新築で注文住宅を建てたことがある先輩施主100人に「窓の後悔ポイント」についてのアンケートを取りました。
「窓についての後悔ポイントはあるか?」間取りのエリアごとにアンケートを実施。
注文住宅で主に後悔しやすい場所は次の8つでした。
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新築の窓で後悔を感じやすいエリアを、ランキング形式でお伝えします。
現在間取りを作成中で、絶対に後悔したくない!という方はぜひ先輩施主たちの「後悔の叫び」に耳を傾けてみてください。
\未完成の家でも日当たりを知る方法/
新築の窓で後悔しやすい場所ベスト8
新築で注文住宅を建てたことがある先輩施主に「窓の後悔」についてのアンケートを取りました。
その結果、8つのエリアで窓の後悔が起こりやすいことが分かりました。
その中でも新築の窓で後悔しやすい場所「ベスト3」はこちらです。
- 【1位】リビング
- 【2位】キッチン
- 【同率3位】寝室
- 【同率3位】子供部屋
長い時間を過ごす場所ほど、後悔に感じやすいことがわかります。
また、トイレやお風呂場など「いるかいらないか?」といった悩みの参考にもなりますので、ぜひ先輩施主たちの後悔談に耳を傾けてみてください。
窓で後悔1位「リビング」
リビングの窓で後悔したと回答したのは全体の「73%」。
家の中でも一番長く過ごす場所なので、後悔があると強く印象づくようです。
リビングの窓で後悔した人の、主な失敗ポイントは次のようになりました。
- 日当たりを重視しすぎて窓が大きくしてしまい、日が入りすぎてリビングが熱い
- リビングが明るすぎて眩しくテレビが見づらい
- 変わった窓を採用したため、市販のカーテンが合わず出費がかさんだ
窓を大きくしすぎると冷暖房が効きづらいと感じているよ
リビングの窓については「リビングの窓で失敗した人は73%!後悔パターン9つと先輩施主の口コミ」で深堀りしています。
窓で後悔2位「キッチン」
キッチンの窓で後悔があると回答したのは全体の66%。
明るさの後悔談が多いかと思いきや、窓から日が入りすぎて暑い、食材が腐らないか心配という声が多かったです。キッチンならではの悩みですよね。
また、キッチンに窓をつけるという感覚が無くつけなかったという人も。日中でも電気をつけなければ暗くて調理できないという体験談も聞かれました。
- 日が入りすぎて暑いし食材が腐らないか心配
- 窓をつけなかったので日中でも暗い
- 窓が近くて油でベトベトに
窓の配置によっても後悔ポイントが変わるみたい
キッチンの窓については「キッチンの窓で失敗した人は66%!後悔パターン9つと先輩施主の口コミ」で深堀しています。
窓で後悔3位「寝室」
寝室の窓で後悔ポイントがあると回答したのは全体のうち61%。
寝室を「寝るためだけに使用する」という家庭もあれば、書斎と兼用して使う場合もあるようで、使い方によって窓の後悔ポイントにも変化があるが特徴的でした。
プライバシーを守りたい場所であるため、窓の取り付けは特に慎重さが必要なようです。
- 燐家と窓が合わさりカーテンを閉めっぱなしに
- 寝室なのに必要以上に明るい
- 道路側に面しているので車の音がうるさい
ゆったりとした空間を目指したいなら窓の取りつけは慎重に
寝室の窓については「寝室の窓で失敗した人は61%!後悔パターン8つと先輩施主の口コミ」で深堀しています。
窓で後悔3位「子供部屋」
子供部屋の窓で後悔していると回答したのは全体のうち61%。
子供が小さなうちは転落が心配になる高さに窓を設置したことを懸念している方が多く、子供の成長に伴って窓の大きさや位置の失敗に気付く人が多いです。
子供が大きくなると窓からの光や熱によって、勉強に身が入らなくなるなどの回答が目立ちました。
- 窓の高さが低すぎて転落が心配
- 直射日光が当たりすぎて暑くてまぶしい
- 窓を全面に付けすぎて机やベッドが配置しにくい
子供部屋はだんだんと一人暮らしのような生活スタイルに変わる
子供が大きくなると部屋で過ごす時間が増えてきて、まるで一人暮らしかのような生活スタイルに変わります。
使う中で子供たちから苦情が出始めてくると先輩施主たちが嘆いています。
子供部屋の窓については「子供部屋の窓で後悔した人は61%!失敗パターン6つと先輩施主の口コミ」で深堀しています。
お風呂の窓で後悔
お風呂の窓で後悔があると回答した人は全体のうち60%。
換気を必要とするお風呂ですが、最近では換気機能が充実した換気システムのおかげで換気を窓だけに頼る家が少なくなってきたようですね。
窓があるとその分手入れも必要ですし、プライバシーの面でも気になる点が出てきます。
開放的なお風呂にするためには窓は必要不可欠のようですよ。
- 防犯やプライバシーの面で心配
- 窓の大きさや配置の失敗で換気がうまくできない
- 高窓にしてしまい掃除が大変
無防備で湿気のこもる場所ならではの悩みが多い
お風呂の窓については「お風呂の窓で後悔した人は60%!失敗パターン8つと先輩施主の口コミ」で深堀しています。
洗面所の窓で後悔
洗面所の窓で後悔したと回答したのは全体の「51%」。
洗面所という限られた空間の場合、窓は必要かどうか?についても意見がわかれる場所です。
窓のメリットを選ぶべきか?デメリットを回避すべきか。
- 窓を付ければよかった
- 脱衣所と兼用だと窓を開けられない
- 洗濯機上に窓なので手が届きにくい
空間の狭さからくる窓の扱いづらさが浮き彫りに
洗面所の窓については洗面所の窓の失敗例「間取りで見る我が家の後悔ポイントはここ!で深堀しています。
トイレの窓で後悔
トイレの窓で後悔していると回答したのは全体の「48%」。
「用を足すだけなので窓は不要」と考える人もいる中で、トイレに窓をつけるかどうかを悩む人が多い場所です。
「アパート時代もなかったし…必要ないのでは?」という方は、ぜひ先輩たちの意見に耳を傾けてください。
- トイレに窓を付けたこと、付けなかったことを後悔
- 音やニオイが伝わってしまう
- 高窓にして後悔
窓が必要かどうか、一番悩みやすい場所です
トイレの窓については「トイレの窓なしは後悔する?必要?施主100人のリアル失敗ポイント」で深堀しています。
玄関の窓で後悔
玄関の窓で後悔したと回答した人は全体の34%。
玄関は窓をつける・つけないの選択肢があるため、「つけて後悔」「つけなくて後悔」という失敗ポイントが多いのが特徴です。
実際に住んで使用してみて、初めて後悔ポイントに気付くようですよ。
玄関の窓にで後悔したと回答した先輩施主たちは、主に次の内容で失敗に感じています。
- 玄関が思ったよりも暗かった
- 靴のニオイが充満していても換気が難しい
- 高い位置に設置してしまい掃除が大変
窓の配置によってはうまく空気が循環しないみたい
玄関の窓については「玄関の窓で後悔した人は34%!失敗パターン8つと先輩施主の口コミ」で深堀しています。
新築の窓でよくある失敗ポイント5つ
新築の窓で後悔しがちなポイントは次の5つです。
ほとんどの場合、どこのエリアにおいても共通する失敗ポイントがあるようですが、場所によって少しずつ後悔が色濃く出てくるようですよ。
エリアごとに照らし合わせて窓の後悔ポイントをチェックしてみてください。
窓の「配置」で失敗
窓の配置で失敗してしまうパターンは次の通り。
- 全壁面に窓を付けてしまい家具が配置できない
- 高窓を付けて開閉しづらく開かずの窓に
- 高窓を付けて外の様子が気になっても外を確認できない
- 2階の低い位置に窓を配置してしまい転落が心配
- 燐家と窓の位置が合ってお互いの家の中が丸見え
窓の「大きさ」で失敗
窓の大きさで失敗してしまうパターンは次の通り。
- 大きくしすぎて直射日光が入り部屋が暑い
- 小さくしすぎて暗く換気がうまくできない
- 大きすぎてバランスが悪く部屋がオシャレに見えない
- カーテンが規格外なので余計なコストがかかる
- 窓から冷気や熱が伝わって来て冷暖房効率が悪い
窓の「掃除のしにくさ」で失敗
窓の掃除がのしにくさで失敗を感じてしまうパターンは次の通り。
- 高窓で手が届かないので掃除が大変
- 2階のFIX窓は業者を呼ばないと無理なことも
- 網戸の取り外しが大変
- 窓の数だけ掃除が必要になる
窓の「防犯やプライバシー面」で失敗
防犯やプライバシー面で失敗してしまうパターンは次の通り。
- 人通りの多い面に大きめの窓を設置
- 燐家の換気扇の場所に窓が近く臭う
- 燐家の庭がちょうど見える位置に窓がある
- 掃き出し窓のカギの閉め忘れの危険
- かすみガラスにすべきところを普通ガラスにしてしまった
- 外部から見えないところに窓を設置し防犯上心配
窓から伝わる「暑さ・寒さ」で失敗
窓から伝わる暑さ・寒さで失敗してしまうパターンは次の通り。
- 大きすぎる窓の設置
- 壁一面に複数の窓を設置
- ガラスの厚みしだいで熱や冷気が伝わりやすくなる
- 見た目や日当たりを重視しすぎて窓を設置
他にもまだある!新築でよくある後悔8つ
注文住宅で失敗しがちなポイントは、窓だけではありません。
他にもまだある!新築で後悔しがちなポイントを8つご紹介します。
新築の「広さ」で失敗
よくある新築の後悔ポイントの一つに「広さ」があります。
空間が広ければ広いほど良い場合もあれば、そうではない場合もあるんです。
当ブログでは「新築の広さ」について、各エリアごとに先輩施主にアンケートを取り、ランキング形式で集計しまとめています。
詳しくは新築の広さで失敗カテゴリから気になる記事をご覧ください。
新築の「収納」で失敗
よくある新築の後悔ポイントの一つに「収納」があげられます。
各部屋に「必要な分だけの収納を設ける」が近年の鉄則のようですが、準備万端だったはずが生活スタイルや子供の成長によって収納する物が変化してきます。
先輩施主の収納に関する後悔談を参考にすると、先回りして将来の収納の必要性を感じ取ることが出ますよ。
詳しくは「新築の収納で失敗」カテゴリからご覧ください。
新築の「動線」で失敗
よくある新築の後悔談に上げられるのが「動線」です。
住みやすさを重視し間取りを考えたつもりでも、組み合わせによっては作業しづらく生活動線に影響を及ぼすことも。
いくら画に描かれた図面とにらめっこしていても、なかなか気づかないのが「動線」なのです。
そんな時こそ先輩施主の後悔談を聞きながら、今後の間取りの動線を考えてみてはいかがでしょうか?
気になる方は「新築の動線で失敗」カテゴリからご覧ください。
新築の「日当たり」で失敗
新築でよくある失敗に「日当たり」があります。
大きな窓を付けておけば問題なし!と思いきや、窓が大きすぎて暑くなりすぎたり、家具を壁付けできなくなったという話はよく聞きます。
日当たりは土地が決まり、おおよその間取りが決まれば日当たりシミュレーションすることで多くの後悔を回避できます。
詳しくは「新築の日当たり」で失敗カテゴリの記事を参考にしてください。
新築の「音やニオイ問題」で失敗
新築でよくある失敗談として「音やニオイ問題」があります。
音やニオイと聞くとキッチンやトイレを連想させますが、意外に多いのが吹き抜けやリビング階段での伝わり。
いくら親子であっても、ある程度のプライバシーを保つ必要性を先輩施主たちが語っています。
住んでみなければ気づかない「音やニオイの問題」。
新築の「コンセントやスイッチ」で失敗
新築のコンセントやスイッチで失敗してしまう例が後を絶ちません。
しっかりと考えてコンセントを付けたはずなのに、生活様式や便利な家電製品が増えてく中で、家じゅうタコ足回線になってしまうようですよ。
「コンセントは迷ったら付ける」が注文住宅の鉄則ですが、コンセントは見た目もよくないですし、なるべくなら隠して設置したいのがおしゃれな家を目指す施主の想いですよね。
どこのエリアででどんな電化製品を使っているか?を知ることで、後悔がぐんと減るんですよ。
新築の「照明」で失敗
新築でうっかりしてしまいがちなのが照明です。
照明を見た目だけで選んでしまって機能性で後悔する…はよくあるパターンなんですね。
全体を明るく照らす必要性はもちろんですが、ピンポイントで明るくしておきたい場所など、住み始めたからこそわかる先輩たちの後悔を覗き見してください。
新築の「ドア」で失敗
新築の後悔でありがちなのがドアなんです。
新築のドアで失敗することはあるのだろうか?と思われそうですが、空間を仕切る役割を持つドアこそ大切なアイテムになります。
ドアの種類によって大きく機能性が損なわれたり、プライバシーが漏れ出したりと後悔談が後を絶ちません。
どこのエリアにどのようなドアを付けるかで、暮らしやすさに大きな差が出てくるんですよ。