
ベランダにタイルを敷いておしゃれな雰囲気にしたいな。
でも一度敷いてしまうと取り替えも面倒そうだし、使いにくくなるのはイヤだな。
ベランダにタイルを敷くメリットとデメリットが知りたいゾ。
注文住宅を建てるとき、ベランダの床は標準仕様だと味気ない雰囲気のものが多いでしょう。
ベランダにタイルを敷くだけでグッと見た目がよくなり、セカンドリビングとしても使いやすくなりますよ。
ここではベランダにタイルを敷く場合のメリットとデメリットをまとめています。
- おしゃれな空間になる
- 床面が傷みにくい
- ケガをしにくい
- 暑さ対策になる
- 水はけがよくなる
- 掃除がしやすい
- 掃除が面倒
- コストがかかる
- カビが生えやすい
- 耐用年数が限られる
- 滑りやすい
ベランダにタイルを敷くデメリット5つ


掃除が面倒


ベランダにタイルを敷くと、掃除が面倒に感じることがあります。
タイルとタイルの隙間は、土やほこり、髪の毛などのゴミが入り込んでしまいがち。
水を流すだけでは汚れが落ちないことも多いようで、ブラシを使ってゴシゴシと磨く必要があるようです。
先輩たちの口コミ



タイルの間に、洗濯物などから落ちたほこりや髪の毛などのごみがたまってしまいます。



定期的に掃除をしなければ水はけが悪くなります。放置しているとゴキブリの住処になると聞いたので気を付けています。



タイルと床面の間にゴミや汚れが入り込むのを避けることができない。
一面ではないため、溝の掃除が大変で、やる気をなくす。
コストがかかる


ベランダにタイルを敷くと、想像していた以上にコストがかかる場合があります。
ベランダが広ければ広いほど枚数が必要ですし、品質の良いものを選べば選ぶほど高額でコスパが悪くなるためですね。
植木鉢や水の入ったじょうろなど重たいものを落としてしまったとき、タイルにひびがはいってしまうこともあります。
追加で修繕費用が必要になることも覚えておきたいポイントですね。
先輩たちの口コミ



ベランダにタイルを敷くことによって感じたデメリットは金額的にとても高額になるところです。タイルは単価が高めなのでコスパも悪くどうしても予算オーバーとなってしまいました。



タイルはとても高額です。意外と大きなバルコニーなので想像以上の金額になりました。割れた時の補修も考えると金銭的に余裕がないとキツイです。



どうせ敷くならと全面タイルを設置しました。すべて業者さんにおまかせしたものの、かなりの費用が掛かってしまいました。



ベランダの広さに比例してタイルの枚数が増えます。耐久性のいいものや軽いものは値段も高く、コストは予想以上にかかりました。
カビが生えやすい


ベランダにタイルを敷くと、カビが生えやすいと感じるかもしれません。
ベランダは屋外にあるためタイルに雨や雪が直接当たりますが、タイルの裏面には日が当たらないため、ジメジメした状態が長く続くためです。
カビが生えて黒くなってしまったタイルは、掃除をするのも一苦労ですよね。
先輩たちの口コミ



目地の間にカビが生えてしまうことがちょっとつらいなと思いました。黒くなってしまってなかなかとれないのがデメリットです。



タイルの悪さイコール、カビ等の発生が問題です。これをクリーンにたもつには、頻繁な清掃、掃除を必要とします。この手間がけっこう多いため、面倒に感じることがあります。
耐用年数が限られる


ベランダにタイルを敷くと、耐用年数が限られると言えるかもしれません。
タイルは一般的に耐久性があると言われていますが、ベランダに敷く場合は屋外のため、雨風だけでなく紫外線によって劣化が早まる可能性が高くなります。
一生割れない、ひび割れしないものではないため、タイルの貼り直しが必要になることもありそうですね。
先輩たちの口コミ



長年使い続けると汚れが目立ち、割れてしまった。何年かに一度は張替えしなくてはならない。



タイルを敷いたベランダの床に置くと、「パキッ!」、観葉植物を置いたところだけタイルが割れた。



デメリットはタイルが将来的に割れたりする可能性があること。



ベランダは常に紫外線を浴び続けているため、紫外線により塗膜が劣化しひび割れを起こしてしまった。あまり長くはもたない。
滑りやすい


ベランダにタイルを敷くと、場合によっては滑りやすいと感じるかもしれません。
タイルの種類によっては表面がつるつるしているものもあるため、雨や雪の日に滑ってしまう恐れがあります。
ベランダではスリッパを履く人がほとんどかと思いますが、スリッパとタイルの相性が悪いとさらに危険。
突然の雨でベランダに干してある洗濯物を取り込むときは、気持ちも焦っているため特に注意した方がよさそうですね。
先輩たちの口コミ



タイルが濡れると滑ります。靴によっては危険です。



ベランダなどに敷くと雨で濡れることが多いので、少しの水でツルツル足を取られて危ないです。あらかじめ滑り止めなどの塗料などを塗っておくとよいかもしれません。



敷いたタイルの素材にもよるでしょうが雨の日などに非常に滑りやすいので注意が必要です。スリッパなどでよく転倒しました。寒くて凍る事もあるので地域の環境によっても考えるべきです。
ベランダにタイルを敷くメリット6つ


おしゃれな空間になる


ベランダにタイルを敷くと、おしゃれな空間になります。
屋外にあるベランダも、家のインテリアにあわせたカラーや素材のタイルを敷けば、統一感のある空間に仕上がります。
テーブルセットを並べてお茶を飲んだり読書をしたり、ベランダで過ごす時間が増えそうですね。
先輩たちの口コミ



ベランダにタイルを敷いた事で好きな空間になりました。自分の好みの色をたくさんのタイルから選ぶ事が出来ます。



いわゆるカラーデザイン化されたことで、「はなやかさ」がでたとおもいます。ベランダにでることの楽しさが増したことが、一番のメリットかと思っております。



敷くのと敷かないのとでは外観の見た目も全然違いましたし沢山の人に好評です。



好きなタイルを選んで室内とは違う雰囲気にできる。
床面が傷みにくい


ベランダにタイルを敷くと、床面が傷みにくくなります。
タイルを敷くことでベランダの床面が守られ、劣化の原因となる雨風や紫外線にさらされることがありません。
タイルがあるのとないのとでは、床面のダメージ具合が大きく変わってきそうですね。
先輩たちの口コミ



タイルを敷くと床に直接紫外線が当たらないので劣化しにくくなっていると思う。



ベランダは常に直射日光や雨風にさらされているので、タイルを敷くことで使い勝手が良くなるだけでなく、保護もできている。



直接布団干しを置いたり歩いたりしなくて済むため、床面の傷みを最小限に抑えられていて長い目で見て家の長持ちにつながっていると思う。
ケガをしにくい


ベランダにタイルを敷くと、ケガをしにくいと感じる人も多いようです。
室内とベランダの境目には段差がありますが、ベランダにタイルを敷くことで段差を小さくできるからです。
小さな子どもや高齢者にとって、ちょっとした段差は転倒の原因にもなり得ます。
重い洗濯カゴを持った状態でのつまづきも防げますし、安全性の面からも住み心地がよくなりそうですね。
先輩たちの口コミ



ベランダにタイルを敷くことによって、とても歩きやすいです。まだ小さい子どもがいるのでタイルを敷くことによって転んだりもせず、走り回ったりもしやすいかと思います。



室内とベランダのちょっとした段差が、タイルを敷くことで比較的フラットになり、段差に足を取られる心配がなくなります。



室内とベランダの床の高さをそろえれたのでつまづくことがなくなってケガの心配が減った。
暑さ対策になる


ベランダにタイルを敷くと、暑さ対策としても有効です。
コンクリートでできたベランダは蓄熱しやすく、照り返しも強烈。
タイルがあれば、直接ベランダに日光が当たるのを避けられるため、真夏でも熱がこもりにくくなります。
子どものプールやBBQなど夏場でもベランダを使う場面はありますが、暑さ対策にもなるタイルを敷いておけば安心して遊ばせられますね。
先輩たちの口コミ



屋根のあるなしにもよりますが、ベランダの直射日光によって歩けないほど床が暑くなることがなくなった。



照り返しが減って家にまで熱がこもらなくなりました。



タイルを設置するとベランダに直射日光は当たらず熱がこもりにくいです。
水はけがよくなる


ベランダにタイルを敷くと、水はけがよくなります。
屋外で使うベランダ用のタイルには、撥水コートが施されているものも多く、雨が降った後や掃除をしても水が流れ落ちやすい工夫がされています。
水はけがよくなるとカビの発生も抑えられるので、清潔なベランダを維持できますね。
先輩たちの口コミ



大雨の時でも雨がたまりにくく、雨上がりにはしばらくしたら床面が乾いているという点がメリット。



水はけはとても良いです。子どもとプールに入ったり、水遊びができるので敷いて良かったと思います。



水捌けがよく、大雨の次の日でもほぼ水がたまらない。
掃除がしやすい


ベランダにタイルを敷くと、掃除がしやすくなります。
デメリットでは掃除が面倒という声もありましたが、天然木や人工芝といったほかの床材に比べると、タイルは水を直接かけて汚れを洗い流せるので、掃除の負担が軽くなったと感じる人も多いようです。
デッキブラシでこするだけでも汚れが落ちやすいので、掃除が苦手な人でも取り組めそうですね。
先輩たちの口コミ



ベランダにタイルを敷いたことで、掃除がとても簡単になりました。水をかけて直接洗えるので、とても簡単に汚れが落ちます。



洗い流すだけで掃除が出来るため簡単。



掃除もしやすくて、水を付けたタイルブラシで擦るだけで綺麗になります。
ベランダにタイルを敷いて後悔しない!よくあるメリットとデメリットを再確認


- おしゃれな空間になる
- 床面が傷みにくい
- ケガをしにくい
- 暑さ対策になる
- 水はけがよくなる
- 掃除がしやすい
- 掃除が面倒
- コストがかかる
- カビが生えやすい
- 耐用年数が限られる
- 滑りやすい
ベランダにタイルを敷く最大のメリットは「手軽に雰囲気を変えられる」ことです。
無機質なコンクリートのベランダにタイルを敷き詰めるだけで、床面が保護されるだけでなく見た目が一気におしゃれになりますよ。
ベランダにタイルを敷いた場合のメリットとデメリットをよく確認し、何を優先するのかを家族で話し合ってみると良いかもしれませんね。