もしかして、まだ箸立てを使っていますか?
もしかして、その箸立てをご飯のたびに食器棚から取り出しているのですか?
「ドキッ」としたそこのあなた、もうそんな苦労は必要なくなります。
「ホコリの心配不要」で「片付けがラク」、「取り出しもラク」になって「おしゃれなインテリアにもなる」そんなラクとおしゃれが詰まった、ダイニングテーブルの上に設置する、カトラリーケース収納棚の作り方です。
箸立てよさらば!おしゃれ収納で使い勝手良し!

今はまだ箸立てを使っている、カトラリーケースをキッチンの引き出しに入れているというかた。
ご飯のたびに取り出すの、正直言って大変ではありませんか?
とはいっても食卓テーブルの上に出しっぱなしにするわけにもいかず、ホコリだって気になりますよね。
となれば食卓テーブルに引き出しがついていたりして、カトラリーがすぐに取り出せるテーブルがあればいいのですが、箸のために食卓テーブルを買い替えるなんてちょっと現実的じゃない。
・どうにかして箸やスプーンを取り出しやすい場所に置きたい!
・ホコリの心配をせずに、おしゃれに見せながら収納したい!
そんな贅沢な思いを解決してくれたのが「カトラリーケースの収納棚」です。
DIYですから、大きさはオリジナルで調整可能。
うちではウエットティッシュとか、BOXティッシュなど、ダイニングテーブル周りで必要になるものをいろいろ詰め込んでますよ。
ボンド接着でDIY「カトラリーケース収納棚」の作り方

材料は「木材」と「ボンド」だけ。
あとはヤスリがあれば、なお「良し」です。

今回使用した木材は「マボガニー材」という木材です。近所の大型ホームセンターでも簡単に手に入りますし、無料カットしてくれるネットショップを利用するのも便利ですね。
販売されている規格材を、お店で希望サイズにカットしてもらえば、後はボンドで組み立てるだけ。
カットはネットショップでは無料のところも多く、ホームセンターの場合は50円くらいからやってくれるので、自分でやるよりも正確だし、手間がかからないのでおすすめです。
今回は長さ1820㎜で販売されている木材をカットしてもらいました。

まずは完成イメージをご覧ください。
カトラリーケースをダイニングテーブルの上に置くことが目的でしたが、結果的に「ウエットティッシュケース」と「ティッシュケース」を置くことに成功。
これがすんごい使いやすい!
幅は、オープンキッチンの横幅に合わせて作りました。
キッチンとT字でダイニングテーブルを設置しているお宅では、ダイニングテーブルの幅に合わせると綺麗に収まります。

これが何も置いていないときの状態。
我が家ではキッチン続きにダイニングテーブルを設置しているのですが、今回はこの段差の高さに合わせた「カトラリーケース収納棚」を設置します。
まずは【高さ】と【幅】を計測
【奥行】は木材そのままの幅になるので、使うカトラリ―ケースや、収納したい物に合わせたサイズの木材を事前に購入しましょう。

それではパーツごとに詳しく見ていきます。
【A】の木材は横長に置くパーツ。
【B】は中の仕切り2枚。
【C】はカトラリーケースを2段の棚にする、間に挟まれる部分。
【D】は【C】を上下で挟み込む4枚。
これはあくまでも我が家の使い勝手に合わせたものなので、参考までにご覧ください。
ボンドで組み立て簡単10分で完成

【A】の上に、左から順に【D】・【D】・【B】を木工ボンドで接着します。
この時の【D】は、上に乗せる【C】のパーツ幅に合わせて取り付けましょう。
ここがカトラリーケースを2段に設置する場所です。
【B】は【A】の端に合わせます。

2つのカトラリーケースに挟まれるパーツ【C】を【D】の上に接着し、残りの【D】2つをさらに上にのせて、ボンドで付けます。

当初、予定になかった、ティッシュケースと、ウェットティッシュケース置き場。この2つの間に【B】をセット。
現物を置きながら位置を決めるのが、実は一番簡単でやりやすかったです。

最後はフタをするように、【A】を乗せて完成です。
木材には、たっぷり目のボンドを付けながら、組み上げてください。
はみ出したボンドは、濡れた布でふき取れます。失敗を恐れなくても大丈夫!
ホコリを防いで取り出しやすい「カトラリーケース置き場」

組み立ては簡単10分です。
設置予定場所で組み上げれば、そのままボンドが乾くまで置いて完成を待てますね。
上に何か重しになるものを置いてみるのも良いですよ。

ホコリを防ぐため、カトラリーケースの上部には、2㎜くらいしか隙間を開けませんでした。
さらに取り出しがしやすいよう、ケースのサイドには指が入るくらいの2㎝ほどの隙間を設けました。

このように指を差しこめば、簡単にケースを出し入れできます。

結果的に「ウェットティッシュケース」と「ティッシュケース置き場」も確保できて大満足。
ダイニングテーブルの上がスッキリと片付いて、使い勝手が良くてお気に入りです。
見せる収納にしておくことで、ダイニングテーブルの上が、雑多に見えません。
ティッシュケースは予備まで入れることができましたよ。

計測時の一番間違いやすいポイント
このDIYは組み立ては簡単すぎる分、計測を入念に行わなければなりません。
そこで間違えやすい計測ポイントをご紹介。
必要な高さ÷2で、【D】の板の長さを計算してしまいがちですが、
この「カトラリー棚」は、木材を積み木のように積んだで高さが決まります。
下から【下の横板の厚み】+【縦板(D)の長さ】+【中の横板の厚み】+【縦板(D)の長さ】+【上の横板の厚み】
の合計が【必要な高さ】になります。
しっかりと計測してカットすれば、このDIYの8割が完成したも同然!
「カトラリーケース収納棚」が気になる方は、ぜひお試しください!