家を建てる時、頭を悩ませるのが「コンセントの配置」。
コンセント位置の失敗って、住み始めるとだんだんわかってくるんです。
実際のところ「住んでみなきゃわからない」のが50%くらい?
でもあとの50%は、事前の情報収集で何とかできそうです。
この記事がその50%のうち、みなさんの1%のヒントになれたら私はうれしい!
というわけで、我が家の「コンセントの失敗」を垂れ流します。
この記事はこんな方におすすめです。
- これから家を建てるのでコンセントの位置を検討中
- コンセントの失敗例を知りたい
- あれば成功例も知りたい
わが家のように、入居後に延長コードを何本も買う羽目にならないよう、くれぐれもご注意下さいね(笑)
Contents
コンセントの配置はメーカー任せにせず自分達で考えよう!

10年前はハウスメーカー専属のインテリアコーディネーターさんがいて、コンセント位置についても、一緒に考えていただきました。
ですが・・・ちょっとここでいじけますよ、準備はいいですか?
どこのメーカーさんもそうかもしれませんが、一度契約を交わしてしまえば、その後の間取りなどの打ち合わせは「早く終わるに越したことはない」(メーカーさん側にしてみたら)わけで、コンセント一個一個じっくり一緒に考えてはくれません(普通)。
ささっと済ませようが、じっくり時間をかけようが、(メーカーさん的には)その後に大きな影響はないのです(むしろ早く済ませたいハズ)。
1つの案件(家)にじっくり丹念に時間をかけてたら、逆にその社員、上司に怒られちゃうんじゃないでしょうか?「もっと要領よくやれよっ!」って(笑)
ですがこちらはその家に住み続けるわけですから、ここはじっくり検討したいところ、いいえ、せねばならないのです。

何を言いたいかと言いますと、「すべてハウスメーカー任せにしてはいけない」ということ。
自分たちでフルに想像力を膨らませて、自分たちのライフスタイルに合わせるためには、前もってコンセントを使うイメージをしておくこと。
そしていろんな方の体験談やブログを読み漁って、失敗を少なくするよう準備を進めておくことを、強く強~くおすすめします。
ですが、プロの方がおすすめしてくれる内容は、なるべく取り入れるのをおすすめします。
さて、本記事では「コンセントの失敗点」第一弾としまして「リビング」のコンセントについてお話しします。
わが家のコンセント事情は、どんな「成功」と「後悔」があったのか・・・一緒にじっくり見てみましょうか。
リビングコンセントの失敗は一生涯付きまとう

我が家のリビングにあるコンセントは7つ。※クーラー用とか専用コンセントは除く
リビングは一番長く過ごす場所です。コンセントの位置次第で生活に不便を感じたり、配置に失敗すると見た目が悪くなったりします。
失敗してしまうと「長年にわたり気になり続ける」なんてことも。
家づくりする上で、リビングのコンセント配置は、特に気を付けて考えたい場所なのです。
コンセント①「見ないで!!隠しきれないテレビアンテナコード」

このコンセントについては「後悔」しかありません。
完全にテレビの配置を誤ってしまったからです(やっちまったなーbyクールポコ。)
詳しくはこちらで書いてます↓↓

テレビコンセントのミスは、一番やっちゃいけない配置ミスです。
テレビを南側に置くか、北側に置くか迷ったのですが、「北側」に決めてコンセントを配置しました。
暮らしていくなかで、我が家の場合テレビを「南側」にしたほうが、暮らしやすいことに気づきました。
テレビ用コンセントの場合、コンセントというよりもテレビアンテナの「あるなし」が問題です。
どこにしようか決められない場合は「とりあえず候補地に全てつける」を選択した方が保険になっていいかもしれません。
家が完成した後にテレビアンテナの位置を変えるのは容易なことではありません。
かなり大掛かりな工事が必要になってしまいますので・・・うちは絶対に無理。
コンセント②・③「恐怖!?ソファーにふさがれたコンセント」

延びているコードはテレビアンテナです。
その隣には普通のコンセントを設置。差込口が5つもあって、「なるべくタコ足回線にならないよにいっぱい付けとこう!」って思ってた名残が痛々しいです。
「なぜソファーでふさがれているの?」ですって?そんな野暮なことは聞くでない。
まったく使い物にならなくなってしまったコンセント。でもテレビアンテナのコードはここから引っ張らねばなりません。
部屋に沿ってぐるりとコードを這わして使っていますよ。
この失敗の落ち込みはかなりの大打撃!!落ち込みモードから回復するのに、軽く1年は要しましたとさ。
コンセント④「感謝!階段掃除に必須だったコンセント」

階段下に取り付けられたコンセント。
階段に掃除機をかける時に、ここへ掃除機のプラグを差し替えて使います。
うちにはマキタのコードレス掃除機があるので、こうした階段はコードレス掃除機を使えば良いのでしょうか?
ですが吸引力があるのはコード式。
リビングは「コード式」、階段は「コードレス式」というように、切り替える方が面倒だと感じてしまう私。
現在では、コード式ばかりを使ってしまいます。
階段に掃除機をかける時は、リビング掃除の延長で、そのまま階段を掃除できるほど、コードは長くありません。
これはインテリアコーディネーターさんのアドバイスにより、付けたコンセントです。
コンセント⑤「とりあえず!はあまり役に立たない」

なんとなく、部屋の中央だから配置しておこうか?と設置したコンセント。
ここの位置に家具を置くこともないので、失敗ではないけど、成功でもない。
別にあってもいいけど、無くてもいい。生活に支障をきたさない、忘れ去られたコンセントです。
あれば使うけど、無ければ使わない。
「しつこいなっ!!」(byコンセント)
使い道を考えずにつけられた、コンセントの今です。
コンセント⑥「微妙!怠慢が招いた使いにくさ」

固定電話を置くことを考えて、設けたモジュラージャック付きのコンセント。
役に立ってはいるけど、位置がとっても微妙・・・。

現在は上の方に無印のウォールシェルフを付けて使用していますが、図面を考える当時は、どうやって固定電話を置くか考えていませんでした。
「なんとなく電話はココ」。みたいな。
間取りを考える時からもっと具体的に考えていたら、絶対にこの位置ではなかったと思うし、もっと見えない場所にしたはずです。
コンセント⑦「歓喜!?使い続けて№1コンセント」

1階で一番使われているコンセントとはこちら。
ここはリビング・ダイニング・4畳部屋・玄関・トイレ・洗面所の導線をつなぐ、1階の中心の場所です。
何に使われているのか?それはほぼ掃除機です。
掃除機をかける時、コンセントの抜き差しをしながらの掃除機掛けは面倒です。
できれば一度に済ませたいですよね?
1階の中心にあるので、ここのコンセントを使うと、リビング・ダイニング・4畳部屋・玄関・トイレ・洗面所に至るまで、一気に全ての部屋の掃除機掛けができるのです。
「コードの抜き差し」だけで考えると、一番使われており、愛用しているコンセントです。
コンセント事情「リビング」まとめ
何かと後悔の多い「リビングのコンセント」ですが、実際住んでみなきゃで気づかないことばかり。
点数でいえば平均40点くらいの低評価
もう少し暮らすイメージを膨らませて「コンセント位置」を考えるべきだったと思っています。
みなさんは面倒腐らずに、1か所ずつ、なんの電気製品を使うコンセントか?をじっくり考えた方がいいですよ。
「高さや左右との距離感はこの位置で間違いないか」など、細かく1つずつ検討して進めると後悔が少なくなります。
引き続き「ダイニングのコンセント」についてはこちらをご覧ください

ブログ村ランキングに参加しています。

ボタンをクリックすると、一条工務店ランキングにジャンプします。