南側の隣家との距離が2m/3m/4m/5m/6メートルごとの日当たりシミュレーションを実施しました。
新築戸建てを建てるときや、建売住宅の購入を考えるときはやっぱり日当たりが気になりますよね。
今回は既存宅であるわが家でココナラの日当たりシミュレーションを行いました。
すでに答えが出ている状態なので、答え合わせにもなって面白い!
視覚的に確認できるよう動画を作成してもらいましたのでご覧ください。
日当たりが悪すぎて新築ブルーになる前に、ぜひ参考にしてくださいね。
今回の比較条件と見どころポイント!
- 南側の建物から近い洋室の日当たりに注目
- 季節ごとに日の入り方が異なる
- 外観と内観の両方の日当たりをチェック!
- 気になる1階の日当たりを調査
ココナラで日当たりシミュレーションを依頼
既存宅の我が家で、日当たりシミュレーションを実施しました。
今回シミュレーションをお願いしたのは、ココナラでスキル出品されている建築士、日当たり診断士さんです。
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ココナラってなに?って方は、こちらで詳しく書いてますのでご覧ください。
「夏至」の頃は太陽が高い位置にあるため、隣家の影の影響が最小限で済む時期でもあります。
いっぽう冬至は日の入りも早く、1日のうちの日の当たる時間が短くなりますよね。
一番南側に(下側)出っ張っている洋室の日の入り方を基準に調査を進めていきます。
わが家の1階のこの赤丸で囲った部分の日の入り方にご注目ください。
南側の隣家との距離「2m」と「6m」を比較
まずは隣家との距離が「2m」と「6m」だった場合を、それぞれ「夏至」と「冬至」に分けて比べてみます。
【夏至を比較】南側の隣家の距離「2m」と「6m」
まずは外観から確認できる「南側2m」と「南側6m」の日の当たり方を見てみましょう。
わが家の出っ張った洋室に重なる隣家の陰にご注目ください。
2mの場合は午前中はほぼ隣家の陰になっていますが、6mの距離が開いた場合は隣家の影の影響を受ていません。
次は内観で見た時の日当たりの違いを比べて見てみましょう。
隣家との距離が「2m」の場合と「6m」の場合の内観。
「6m」距離がある場合は8時~13時まで直接太陽光が入り込みますが、「2m」の場合は8時~9時の間は日が入るものの、9時~11時までの2時間隣家の影になってしまう事がわかりました。
隣家から2m | 隣家から6m |
---|---|
8時~9時/11時~13時【全3時間】 | 8時~13時【全5時間】 |
このシミュレーションは、標準的な2階建てが南を向いて建っていて、南側に隣家があることを想定しています。
そうした場合、たとえ日が高い位置にある夏至であっても、隣家との距離が2mほどでは、1階の部屋に差し込む太陽光が遮られてしまう時間帯があるということが分かりました。
とはいえ夏場は太陽が高い位置にあるため、日当たりの悪さがそこまで気になりませんが、問題は太陽が低くなる冬至です。
【冬至を比較】南側の隣家の距離「2m」と「6m」
動画からもわかるように、冬になると日の入りも早いため、2m幅の洋室の窓には全く太陽光が当たりませんでした。
6m幅の場合は14時~日が落ちる16時ぐらいの間に、少しだけ太陽光が窓に当たる様子が分かります。
その様子を内観の動画でご覧ください。
隣家から2m | 隣家から6m |
---|---|
太陽光入らず | 14時30分~16時【全1時間30分】 |
一方隣家との距離を6m保った場合14時から少しの間だけ太陽光が入る様子が分かります。
冬場は太陽が低い位置にあるため、隣家がある場合は相当な距離を離さないと直接の日当たりを期待するのは難しそうです。
実際にシミュレーションしてみなければわからない事が多すぎました。
今回はココナラでスキル出品されている建築士の日当たり診断士さんにシミュレーションをしていただきました。
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南側の隣家との距離「3m」の場合
3カ月間診断し放題の特権を活用させていただくべく、3m~5mの診断もしていただきました。
我が家の場合、隣家から何メートル離すのが正解だったのでしょうか?
【夏至と冬至を比較】南側の隣家の距離「3m」
ここからは直接「夏至」と「冬至」を見比べていきます。
まずは燐家から3m距離を離した場合です。
3m夏至 | 3m冬至 |
---|---|
8時~13時 | 太陽光入らず |
隣家との距離3m【夏至】の場合ですが、距離6mの検証時と同様「8時~13時」の間じゅう、太陽光が入ることがこの検証でわかりました。
ということは夏至頃の期間であれば、3m以上隣家と離れていれば太陽光が確保できることが分かります。(地域や燐家の建物の高さによるので要注意)
一方、冬至の診断では、1日中太陽光が入りませんでした。
【夏至と冬至を比較】南側の隣家との距離「4m」
4mの診断もいただきましたので公開させていただきます。
南側の隣家の距離「4m」夏至と冬至を比較
4m夏至 | 4m冬至 |
---|---|
8時~13時 | 太陽光入らず |
4mで行った検証も、隣家との距離3mの時と同じ結果となりました。
南側に建つ建物の高さによるとは思いますが、わが家の場合の診断は、夏場は3m距離が離れていれば太陽光が入るチャンスがあるということが分かります。
【夏至と冬至を比較】南側の隣家との距離「5m」
南側の隣家の距離「5m」夏至と冬至を比較
5m夏至 | 5m冬至 |
---|---|
8時~13時 | 太陽光入らず |
当然のごとく、3mと4mの時の検証とほぼ同じ結果となりました。
今回の結果を経て、「じゃあ3mあればOKなのね!」ということになりますが、今回の結果はあくまでもわが家の結果です。
隣家の高さも違えば幅も違う。
隣家との間に花壇を設置する場合もあるでしょうし、庭に日を当ててジメジメを解消したいなどの理由もあるでしょう。
そうした場合は燐家との距離をとって、太陽光が当たるようにしたほうがいいでしょうし、逆に暑さが気になる方は太陽光を避けて日が当たらないよう計画したほうがいいかもしれません。
今回の結果からも、家を買うならば事前に日当たり診断はしておくべきだと考えます。
南側の隣家の距離と日当たりまとめ
隣家との距離 | 夏至 | 冬至 |
---|---|---|
2m | 8時~9時/11時~13時 | 太陽光入らず |
3m/4m | 8時~13時 | ほぼ入らず |
5m/6m | 8時~13時 | 14時30分~15時30分 |
隣家との距離によって、どれだけ日当たりに差が出てくるのかを検証しました。
2mでは夏場は隣家の影と重なってしまい、一定時間太陽光が遮られてしまう時間が発生することが分かりました。
冬場は5mほど距離をとって、ようやく日没近くに1時間ほど日が入ることが分かりました。
欲を言えばどこまでも隣家との距離を離して日当たりを確保したいものですが、現実問題そうはいきませんよね?
こうしたシミレーションを行うことで、ちょうど良い折り合いを付ける目安にする事ができそうです。
今回の診断をいただいた建築士「日当たり診断士」さんは、間取りが決まるまでの3カ月間、日当たり検証し放題で15,000円と破格でした。
これはあくまでも2022年2月現在での価格ですので、今後依頼が殺到すると値上げを検討されることでしょう。
個人的にはかなりおすすめの出品者でありサービス内容です。
後悔しない家づくりを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
今回はスキルマーケット「ココナラ」で建築士の資格をお持ちの「間取り診断士さん」に依頼直接依頼。
照度計算も込みの価格でスキル出品中。
破格すぎるので、今後値上げが予想されます!お早めに!
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