バルコニーをつけようと思うけど、屋根がないと後悔するかな?
後から屋根を取り付けるのも大変そう。バルコニーに屋根がない場合のメリットとデメリットが知りたいゾ。
注文住宅を建てるときに「バルコニーに屋根をつけるかどうか」悩む方も多いでしょう。
屋根のないバルコニーは一見すると不便さが目立つかもしれませんが、実は屋根がないことで得られることも多いのです。
ここではバルコニーに屋根をつけなかった場合のメリットとデメリットをまとめています。
- 室内が明るくなる
- 空が見えて開放感がある
- 洗濯物がよく乾く
- 建築費用を抑えられる
- 屋根のメンテナンスが不要
- 外観がスッキリする
- 植物を育てやすい
- 雨の日は洗濯物が干せない
- 掃除が面倒
- 雨が降ると使用できない
- 夏は室内が暑くなりやすい
- 床材が劣化しやすい
- 周りの視線が気になる
\新築ブルーになった原因はこれです/
バルコニーに屋根がないデメリット6つ
雨の日は洗濯物が干せない
バルコニーに屋根がないと、雨の日は洗濯物が干せなくなります。
屋根があると小雨程度なら防ぐことができますが、バルコニーには遮るものがないので洗濯物を雨で濡らしてしまいます。
雨が降りそうな日に出かける予定があっても、洗濯物が気になってせっかくのお出かけも楽しめないですね。
先輩たちの口コミ
突然の雨で洗濯物が濡れてしまうことがあり、雨が降りそうな日は洗濯物を干しっぱなしで出掛けられない。
屋根がついていれば、また屋根が広かったりすれば、多少の小雨程度の雨なら、洗濯物を干したまま外出して雨が降ってもびしょ濡れにはならないと思いますが、屋根がないので一切外に干せません。
日中洗濯物を干したまま外出をしている時に、急な雨に降られてしまった時に、洗濯物が濡れてしまうという点が欠点です。
掃除が面倒
バルコニーに屋根がないと、掃除が面倒に感じるかもしれません。
屋外にあるバルコニーは、落ち葉や砂埃、鳥のフンなど汚れやすい場所でもあります。
放置していると排水溝がつまってしまうこともあり、清潔さをたもつのは意外と大変なようです。
先輩たちの口コミ
山が近いので強風が吹くと葉っぱも溜まったりするので掃除が大変です。
積雪量の多い地域に住んでいます。雪がバルコニーの中にも積もるため、それを外にかき出すのがかなり面倒です。
落ち葉などが飛んでくるので屋根があればある程度は防げると思います。最大の違いは鳥のフン対策になる点が挙げられます。
雨が降ると使用できない
バルコニーに屋根がないと、雨天時は使用できなくなります。
バルコニーは子どもやペットの遊び場になったり、バーベキューをしたりと憩いの場として活躍できます。
しかし雨が降ってしまうと床は水浸しになり、快適にすごせるように置いていたテーブルや椅子も濡れてしまいます。
せっかくバルコニーを設けても、天候次第で使えなくなるのはもったいないですよね。
先輩たちの口コミ
雨が降ったときは何もできないことです。梅雨の時期はまったく無駄なスペースになります。
雨を直接受けることになるので、雨が降っている時には利用できないしその翌日も下が濡れているので使えません。
バルコニーにソファとテーブルを置いているのですが、雨が降る前に家の中に入れないといけないのでとても大変です。
夏は室内が暑くなりやすい
バルコニーに屋根がないと、夏は室内が暑くなりやすいです。
屋根がない分、室内まで太陽の光がはいってきます。
日差しが厳しい夏場は室内の気温も上昇し、暑くて過ごしにくいと感じるかもしれません。
エアコンの効きも悪くなり、光熱費が余分にかかるのは痛手ですね。
先輩たちの口コミ
夏は強烈な直射日光と下からの照り返しにより灼熱地獄と化し、何もすることはできません。
太陽の光がダイレクトで入ってくるので、夏は暑いです。
陽が入りやすいため、夏は熱くエアコンの温度設定を下げて使用しないといけないです。
床材が劣化しやすい
バルコニーに屋根がないと、床材が劣化しやすくなります。
屋根のないバルコニーでは、雨風や紫外線の影響をダイレクトに受けてしまいます。
床材に保護塗料を塗るなど対策はありますが、手間も費用もかかります。影響は室内まで及び、フローリングやカーテンが日焼けしてしまうことも。
メンテナンス費用にも目を向けて検討する必要がありそうですね。
先輩たちの口コミ
バルコニーが雨ざらしになるので床材の樹脂が直射日光でしなったり劣化します。
雨や日光に照らされる為、洗濯竿などの劣化が激しいです。
洗濯物はよく乾くが日光で服が傷みやすい&色が剥げやすい。部屋に光が差し込むので床や家具、カーテンが変色する。
周りの視線が気になる
バルコニーに屋根がないと、周りの視線が気になるかもしれません。
隣の建物との距離や高さによっては、バルコニーや隣接する部屋の中が丸見えになってしまうこともあります。
部屋やバルコニーでくつろいでいるところをご近所さんに見られてしまっては、お互いに気まずくなってしまいますね。
先輩たちの口コミ
我が家の隣りにマンションがあるため、そちらからバルコニーが丸見えになる点もデメリットに思います。
バルコニーに屋根がないメリット7つ
室内が明るくなる
バルコニーに屋根がないと、隣接する室内が明るくなります。
日差しを遮らないため、部屋に多くの日光を取りこむことができます。天気のよい日だと、日中は照明なしで過ごせるかもしれません。
室内の気温もあがるので、冬場は暖房代の節約にもつながります。
自然光がたっぷりと入る明るい部屋で、心地よく過ごしながら光熱費までお得になるなんて一石二鳥ですね。
先輩たちの口コミ
うちは寝室からバルコニーに出ますが、寝室も太陽の光がじゅうぶんに入ってきて心地が良いです。
日中はかなり明るくすごせます。布団や、枕などを室内の窓際に干せます。家族が花粉症なのでかなりのメリットだと感じています。
太陽の光がよく入り、部屋の中がとても明るいと思います。冬はエアコンをあまりつけなくても暖かい時間があり少し省エネになっていると思います。
季節問わず、陽の光が入りやすいため、部屋が明るくなり、冬は暖房を弱くしても日中は暖かい。
空が見えて開放感がある
バルコニーに屋根がないと、空が見えるので開放感があります。
遮るものがないので、空を見上げて星を見たり日向ぼっこをしたりと、家にいながら「気分転換の場」としても活躍します。
家族や来客を招いてのバーベキューや、子どもやペットの遊び場ができ、2階でも庭のように使えそうですね。
先輩たちの口コミ
視界を遮ることがなく、圧迫感が少ない。昼間は青空を眺められて夜は星空を眺めることができます。
晴れの日はバーベキューや夜空を眺めるのを子供達と楽しみます。家族総出で出かけるとなると出費がかさむので、上手な空間の使い方ができて大変重宝してます。
私が住んでいる地域は、周りに街灯など電気が煌々と付いているものがないので、ソファに寝転びながら夜空を見上げることができるのもメリットだと思います。
洗濯物がよく乾く
バルコニーに屋根がないと、洗濯物が良く乾きます。
屋根があっても十分乾きますが、直接日光のあたるバルコニーのほうがより速く乾きます。
気温の低くなる秋から冬にかけては、外干ししていても洗濯物が生乾き状態になることもありますよね。
バルコニーだとしっかり乾かせるので、生乾き集の予防にも期待できそうです。
先輩たちの口コミ
洗濯物が日差しをいっぱい浴びることができるのがメリットだと思います。天気がよく適度に風が吹いているとより一層乾きが早く1日2回干すこともできます。
天気の良い日にはバルコニーで洗濯物や布団などを干しています。日当たりも良いため、乾きも早いです。
洗濯物に直接日光が当たるので冬でも洗濯物がよく乾く。
建築費用を抑えられる
バルコニーに屋根をがないと、その分建築費用を抑えられます。
屋根にかかる資材費や工事費、人件費など建築にかかる費用をカットできるためです。
デメリットでは「メンテナンス費用がかかる」ことをあげましたが、バルコニーなら初期費用を抑えられるのも頭に入れておきたいですね。
先輩たちの口コミ
バルコニーに屋根がない事で大幅なコストカットする事が出来ました。
施工費用を幾分か安くできること。コストダウンになったのがとてもメリットに感じました。
屋根のメンテナンスが不要
バルコニーに屋根がないと、屋根自体のメンテナンスが不要になります。
屋根は強風や雪などの被害を受けやすい部分です。経年劣化によって防水効果が薄れ、ひび割れやかけ、そりが生じてくることも。
はじめから屋根をつけなければメンテナンスの手間もなく、台風時に屋根が飛ばされそうになるといった心配事も減りそうですね。
先輩たちの口コミ
海が近く風が強い地域のため、普段から強い風が吹きます。台風の時なども飛ぶんじゃないかと心配する必要がないです。
バルコニー部分の屋根修理やメンテナンスが必要ないのは築年数が経った時の心配事が減ります。
台風がきても屋根が破損することもありませんので、その点においても安心です。
外観がスッキリする
バルコニーに屋根がないと、外観がスッキリします。
バルコニーは、家の外観デザインに大きな影響を与えます。屋根をつけなければ、シンプルなシルエットが引き立ちスッキリとした印象の外観に。
屋根をつけるかどうかは使い勝手で判断してしまいがち。外観は見落としがちなポイントなので注意したいですね。
先輩たちの口コミ
すっきりして外観が美しいと感じます。バルコニーに余計な構築物がないので注文住宅の良さが生きると思いました。
植物を育てやすい
バルコニーに屋根がないと、植物を育てやすいです。
日差しが降り注ぐバルコニーでは、日当たりの良さを生かしてガーデニングや家庭菜園を楽しめます。
季節の花や野菜を育てることで、室内からの眺めもよくなり日常にゆとりが生まれそうですね。
先輩たちの口コミ
プランターなどを置くのにも適していると思います。育ちも良いです。
バルコニーに屋根はいらない?よくあるメリットとデメリットを再確認
- 室内が明るくなる
- 空が見えて開放感がある
- 洗濯物がよく乾く
- 建築費用を抑えられる
- 屋根のメンテナンスが不要
- 外観がスッキリする
- 植物を育てやすい
- 雨の日は洗濯物が干せない
- 掃除が大変
- 雨が降ると使用できない
- 夏は室内が暑くなりやすい
- 床材が劣化しやすい
- 周りの視線が気になる
バルコニーに屋根をつけない最大のメリットは、「遮るものがない」ことです。
洗濯物を干すだけだった場所から、近年の自粛生活によりバルコニーでの過ごし方も多様化しています。
メリットとデメリットをよく見比べて、「バルコニーで何をしたいか?」を家族とよく話し合うことで屋根の必要性が判断できそうですね。