どうもこんにちは、キタノです。
正月のあいだ、実家に4日間潜伏しておりました。
実家から家に帰り、「やっぱり自分ちが一番だねー」と言いながら玄関のドアを開けるのですが、この瞬間に、普段はぜったいに感じることの無いような「ある感覚」に気づくのです。
それは
「あっ、自分の家の匂いがわかる・・・」
という瞬間です。
「家の匂い」ってありますよね。
この正月帰っていた実家にも「家の匂い」がありました。
自分が小さい頃に住んでた時には、わからなかったような「実家のにおい」。
家を離れて始めてわかるようになりました。
実家の匂い(通称、じいちゃん家の匂い)は正直言って、いい香りとは言えません(笑)
その匂いの原因は、おそらくタバコ。
長年にわたり、両親とも室内でタバコをふかしていました。
現在は高齢になり、2人ともタバコを止めたのですが、これまで数十年間にわたって吸い続けてきたタバコの匂は、やめたからといって、すぐに消えるものではありません。
実家ではカーテンやじゅうたんなど、あらゆる場所に「ファブリック用品」を使用していることもあり、匂いの吸着率が高いことも原因だと思います。
匂いは髪や衣服にも浸透しますから、実家から自宅に帰宅すると、すぐにみんなシャワーを浴びて、衣服を洗濯するという、失礼極まりない行動に出てしまいます・・・じいちゃんごめんねー(*’ω’*)。
さて、本題に戻します。
わが家の匂いは一体どんな匂いだったのか。
みなさんも自分の家、どんな匂いか気づいていますか?
他人に聞いてみるのが一番ですが、聞いたところで気を使われて、「キタノさんちは、良い匂いよー」と言ってくれるに決まってますから、これは聞くだけ無駄なのです(笑)
しかし4日間にわたって、ほかの家で呼吸をしたのちに、自宅に帰るとわかるんですよ、自分の家の匂いが・・・。
自分の家の匂いはどんなだったのか・・・・
それは・・・
「木の香り」でした。
嘘つけ―!と思うでしょうが、これ本当なんです。
10年経った今でも「木の匂いがする」ことに、私が一番驚いています。
我が家では、芳香剤やアロマ系を一切使っておりません。
タバコも吸いませんので、家の匂いを作り出す原因と言えば、「生活臭」しかないでしょう。
体から分泌されるものや、料理時の油汚れの匂いとか。
あと匂いを作り出すものと言えば、柔軟剤とシャンプーの香りくらいでしょうか。
しかしこれらは「個人」の匂いに近いものが多く、家全体の匂いを作り出すには、とても微力な匂いだと思うのです。
「木の香り」が我が家の匂い。毎年ちょっと安心しちゃいます。
この日も玄関を開けた瞬間に、子供が「あっ!匂いがするー」って言ったんです。
わたし、ドキッとしましたよね。
わたしが恐る恐る「どんな匂い?」って聞いたら
「木の匂いー」って。
ほんと心底安心しましたε-(´∀`*)ホッ
「木の匂い」がする理由とは?
その原因はすでに分かっています。
それは我が家の「24時間換気システム」のおかげです。

シックハウス症候群など、予防のために設置されている24時間換気システム。
10年間運転しっぱなしですが、これまで特別な効果を実感することなく長年を過ごしてまいりました。
最初の頃は、電気代もかかるし場所も取るこの「24時間換気システム」のありがたみが、イマイチ理解できませんでした。
もしかすると知らないうちに効果を発揮してくれて、わたしたちが平和に暮らせているのは「24時間換気システム」のおかげだったりする可能性もありますよね。
そんな中、唯一実感できたのが「24時間換気システム効果」がもたらしてくれる「木の香り」。
「うんうん。毎日ちゃんと家の空気を循環させてくれているんだな」って嬉しくなっちゃう瞬間なのです。
みなさんも長期間、家を空けることがあったなら、玄関のドアを開ける瞬間の「一呼吸」をじっくりと嗅いでみてください。
きっとそれがあなたの「家の匂い」だと思いますよ(笑)