フローリングの向きで後悔なんて!短手?長手?貼る方向で変わる奥行きと広がり

リビングやダイニングにフローリングを貼るとき、板の向きって縦が良い?横が良い?視覚的に広く見せる効果があるって聞いたけど本当なのかな?自分の家はどっち向きか正解なのか知りたいゾ!

初めて家づくりをする場合、フローリングの板目を縦に貼るべきか、横に貼るべきか迷ってしまいますよね。

そもそも「そんなこと考えもしなかった!」という方も多いことでしょう。

長手方向(奥行きがある方向)に貼るのが一般的なようですが、筆者はその逆に貼りました。

ですがね、短手方向に貼ることで、それはそれでメリットがあったんです。

業者が勝手にフローリングの向きを決めてしまう前に、施主自らどちらの方向がメリットを感じるか、考えておく必要がありそうです。

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フローリングを貼る向きで後悔しない「空間の広がり・奥行き感」が変わる

家を建てるとなると、次から次へと考えなければならない事が山積みです。

そんな忙しい中で、ちょっと気にしておきたいのが「フローリングを貼る向き」

フローリングを貼る向きを変えることによって、今後わたしたちの生活にどのような影響があるのでしょうか?

部屋の長手方向に対してフローリングを平行に貼ることで、部屋に奥行きが感じられるんです。

リビングを広く見せたい!

これは多くの人が望む事ではないでしょうか?

狭さが気になるリビングであっても、壁紙やフローリングの色合い、選ぶインテリアによっては、空間がぐんと広く感じられます。

その手法のひとつが、フローリングを貼る向きなんです。

出典:toolbox

こちらの図はとても分かりやすいですね。

これは目の錯覚を用いた手法ですが、できることなら上手に取り入れたい手法です。

「わかった!リビングを広く見せるために、長手方向に張ればいいのね!」

となりますが、わが家ではこのルールに反して「短手方向」に貼りました。

その理由は3つ。

  • リビング入り口からの奥行きを出したかった
  • ウッドデッキへのラインをつなげたかった
  • 狭い4畳部屋を少しでも広く見せたかった

1つずつ見ていきましょう。

玄関からリビングへの通り道に奥行きを出したかった

玄関を開けたフロアから見た時、奥行きを出したかったんです。

こうすることで玄関フロアからリビングを見た時に、フローリングの貼る向きのおかげで少しだけ奥行きを感じられるようになりました。

ちょっと写真を加工してみた(笑)

もし長手方向に貼ってたら、ここの廊下部分は【左の図】のようになります。

廊下はやっぱり【右の図】の方が廊下の広さや奥行を感じますし、こっちの方が好みかな。

というわけで我が家の場合、結果的に短手方向にフローリングを貼ったのは正解でした。

ウッドデッキへのラインをつなげたかった

家を建てたあと、ウッドデッキを作りました。

なぜなら掃き出し窓から自由に外へ出られるようにしたかったし、さらにリビングを広く見せる効果があると思ったからです。

…すみません、ちょっと雪で埋まってますが、フローリングと同じ向きに板張りされているのを確認いただけるでしょうか?

ウッドデッキをあえてフローリングと同じ方向にすることで、リビングスペースがそのまま外まで延長されるイメージです。

こうすることで、視覚的に少しでもリビングを広く見せる効果が得られました。

狭い4畳部屋を少しでも広く見せたかった

わが家にはダイニング横に、4畳の個室を設けました。

欲を言えば6畳が欲しかったのですが、予算の都合で願いがかなわず4畳に…。

4畳ではちょっと狭く感じてしまうので、このスペースの短辺に沿ったラインでフローリングを貼る結果に。

こうすることで入り口から見た時に、4畳スペースに奥行きを持たせることができたんです。

まとめ:奥行きを感じたい方向にフローリングを貼ると良い

フローリングは一般的に長手方向に貼るのが一般的なようですが、奥行きや広がりを出したい方に向けて貼ると効果的です。

来客時にまず目に飛び込んでくるフロアや、家の中で腰かけて長く過ごす位置から見たときを想定していたの向きを考えておくと、心地よい空間を作れそうです。

フローリングはの板の貼り方や色などは、シミュレーションすることが可能です。無料のアプリやソフトで手軽にシミュレーションすることができますが、私のおすすめは安く正確にプロにシミュレーションしてもらえるココナラですね。

再生できます

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