クローゼットを扉なしにすると便利って聞いたけど、扉が無くて後悔することってどんなことだろう?クローゼットを扉なしにした時のメリットとデメリットを知っておきたいな。
クローゼットは扉があるものが主流ですが、近年ではあえて扉をつけずにクローゼットを設置するお家も増えています。
取り出しやすくしまいやすいのが「扉なしクローゼット」の特徴ですが、デメリットを理解したうえで間取り計画をするとよさそうです。
- 通気性が良い
- 衣類の出し入れがスムーズに行える
- 見せる収納で整理整頓を維持できる
- 指を挟まない
- 初期費用を抑えることができる
- 衣類が守られない
- 冷暖房効率が下がる
- 隠せないため、ごちゃつきやすい
ウォークインクローゼットを扉なしで後悔!デメリット3つ
衣類が守られない
クローゼットに扉がないと、大切な衣類が守られません。
普段の生活の中で出てくるほこりが、衣類や棚の上に溜まりやすくなるからです。
室内に物が置いてあったり、人の出入りが多い場合、ほこりが舞いやすくどうしても衣類に付着する量が増えてしまいます。
日当たりのいい部屋においては、衣類が日焼けしてしまうことも。お気に入りやデリケートな衣類の場合は注意が必要ですね。
冷暖房効率が下がる
クローゼットの扉がない部屋は、冷暖房効率が下がります。
クローゼットの内部も、部屋の一部として空調が効いてしまいます。クローゼット内を温める必要はありませんが必要ない空間まで温めてしまうため、そのための費用や電気代もかかります。
クローゼットの扉を設置しない場合は、冷暖房のコストが少しだけ高くつことを想定しておくとよさそうです。
隠せないのでゴチャつきやすい
クローゼットに扉がないこと、隠すことができないので、ごちゃごちゃした印象になります。
クローゼットの計画時に、収納用品をしっかりと揃えて、見せる収納として環境を整えておくことが重要です。
扉がないと隠しきれなくなるため、収納の量が増えた際には度々見返す必要があります。
後悔なし!ウォークインクローゼットを扉なしにするメリット5つ
通気性が良くなる
クローゼットを扉なしにすると、庫内の空気の通りが良くなります。
通気性が良いと湿気がこもらなくなるため、カビやダニが増えにくくなる環境が整います。
カビやダニを防ぐために置くことが多い、防虫剤や除湿剤の使用頻度を減らせそうですね。
衣類の出し入れがスムーズに行える
クローゼットに扉がないと、衣類の出し入れがスムーズに行えます。
扉を開ける必要がないので、すぐに手を伸ばせるし、どこになにがあるかが一目瞭然だからです。
扉の開け閉めをするというワンアクションを減らせるため、両手に荷物を持っていても楽に出し入れできます。
出し入れをスムーズに行えるので、作業効率も上がりますよ。
見せる収納で整理整頓を維持できる
見せる収納にすることで、綺麗にしたいという意識が生まれて整理整頓を維持できます。
お気に入りのものやコレクションなど飾っておけるため、部屋のインテリアと組み合わせながら部屋作りが可能です。
クローゼットを扉なしにして見せる収納にした場合、部屋とマッチしたものを買わなくなるため、新しい服を買うときにも衝動買いすることがなくなります。
本当に自分が好きなものや大切なものを、慎重に考えるクセがつきそうですよ。
扉に指を挟まない
扉がないので指を挟む心配がありません。
クローゼットの扉は折れ戸や引き戸であることが多く、指を挟みやすいので心配です。
特に小さな子供がいると、遊びながら指を挟む危険が潜みます。
子供部屋のクローゼットを扉なしにすることで、子供に起こりうる事故を減らすことができますね。
初期費用を抑えることができる
クローゼットを扉なしにすると、扉にかかる初期費用を抑えることができます。
来客のない部屋や、逆に見せる収納にしたい部屋のクローゼットの場合、扉をつける必要がないと判断できます。
引き戸だと3万円ほどの費用を浮かせることもできるため、標準設備に扉が含まれない建築会社の場合は検討する余地がありそうです。
ウォークインクローゼットを扉なしの後悔・メリットとデメリットを再認識
- 通気性が良い
- 衣類の出し入れがスムーズに行える
- 見せる収納で整理整頓を維持できる
- 指を挟まない
- 初期費用を抑えることができる
- 衣類が守られない
- 冷暖房効率が下がる
- 隠せないため、ごちゃつきやすい
クローゼットの扉をなしにする最大のメリットは、収納物を取り出しやすくできる事。
扉を開閉する必要がないので、余計なアクションが不要になります。
中身を隠す必要がないクローゼットならば、扉なしにすることを検討してもよさそうですね。