庭木・花

戸建ての庭には「宿根草」の花壇がおすすめ

お庭に花壇を作りたいけど、どんな花を植えたら良いのかわからない。

「そもそもガーデニング経験がない」という方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

私は10年前に家を建ててから、「ガーデニング」にどっぷりとハマりました。

趣味の延長で、先日「北海道ガーデニングマイスター」を取得したところなんです。

戸建ての花壇に向いているのはどんな種類の花なんだろう。

この記事では、そんなお話をしています。

「宿根草」の花壇がおすすめなワケ

雨上がりのアルケミラモリスが一番好き。だって水滴がコロコロ可愛いから。

宿根草ってご存知ですか?

「しゅっこんそう」って読むんです。

冬になると地上部が枯れてしまって、根っこだけが生きています。翌年になるとまたそこから芽を出し生えてくる、というサイクルを持っています。

温かい地域では「宿根草」扱いでも、寒い地域では「一年草」の扱いになるものもいくつかあるのでご注意ください。

「一年草」とは、種を撒いたその年に芽が出て花が咲き、枯れていくサイクルを1年のうちに終えるもの。

これから大きな花壇を作るとなると、広い分だけたくさんの草花が必要になるのです。

花壇を1年草だけでまとめてしまうと、毎年入れ替えなくてはなりませんし、毎年お金もかかります。

一年草は宿根草に比べて安価な物が多いのですが、長いスパンで考えると、手間もコストも宿根草がオススメと言う訳です(寒くなりすぎない地域では、多年草もおすすめ)

わが家の花壇は9.5割宿根草です。

宿根草を植えたおかげで、毎年ちゃんと生えてきてくれますよ。

宿根草花壇の特徴として、次のようなことが挙げられます。

・宿根草、球根類を主体としてつくる
・毎年は植え替えず、数年間は放植する
・多種類の草花を多量に用いることができる
・鑑賞期間は長いが、各植物は開花期間が短い

これらについて、わが家の花壇を例に詳しく見ていきましょう。

宿根草、球根類を主体としてつくる

宿根草花壇ですから、基本は宿根草をメインに植えるのですが、球根類を用いて作るメリットがあります。

たとえば私の住んでいる北海道では、初春はほとんど花が見られませんが、ムスカリやチューリップなどの早咲きする球根が、美しい花を咲かせてくれます。

春の花壇の宿根草は、緑がまだ少し見えるくらいですから、球根はこうした早春に花を楽しめるメリットがあるのです。

一年草を混ぜてはいけないルールはありませんが、今後の管理の仕方を考えると、どこに一年草を植えているのか、きちんと把握しておく必要があります。

先日玄関前にある、メイン花壇に植えた花。今シーズンの一年草は「オステオスペルマム」にしました。

我が家の花壇に、一年草を植える理由はただ一つ。

一年草は花期が長く、種類によっては春から秋まで1年を通して綺麗な花を咲かせてくれるからです。

毎年は植え替えず、数年間は放植する

ハルシオンの芽吹きの姿。まるでタケノコみたいでかわいいでしょ?

宿根草の花壇は毎年植え替えず、適度に場所を移し替える程度にとどめます。

宿根草は年を越すごとに、株が大きく育つ物がほとんどです。

株っていうのは根っこの部分を差します。

大きくなってくると花付きが悪くなったり、枯れる原因になるので、数年ごとに株分けして、更新しながら育てていきます。

頻繁に掘り起こすと株を痛めてしまう原因になるので、花壇を立ち上げる時に、ある程度大きく育った時のことを想定して植える必要があります。

観賞期間は長いが、各植物は開花期間が短い

春に芽を出してから、枯れるまで葉が青々としていて綺麗なのですが、花期が短いのが難点です。

ですから早春に花を咲かせる球根の力を借りたり、一年草を添えたりして庭にメリハリをつけると良いかもしれません。

黄色いのは花に見えますが、包なんです。

宿根草の中にも、葉の色が鮮やかな物もあるので、花の替わりにアクセントとして植えると、庭が華やかな印象になりますよ。

宿根草にもメリットとデメリットがありますが、これから花壇つくろうという方は、一年草より手間がかからない、宿根草(多年草)を植えてみてはいかがでしょうか?

私が10年間にわたって参考にしている、宿根草の本です。良くまとまっていて、「宿根草事典」のような使い方をしています。