一条工務店

民地石は必要?正しい敷き方はあるの?の実際のところ

やっとこ家が完成したら、次はエクステリア(外構工事)に取り掛かるお宅も多いと思います。

外構工事のひとつに、お隣との境界を仕切るフェンスや民地石の設置作業がありますよね。

「あれって境界石のどこを基準にするの?」「ギリギリに、フェンスや民地石を設置して大丈夫なの?」という疑問に、実際に民地石を設置して10年経った今、実際のところどうなのか?についてお答えしたいと思います。

困った!民地石やフェンスの設置場所

フェンスはわかるけど、民地石って何?って方へ。

民地石とは、お隣の敷地の境界として、区画や境界に敷設されたり、敷地内で舗装と舗装の境界に敷設する、細い棒状のコンクリート製品のことです。

わが家は新興住宅街に家をたてたこともあり、引っ越してきた当初は、まるで「ポツンと一軒家」状態でした。

境界標(境界ポイント)を基準として、民地石はどこに設置するのが一般的なのか。

勝手に人様の敷地に設置してはいけないのは当然の事ですが、「境界ギリギリに設置して大丈夫なの?」という疑問が沸き起こりました。

民地石は境界ラインのどこに敷く?

ハウスメーカーの営業さんに聞いてみたところ「お隣と相談して、境界線上に設置するのが一番いいのでは?お互いに土地を有効に使えるから。」という回答でした。

境界石にある矢印のちょうど真ん中のラインに敷くパターンです。

とはいえ、わが家は4軒の敷地に囲まれており、いつ越されてくるかわからないご近所さんと、そのたびに一軒ずつ交渉して、1辺ずつ民地石を敷いていくのはちょっと現実的じゃないと考えました。

独断で、境界線上に民地石を敷いておくという方法もあったかもしれませんが、共有したくない方もいるかもしれませんよね。

さらに、この民地石を修繕するとき、つど相談を持ち掛けなければならないなど、なにかと考えなくてはならない問題がでてきそうです。

設置を見送り「そのまま放置」という選択肢もあったのですが、土をむき出しにしておくと歩道や道路が泥だらけになるので、早くカーポートを設置したかったわが家。

よく考えた結果

境界標の内側へ民地石を敷くことにしました。

お隣さんが外構工事をするときは、うちの民地石に平行して設置してもらっても良いですし、わが家の民地石をそのまま活用してもらっても構わないという決断です。

「マイ民地石」と「共有民地石」どっちがいい?

時が経ち、周囲の敷地には新しいご家族が引っ越してこられ、同時に外溝の工事も行われました。

結果、並行してうちと同じように自分の敷地の中へ民地石を設置されたお宅もありますし、わが家の民地石を境界として工事を進められたお宅もあります。

実際に長年住んでみて、設置した民地石がどんな影響を及ぼしたのか?

お互いに並行して2列で設置された民地石においては、一つの問題を抱えました。

民地石の間に雑草が生えやすいということです。

通常、民地石付近に砂利などを敷く場合、防草シートを張るのが一般的なのですが、境界に数センチの隙間ができてしまうので、防草処置が行われていない箇所が生まれるのです。

しかしメリットとしては、お互いに民地石を敷いておくことで、今後に修繕の必要が出た場合、どうすればよいかの判断が付きやすくなります。

さらに「うちの敷地にはいりこんでるんですけど・・・」なんていう不信感を持たずに過ごせます。

ほかに、お互いの合意のもと、共同で境界に民地石を設置されたケースの場合は、修繕する時に話し合い、2棟で修繕費用を折半をするのかもしれませんね。

引越のタイミングなどで、民地石の敷き方にも様々な選択肢が出て来ると思います。

どのような選択をしても重要なのは、なにか問題が起こった時に気軽に相談できる「円満なご近所づきあい」が一番であるのは言うまでもありません。

この考え方は、フェンス設置時にも共通するのではないでしょうか?

民地石は実際のところ必要だった?

結論から申し上げますと、わが家の場合は「絶対必要」です。

新築されたお宅1軒1軒全てを見て回ったわけではありませんが、9割以上の方は民地石を敷いていると思います。

それが共有のものなのか、個人で敷いた物なのかは、個々にいろいろなパターンが混在しています。

民地石が無ければどうなるか。

お互いの境界があいまいになってしまうのは言うまでまでもありません。

カーポートなどを設置する時は、民地石をそのままコンクリート止めとして使う場合もあります。

境界がはっきりすることで、草むしりの必要範囲がはっきりと分かります。

近年では車を移動させるときに知らずのうちに「お隣の敷地をまたいでしまう」ことによるいざこざも起こっているようですし。

民地石で仕切っているおかげで、そのような誤解も生まれにくくなりますよ。

せっかく新しく始まった新生活。

敷地を分けるにあたって、たった1㎝の差で、もめてしまうことは避けたいですよね?

最初の段階でキッチリと敷地を分けておくことで、その後は気持ちの良い生活を送ることが出来ますよ。

「外構のときの民地石は、どうするのが一番良いの?」と思った時に、少しでもお役立ていただければと思います ^^

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