庭木・花

シンボルツリーにおすすめ!人気の「ジューンベリー」の育て方と楽しみ方

庭にベリーのある幸せ。

我が家では3つのベリーを育てています。

ジューンベリーとブラックベリーとストロベリー。

スーパーへ行けば簡単に手に入るベリーですが、自分で育てたベリーの味が格別なのは、言うまでもありませんよね。

ベリーは食べるだけが楽しみではありません。

季節ごとに見せるかわいらしい姿が、たまらなく愛おしくもあるのです。

その中でも10年間にわたり、かわいい実を付け続け、シンボルツリーとして楽しめる「ジューンベリー」をご紹介します。

人気のジューンベリーを庭のシンボルツリーに

10年前の春、わが家にシンボルツリーとして2本の樹木がやってきました。

1本目はヒメシャラです。

こちらは秋に紅葉を始めたヒメシャラの様子。ヒメシャラは夏ツバキともよばれ、木肌が美しく、一年を通して観賞価値が高いのが特徴です。


5月ごろのジューンベリーの様子。

ジューンベリーは、家族みんなが楽しめるようにと、裏庭の日当たりの良い位置に植えました。

ちょっと失敗だったのは、建物に近すぎた事。建物から2mくらい話して植えるのが基本です・・・。

樹木は将来大きく育つことを想定して、植え付けなければなりませんね。

ジューンベリーってどんな樹木なの?

ジューンベリーは四季を通して観賞できるベリーです。

春にはサクラに似た白や桃色の花、夏は甘くて風味の良い果実、秋には紅葉が楽しめるんですよ。

ジューンベリーのジューンは6月を意味するの?

まずは名前にジューン(6月)が入っているのが気になりますね。

「ジューンブライド」って言葉があるけれど、意味としてはそれに近いのかしら?って思いませんか?

実はそうなんです。ジューンベリーは、6月ごろに実を結び、1㎝くらいの赤い実をつけます。

名前はそこから来ているようですが、寒冷地では少しずれて7月頃に実が付く場合が多いのです。

ジューンベリーの樹形は?樹高はどのくらい?

ジューンベリーの樹高は、だいたい2m~8mと言われています。

我が家のジューンベリーは10年経ちますが、樹高は5mくらいを維持しています。

品種や地域によって、樹高に差が出るようですね。

壁にぶつからないよう剪定しながら育てているので、木幅は2mくらいでしょうか。剪定せずとも3mくらいには収まりそうな感じです。

ジューンベリーは株立ち(根元から何本も幹が生える)の樹木なのですが、販売時にはすでに3mくらいの単幹(地際が一本)になったものを購入したので、狭い庭で育てるにはちょうど良かったと思っています。

花や葉っぱはどんな色?いつ頃咲くの?

春を迎えて暖かくなる4月頃(寒冷地は5月頃)、サクラに似た白やモモ色の花が、株全体を覆うように小さな花がたくさん咲きます。

花の大きさは2㎝ぐらい。サクラの花と同様に開花期がとても短く、観賞期間は1週間ほど。桜のようにひらひらと花が散る姿が美しく、短命であるはかなさを感じさせる散り方をします。

我が家のジューンベリーは、あまり花付きがよくありませんが、上手に育てると白い花が一面に咲いてくれるので、木の下で花見をしたくなるほどの美しさです。

花期が短いのは悲しいですが、それは実を付ける為のステップだと考えましょう。

葉の大きさは3~4センチくらいと小さめの卵型、初夏には葉の緑色と果実の赤とのコントラストが美しく、「かわいらしさ」を感じさせてくれます。

実が食べられるのはいつ頃?どうやって食べるの?

寒冷地以外では6月上旬に実が赤くなりますが、食べごろは「赤」を超えた「青紫色」になってから。

そう、ブドウのような色になったら食べごろです。

我が家では、ザルを片手に脚立に上り、子供たちが一粒ずつ収穫する。これが毎年の恒例行事になっています。

採った実は、そのままでも食べられますが、ジューンベリーの中には、小さなタネがたくさん入っています。

もちろんそのまま食べても問題ないのですが、舌触りが気になる方も多いようです。

我が家では毎年ジャムにして食べています。実をこして種を取り除き、たっぷりの砂糖と一緒に鍋でグツグツ煮込みます。

トロリとして来たら完成です。

正直言って味はブルーベリーの方がおいしいでのすが(私は)、ベリー特有の酸味がジャムにピッタリで、パンに塗ったりヨーグルトに入れたり、実をそのままパン生地に練り込んだりして楽しんでいます。

観賞用としてだけではなく、実を美味しく食べられる。

これが一番ジューンベリーにして良かったと思える点ですよね。

秋の紅葉が美しいジューンベリー

花を楽しんで実を食べたあとは「紅葉」を楽しめるジューンベリー。

秋には葉が赤く染まります。種類によって色好きの濃淡が違います。わが家のジューンベリーはオレンジ寄りの赤でしょうか。

ジューンベリーは落葉樹です。

「落葉樹ってことは葉が落ちてしまうの?片付けが大変」となりますが、そこは仕方がありません。

ですがジューンベリーの良い点として、葉が小さいので「落ちるととても大変!」といほどではありません。

街路樹に使われているような大きな葉ではなく、3㎝くらいの小さな葉っぱなので、落ち葉を集めて焚火しなくては!のような事にはならないのです。

苗の購入と植え付け方法

苗の購入方法は、果樹苗を扱っているガーデンセンターや、ネット通販でも購入できます。

日本では現在30品目程度が導入されているようですが、ガーデンセンターでは品種を明記せずに売られているケースがほとんどなので、入手時によく確認しておく必要がありそうです。

株を選ぶポイント

株を購入する時は、幹が太くてしっかりとしたものを選びましょう。根張りが良いものがいいですね。

果実を楽しむ場合、脚立などで手が届く高さに仕立てたいはず。

品種名がわかる場合は

・リージェント
・スモーキー
・ティッセン
・ハ二ーランド
・ペンビナ
・サクセス
・ネルソン

などのあまり樹高が高くならないものを選びましょう。

シンボルツリーとして観賞をメインにしたいなら

・オータム
・ブリリアンス
・プリンセス・ダイアナ
・ロビン・ヒル
・カナデンシス
がおすすめです。樹高が高く、花や紅葉が美しいのが特徴の品種です。

苗の植え付け

苗の植え付けは、生育が活発になる春前に植えるのが理想で、植える時期は12月~3月頃。寒冷地では雪が解けた4月か5月頃がおすすめです。

鉢への植え付け

・10号鉢にゴロ石を入れて、赤玉土小粒または黒土6に対して、腐葉土4をよく混ぜた用土を入れます。

・購入した根鉢を良く崩して、根を良く広げて植え付けます。

・深植えにならないように浅めに苗を植え付けて、たっぷりと水やりをします。

庭への植え付け

・日当たりが良く水はけのよい場所に、直径50cm、深さ30cmくらいの植え穴を掘ります。

・腐葉土または堆肥と掘り上げた土をよく混ぜます。

・深植えにならないように苗を植え付けて、風で倒れないように支柱を立てます。

・植え付けたあとはたっぷりと水やりをしておきましょう

水やりの頻度や肥料は?

水やりの仕方

比較的乾燥に強く、湿気を嫌うため、水やりは土が乾いたらたっぷりと与えます。

庭に植え付けたジューンベリーも、しっかりと根が張るまでは、土が乾いたらたっぷりと水をあげるようにします。

肥料の与え方

市販されている有機質肥料を、年1~2回程度施します。

与える時期は植え付け時の元肥、実の収穫後あたりに追肥をします。

鉢植えの場合は大粒の固形肥料を5回程度、庭植えの場合は樹木の大きさによって変わります。

庭植えの場合は幹のすぐそばへ撒かず、細い根が張りそうな幹より少し離した場所へ、円を描くように肥料を施します。

剪定はいつすればいいの?

剪定のコツ

枝が込み合っている部分を整理するように剪定を行います。

花芽は枝の先端に付くので、枝先だけを刈り込むことは避けましょう。

花を楽しむ場合は花芽を多く残すようにしますが、果実を楽しむ場合は、翌年の結実を良くするために、花芽を少なくします。

こうすることで、限られた花芽に栄養がまわって、充実した実付きが望めます。

仕立て方

剪定によって「株立ち」や「1本立ち」に仕立てることも可能です。

樹形を決めたあとも根元からシュート(新しい枝)が発生するのでそのつど除去して形を整えます。

春はサクラのような美しい花が咲き誇り、夏はたわわに実った果実を楽しみ、秋は美しい紅葉に癒される。

四季を通して家族を楽しませ続けてくれる「ジューンベリー」。気になる方はお庭で育ててみてはいかがでしょうか?

こちらの記事ではわが家がオススメする庭木を紹介しています↓↓

秋は紅葉がキレイ!戸建てにおススメしたい育てやすいシンボルツリーの庭木3選 北海道はすっかり秋です。紅葉のピークが我が家の庭にもやってきました。 我が家ではお出かけをしなくとも、家に居ながらにして窓から紅...