引っぱりながら貼り付けましょう。

一番難しいのは角の折り込み方だと思います。
プレゼントを包む要領で、なるべくシワを少なく内側に折りこみます。

このままだと、布の切り口の「ボサつき」が気になりますよね。
そこで登場するのが「コルクシート」です。

ボードの木枠の内側に埋め込めるようサイズを測り、「コルクシート」を事前にカットしておきましょう。

コルクシートは裏が粘着シートになっています。
コルクボードの裏面に貼り付けたらこんな感じ。
張り付けるだけでもよいですが、できればタッカーで打ち込んでおくと、はがれにくいので安心です。

これでファブリックボードは完成です。
このまま飾っても充分にカワイイですね。
蝶つがいで棚にファブリックボードをぶら下げて目隠しする

次の作業です。ボードに蝶つがいを取り付けます。
蝶つがいが手前側に閉じるように、コルクボードにネジ打ちします。
蝶つがいが逆にならないように注意してくださいね。
コルクボードの木枠が柔らかい素材なので、少ない力でネジ打ちできるからラクチンでした。

上部に2か所、蝶つがいを付けました。

次は棚の側面に蝶つがいを付けていきます。
棚の木材は固く、直接のネジうちが大変だったので、事前にマーキングしてドリルでネジの下穴を開けました。

わが家の棚板は、すぐに取り外せるものなので、手元でラクに作業できましたが、直接棚に打ち付ける場合は、ボードを支えながらなので、ちょっと大変かもしれません。

完成です!カラフルすぎた、本の背表紙が目隠しされました。
空間いっぱいに蓋をしてしまうと、開けるときに大変なので、下に指が入るくらいの隙間を開けて設置するのがベストです。

ちょっと丈の短さが気になったの、余った木材で裾に継ぎ足し。
単純に釘で打ち付けました。この方がちょっと「高見え」するかも。

軽いので簡単に開閉できるし、挟まっても痛くありません。

4枚作りました。色を変えて2種類の布を使用。
これで本の背表紙も隠せて、インテリア性がグッと増しました。
ちょっと布代が高くつきましたが、それ以外はすべて100均で手に入るものだけ。
布以外で棚の目隠しをしたいなら、ファブリックボードで本棚にフタをするというのもひとつの手段です。
気になる方は、ぜひ挑戦してみくださいね。