玄関を吹き抜けにしたいけど、後悔したって話をよく聞くよね。みんなどんなポイントで失敗しているのか知りたいな。
玄関の吹き抜けで後悔したくないという方は、玄関吹き抜けのメリットとデメリットを事前に確認しておきましょう。
玄関に吹き抜けを設けると開放感ある空間になりますが、1階と2階の空間をつなげると、いつくかのデメリットが生まれます
デメリットを超えるメリットがあるかどうか?このページでは玄関吹き抜けのよくある後悔ポイントをまとめています。
- 開放的な空間になる
- 印象的な玄関を演出できる
- 床面積を調節できる
- 家族の気配が感じ取りやすくなる
- 高い位置に窓がつけられるので日差しが取り込め
- 風通しが良くなる
- お洒落な照明を採用できる
- 1階の生活音や会話が吹き抜けを通してよく響く
- 2階の居住スペースが狭くなる
- 照明器具や窓の掃除やメンテナンスが大変
- 吹き抜けを通して2階への目線が気になる
- 料理のニオイやケムリが上に上がっていきやすい
- 解放感や明るさはあまり期待できない
- 子供やペット、高齢者の落下事故の心配
玄関の吹き抜けでよくある後悔!デメリット8つ
- 1階の生活音や会話が吹き抜けを通してよく響く
- 2階の居住スペースが狭くなる
- 夏は暑く、冬は寒い玄関になりやすい
- 照明器具や窓の掃除やメンテナンスが大変
- 吹き抜けを通して2階への目線が気になる
- 料理のニオイやケムリが上に上がっていきやすい
- 解放感や明るさはあまり期待できない
- 子供やペット、高齢者の落下事故の心配
1階の生活音や会話が吹き抜けを通してよく響く
玄関を吹き抜けにすると、1階の生活音や会話が吹き抜けを通してよく響きます。
1階の話し声が2階にいる子供たちに筒抜けになることも。
玄関と2階をつなげることで、来客者との様子や玄関で交わされた会話が全て2階に聞こえてしまいます。
2階の居住スペースが狭くなる
玄関を吹き抜けにすると、2階の居住スペースが狭くなります。
吹き抜けにするということは、その分2階の床面積を失うということです。
家族が多い家庭だと、必要な分の部屋が確保しにくくなったり、個室が狭くなる場合があります。
夏は暑く、冬は寒い玄関になりやすい
玄関を吹き抜けにすると、夏は暑く冬は寒い玄関になりやすいです。
玄関は家の中でも外気の影響を受けやすい場所。
ドアから暑さや冷気が伝わってきて、空調が効きやすいリビングに比べると、暑さや寒さの影響を受けやすくなります。
照明器具や窓の掃除やメンテナンスが大変
玄関を吹き抜けにすると、照明器具や窓の掃除、メンテナンスが大変になります。
吹き抜けに設置した照明や窓は手が届きにくく、脚立で届かない場合もあります。
吹き抜けの掃除は危険を伴うことからも、掃除を業者に頼むか悩む場所でもあります。
吹き抜けを通して2階からの目線が気になる
階段を吹き抜けにすると、2階からの目線が気になります。
玄関で来客者と話しているとき、2階は完全に死角になるため、だれかが立ち聞きしていても気づけません。
うっかり余計なことを言わないよう、気を付けなければなりませんね。
料理のニオイや煙が上にあがりやすい
階段を吹き抜けにすると、ニオイや煙が上にあがりやすくなります。
リビングにドアがあれば軽減されますが、近年では空間を仕切らない間取りも多いため注意が必要です。
子供が勉強に集中しているときに、下からおいしそうなニオイを放つと嫌がられます。
解放感や明るさはあまり期待できない
玄関を吹き抜けにすると開放感は生まれますが、大きく窓をとれない場合はあまり効果が得られません。
小さなスペースを吹き抜けにした場合、窓を大きくとるのが難しいため、思ったほど明るくなく、思ったほど吹き抜けの効果が期待できない場合があります。
吹き抜けだから明るいというわけではなく、光をどれだけ取り込めるかが大切です。
子供やペット、高齢者の落下事故の心配
玄関を吹き抜けにすると、子供やペット・高齢者の転落事故が心配になります。
おしゃれや開放感を求めて吹き抜けにしたのはいいけれど、同時に転落事故の危険性を伴うことも忘れずに。
猫などは高いところが好きなので、ハラハラさせられることも多くなりそうです。
それでも玄関を吹き抜けにしたい!メリット7つ
開放的な空間になる
玄関を吹き抜けにすることで、玄関が開放的な空間になります。
来客者が真っ先に目にするのは玄関です。
玄関に吹き抜けを設けると視界が広くなり、開放的な空間を作ることができるので、お友達を呼びたくなる気持ちにさせてくれます。
印象的な玄関を演出できる
玄関を吹き抜けにすると、印象的な玄関を演出できます。
吹き抜けにして玄関の空間を広げると、多くの窓を設置したりペンダント照明など、吹き抜けでなければできない間取りやインテリアが楽しめます。
床面積を調節できる
玄関を吹き抜けにすることで、床面積を調節できます。
吹き抜けにすると、施工コストが半額になる住宅会社もあります。
2階は寝るだけだからそんなにスペースはいらない、その分1階を充実させたいという時にも吹き抜けを活用できます。
家族の気配が感じ取りやすくなる
玄関を吹き抜けにすることで、家族の気配が感じ取りやすくなります。
玄関に限りませんが、吹き抜けにすると上下の空間がつながるため、お互いの気配を感じやすくなります。
家族の様子が伝わってくるので、お互いにコミュニケーションがとりやすくなります。
高い位置に窓がつけられるので採光が取り込める
玄関を吹き抜けにすると、高い位置に窓が付けられるので採光が取り込めます。
リビングを明るい南側に設けると、玄関が北側になることが多いです。
そんな時は玄関を吹き抜けにして窓を設置することで、採光を取り込み明るい玄関にできます。
風通しが良くなる
玄関を吹き抜けにすると、風通しが良くなります。
開閉が可能な窓を設置した場合に限りますが、玄関は熱やニオイがこもりやすい場所です。
吹き抜けは高い位置に窓を設置できるので、上下で風の通り道を作ることができます。
おしゃれな照明を採用できる
玄関を吹き抜けにすると、おしゃれな照明を採用できます。
吹き抜けにすると天井が高くなるため、シャンデリアのような長さのある照明も楽しめます。
空間の壁面に光を通して影を作ることができので、玄関に夜の表情を持たせられます。
玄関の吹き抜けは開放感を求める方におすすめ
- 開放的な空間になる
- 印象的な玄関を演出できる
- 床面積を調節できる
- 家族の気配が感じ取りやすくなる
- 高い位置に窓がつけられるので日差しが取り込め
- 風通しが良くなる
- お洒落な照明を採用できる
- 1階の生活音や会話が吹き抜けを通してよく響く
- 2階の居住スペースが狭くなる
- 照明器具や窓の掃除やメンテナンスが大変
- 吹き抜けを通して2階への目線が気になる
- 料理のニオイやケムリが上に上がっていきやすい
- 解放感や明るさはあまり期待できない
- 子供やペット、高齢者の落下事故の心配
玄関の吹き抜け最大のメリットは玄関を「開放的な空間」にできること。
リビングやダイニングなど、生活空間を重視するなかで「玄関は小さくてもいいか…」と後回しにしてしまいがち。
玄関にこだわりって抜けにすると、より自慢の家に近づけそうです。
それぞれのメリットとデメリットをよく確認した、その家に合ったスタイルを取り入れたいですね。
新築の玄関でよくある後悔はこちらの記事でまとめています。
玄関間取りのお悩みポイントをいくつも掲載していますのでご覧ください。