引き戸を自動化したいという方。
後付けできる引き戸クローザーを使えば簡単に引き戸を自動化できます。
このクローザーの力を借りれば、開けっ放し解消はもちろんのこと、小さな子供がいるお家では手指の挟み防止にも役立ちます。
これから新生活を始める!って方にもおすすめの、わが家でも使っているお役立ちアイテム「引き戸クローザー」をご紹介します。
引き戸クローザー取り付けで暮らしのストレス解消!
引き戸のクローザーを取り付けることで、暮らしのちょっとしたストレスが解消されます。
特に小さなお子さんがいるお家では「大活躍」ですよ。
引き戸の開けっ放しゼロ!
引き戸クローザーを取り付けると、扉が自動的にスルスルと動き出して、ぴたっと戸を閉めてくれます。
「ちょっと」だけ開けたドアも、「ガラッ」と開けたドアも、同じスピードでコロコロとドアが自動で動きます。
うちはトイレにこのクローザーを付けているのですが、取り付けてからはドアの開けっ放しがなくなりました。
「バタン!」という嫌な音が無くなる
ソフトクロージングできるので、勢いよく閉めて「バタン!」という音もなくなりますし、その勢いで、跳ね返ってまた開く…みたいな現象も無くなります。
子供のドアの開け閉めにハラハラしなくて済む
子供が小さいうちって、ドアで遊んだりしますよね…。
家の中で追いかけっこしたりして、ドアに手を挟めないかハラハラした経験はありませんか?
うちの子はもう中学生なんで、さすがにハラハラしませんが、小さかった頃は「監視の目」をギラつかせていましたよ。
このドアクローザーをつければ「ゆっく~り」戸が閉まるので、万が一挟まったとしても戸にほとんど力が加わらないので安心です。
ダイケン引き戸クローザー取り付け手順7ステップ
クローザーって家を建てる時や、ドア交換時じゃないと付けられないのでは?とお考えの方。
そんなことはありません。
このドアクローザーは、ドライバーが一本あれば自分で簡単に後付けできます。
引き戸が自動で閉まる仕組みは簡単。
強力なワイヤーが伸び縮みすることで、扉を勝手に開閉してくれるんです。
手順は次の通り。
- 「ネジ打ち位置」の印をつける
- ワイヤーを固定するネジを、鴨居(扉の枠)に取り付ける
- クローザー本体を扉にネジ止めする
- 鴨居(扉の枠)のネジにワイヤーをかける
- マイナスドライバーで速度調整する
- ワイヤー固定ネジにキャップを装着
- 本体カバーを装着、ネジで固定
1.「ネジ打ち位置」の印をつける
引き戸の扉に、クローザー本体を取り付ける位置を決める。
位置決めできる用紙が、一緒に同梱(取り扱い説明書)
※「右引き用扉」か「左引き用扉」かを、しっかり確認してから作業を始めましょう。
キリなどを使い、紙の上から押しつけて扉に小さな穴を空けて印をつける。
2.ワイヤーを固定するネジを鴨居(扉の枠)に取り付ける
ワイヤー固定ネジの位置は、クローザー本体のだいたい中央にあたる位置につける。(戸尻端部から10cmくらい)
スペーサーと呼ばれる、筒状の輪になった部品があるので、輪にネジ先を通して鴨居(扉の枠)に取り付ける。
3.クローザー本体を扉にネジ止めする
「右下」と「左上」の2か所をネジ止めして、クローザー本体を扉に固定。
このとき、クローザー本体が、開け閉めの際に鴨居(扉の枠)に付けたネジに引っ掛からないようスペースを取ることが重要。
※鴨居(扉の枠)とクローザー本体は17㎜くらい離して固定しますが、位置決めのときに充分に確認してから作業を進めましょう(ちゃんと位置決めの用紙を活用しましょう)。
4.鴨居(扉の枠)のネジにワイヤーをかける
ワイヤーの先に輪があるので、扉の枠(鴨居)に取り付けたネジ頭に引っかける。
5.マイナスドライバーで速度調整する
クローザー本体にある、「速度調整」で、マイナスドライバーを差しこみ閉扉速度を調整。
何度か扉を開け閉めして、ちょうど良い速度に調整します。
・右回し→速くなる
・左回し→遅くなる
※回し過ぎると故障の原因になります!!初期は一番強い(速い)状態です。
6.ワイヤー固定ネジにキャップを装着
ワイヤー固定ネジの頭を、付属のキャップでふさぐ。
7.本体カバーを装着、ネジで固定
閉扉速度を調整後、樹脂カバーをはめて、ネジで止める。
※現在発売されているものは、戸当たりゴムが2個付いているので、扉が閉まるときの音が気になる方は、戸先側に「戸当たりゴム」を貼り付ける(小さな透明のクッションゴム)。
以上で完成です。
引き戸クローザーの魅力まとめ
作業時間はスムーズに行けば10分ほど。
あっという間にお家の引き戸が、自動ドアに変身します。
扉の木材が硬くてネジ止めが大変!という時は、ドリルで下穴を空けるとスムーズに作業が進みますよ。
インパクトドライバーがあれば楽ちんですね。
今回ご紹介したダイケンさんの「引き戸クローザー」の取り付け方法は、公式動画で詳しい取り付け説明が見れます。
小さなお子さんの安全対策として、開けっ放しのストレス解消にも役立つ「引き戸クローザー」。
これまで5年以上、いやたぶんもっと長く使っていますが、一度も壊れることなく我が家のトイレのドアを自動化してくれています。