建具を白で統一して明るくスッキリとした室内にしたいけど、後悔したって声も良く聞くよね。
建具を白にしたときのメリットとデメリットが知りたい。
室内の印象を大きく変える建具の色。
「床の色」や「壁の色」に色味や濃さを合わせると失敗が少ないといわれていますが、白の建具を選ぶときには気を付けておきたいポイントがいくつかあるようです。
このページでは、建具を白にしたときのメリットとデメリットをまとめています。
- 明るい雰囲気になる
- 室内が広く見える
- 家具やインテリアに合わせやすい
- こまめに掃除するようになる
- 安っぽく見える
- 汚れが目立ちやすい
- 存在感がない
- 傷が目立ちやすい
建具を白にすると後悔する?よくあるデメリット4つ
安っぽく見える
建具の色を白にすると、安っぽく見えることがあります。
ダークブラウンなど濃い色の建具には重厚感がありますが、白い建具ではナチュラルで素朴な印象になってしまいがち。
好みや主観が入りやすいところではありますが、高そうには見えないという意見もあるようです。
白色の中でも、特に蛍光色のような真っ白は高級感に欠けてしまうので、部屋のイメージやインテリアとの相性を考えて選ぶ必要がありそうですね。
汚れが目立ちやすい
建具の色を白にすると、汚れが目立ちやすくなります。
白は一番汚れが目立つ色なので、ホコリや鉛筆汚れなどが気になるかもしれません。こまめに掃除をする必要があるので、ちょっとした手間と時間がかかります。
小さいお子さんがいる家では、汚れた手で白い建具を触るたびにハラハラしてしまいそうですね。
存在感がない
建具の色を白にすると、存在感がないことに不満を感じるかもしれません。
壁紙も同じように白を選んだ場合、白い建具が壁紙に同化してしまうことがあります。これでは建具もぼやけた印象になり、部屋のメリハリも感じにくいでしょう。
壁紙も建具も同じ白色を選んでしまうと、どこが部屋の入口かパッと見ただけでは分からなくなってしまいそうです。
傷が目立ちやすい
建具の色を白にすると、傷が目立ちやすくなります。
ドアは日常生活で最も傷がつきやすい建具。掃除機があたる、乱暴に閉めるなど、毎日使ううちに知らず傷やささくれができてしまいます。
ドアに傷がついていると、出入りするたびに気になってしまいそうです。
建具を白にすると後悔する?よくあるメリット4つ
明るい雰囲気になる
建具の色を白にすると、明るい雰囲気になります。
白は光を反射するので、曇りや雨の日など部屋の中が暗くなりがちな日でも、他の色に比べると明るさが感じられます。
部屋が明るい雰囲気だと、家族みんなが心地よくで過ごせそうですね。
室内が広く見える
建具の色を白にすると、室内が広く見える効果があります。
白は膨張色で実際よりも大きく見えるので、他の色に比べて視覚的にゆったりとした印象になるためです。
圧迫感を感じさせない白い建具は、クローゼットやトイレといった狭い空間にもピッタリですね。
家具やインテリアに合わせやすい
建具の色を白にすると、家具やインテリアに合わせやすいと言えます。
白は主張しない色なので、よほどの色でない限り家具やインテリアに溶け込みやすくなります。
バランスが取れやすいので、家を建ててからでも好みの家具を選べるのは嬉しいですよね。
こまめに掃除するようになる
建具の色を白にすると、汚れが目立ちやすいのでこまめに掃除をするようになります。
白いところが汚れていると気になってしまい、掃除をしようという気持ちにさせてくれるのです。
家を綺麗に保つために、あえて建具を汚れが目立つ白に統一するのも一つの手かもしれませんね。
建具が白でも後悔しない!メリット・デメリットを再確認
- 明るい雰囲気になる
- 室内が広く見える
- 家具やインテリアに合わせやすい
- こまめに掃除するようになる
- 安っぽく見える
- 汚れが目立ちやすい
- 存在感がない
- 傷が目立ちやすい
建具の色を白色にする最大のメリットは「室内が広く見える」ことです。
「白は汚れやすいから」と避ける方も多いのですが、建具を白にすることで圧迫感を減らし部屋をゆったりと見せることもできます。
白の持つ効果をよく確認して、家族が気持ちよく過ごすためには?を考えると良いかもしれませんね。
それぞれのメリットとデメリットを比べた上で、その家にあった建具の色を取り入れたいですね。