カーポートの上にバルコニーを設置するのってアリ?
広々としたバルコニーは素敵だけど、手入れや防犯面が心配かも。
カーポートの上にバルコニーを設置するメリットとデメリットが知りたいゾ。
注文住宅を建てる際に、限られた敷地を有効活用するため「カーポートの上にバルコニー」を設置する人が増えています。
洗濯物を干すだけでなく家族の憩いの場としても活躍できそうですが、カーポートの上に設けるからこそ気を付けておきたいポイントがいくつかあるようです。
ここではカーポートの上にバルコニーを設置する場合のメリットとデメリットをまとめています。
- スペースを有効活用できる
- 車の劣化を防げる
- 開放的な雰囲気になる
- プライバシーを確保しやすい
- 固定資産税がかからない
- 手入れが大変
- 防犯面が気になる
- 圧迫感を感じる
- 値段が高い
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カーポートの上にバルコニーは後悔する?設置するデメリット4つ
手入れが大変
カーポートの上にバルコニーを設置すると、手入れが大変に感じることがあります。
カーポートの上に設置するバルコニーは、屋根がないため、24時間雨風にさらされます。
特に床面が木製の場合、雨や汚れを放置すると劣化が早まってしまうことも。
通常よりもバルコニー自体の面積も広くなるため、掃除の手間と時間もかかってしまうようです。
手入れが大変だと手入れの回数も徐々に減っていき、将来的に使われなくなる可能性もありそうですね。
先輩たちの口コミ
木製で作ってしまったため、汚れた場合は直ぐに掃除したり、濡れた後は直ぐ拭いて乾かさないと寿命が短くなってしまいます。
デメリットは掃除が大変でした。ソファや机など置いている為雨が降ると湿気でベタベタになりますし地面が木板でしたが汚れが気になり、現在は人口芝を全面に敷き詰めて利用しています。
雨風が直接当たるので、外に出しているものの劣化が早く、砂ぼこりや枯れ葉などの掃除も大変です。
防犯面が気になる
カーポートの上にバルコニーを設置すると、防犯面が気になるかもしれません。
空き巣がカーポートを支える柱を登ってバルコニーから侵入する可能性があるからです。
プライバシー重視のためにバルコニーにフェンスを設置しても、外から見えにくくなることで空き巣が入りやすい環境になってしまうかもしれません。
2階は寝室や子ども部屋など個室を設ける家も多いでしょう。安心して眠れるよう、防犯面にも気をつけたいところですね。
先輩たちの口コミ
カーポートには門柱があり、それを使って放し飼いされているネコ、野良猫がカーポート上のバルコニーに上がって来る。バルコニーは2階の部屋に繋がっているため、部屋にネコが入って来る。
フェンスの隙間がなく、外から見えにくいため、空き巣に入られないか、防犯面が気になる。もっとフェンスの網目が荒いものを選べばよかったです。
外階段がついているため、出入りはしやすいですが、外部からの不審者も侵入しやすい。
圧迫感を感じる
カーポートの上にバルコニーを設置すると、カーポートで圧迫感を感じることがあります。
ベランダを上に設置するとなるとカーポートの作りを頑丈にする必要があり、通常のカーポートよりも柱の数が多かったり、筋交いで補強したりする場合が多いからですね。
駐車するときに停めづらかったり、車の乗り降りや荷物の積み下ろしがしづらいと感じる人もいるかもしれませんね。
先輩たちの口コミ
他には庭が圧迫感を感じることでしょうか。
設計の時には感じなかったがいざ立ててみると思いのほか圧迫感があった。
値段が高い
カーポートの上にバルコニーを設置すると、値段が高いと感じるかもしれません。
カーポートバルコニーの大きさや素材、階段の有無などで値段は変わってきますが、数百万は見積もっておいた方がいいでしょう。
リフォームで後付け可能な場合もありますが、建物側にも改築が必要になるため費用は高額になりがちです。
建物自体にバルコニーへの出入り口を追加する場合、さらに費用がかかります。
高い買い物であることは間違いなさそうなので、カーポートバルコニーでないといけない理由をはっきりとさせてから設置したいですね。
先輩たちの口コミ
通常のカーポートよりも値段が高い点が残念でした。
ウッドデッキの設置費用が高額になるということと、 住宅側に改築が必要になるということがデメリットです。余分なお金がかかってしまうことがちょっと辛いなあと思います。
カーポートの上にバルコニーは後悔する?設置するメリット5つ
スペースを有効活用できる
カーポートの上にバルコニーを設置すると、スペースを有効活用できるようになります。
アウトドアリビングとして利用したり、家族や友人でBBQを楽しんだり、思い思いの過ごし方ができますよ。
土地や建物自体が狭く、敷地を有効利用したい方にはカーポートバルコニーは向いていると言えるでしょう。
先輩たちの口コミ
部屋が増えたのと同じ。 カーポートは車を置くだけだが、上にバルコニーを設けたことで、天気の良い日には布団を干したり、BBQをしています。 家の2階から、カーポート上のバルコニーに直接出られるため、子供を安全に遊ばせられる。
カーポートの上にバルコニーを付けたことで、もう一つの空間が生まれました。土地を2倍楽しんでる様な感覚です。しっかりしているカーポートなので何人も乗れます。なので花火大会も上で見ることが出来ます。
スペースを有効活用できる点がメリットだと思います。 気が向いたときに家族でバーベキューをしたり、休みの日には昼寝をしたりできます。 また、部屋の中ではできないDIY(シンナー使ったものなど)もできるので便利です。
車の劣化を防げる
カーポートの上にバルコニーを設置すると、車の劣化を防げます。
カーポートの奥が家屋の壁に接していることが多く、雨風が完全に通り抜けるわけではないためです。
雨風や紫外線を浴び続けることでボディの塗装が剥がれたり、泥や水垢の汚れが付いたりしますが、カーポートバルコニーがあれば屋根代わりになるので、大切な愛車を守ってもらえますね。
先輩たちの口コミ
小さい子供がいるので雨が降っている時、乗り降りがさせやすい。チャイルドシートに焦らず乗せることができる。車が黄砂や砂埃などで汚れにくい。暑い日は車内温度が上がりにくい。
バルコニーが駐車場のちょっとした屋根代わりになり、そこにプラスしてカーポートを設置した事で、ほとんど雨や雪に濡れる事がなく、ずっと車を綺麗な状態で保つ事が出来ます。
広いバルコニーが設置できるだけでなく、車を雨風や紫外線から守ることができます。
開放的な雰囲気になる
カーポートの上にバルコニーを設置すると、開放的な雰囲気になります。
デメリットではカーポートに圧迫感がでるという声もありましたが、カーポートの上に設置するバルコニーは通常よりも有効面積が大きくなる場合がほとんど。
バルコニーには屋根もないことから目線が抜け、より広く感じられますよ。
敷地面積が小さめな場合でも開放的なカーポートバルコニーがあれば、リフレッシュする場所としても使えそうですね。
先輩たちの口コミ
やはりカーポート上のバルコニーはお勧めです。ベランダよりも広く開放的に利用できます。2階リビングの為、全面ガラス張りのバルコニーへ繋がる空間を作りました。外にソファとテーブルも置き、少し優雅な気分になれます。
カーポートの上にバルコニーを設置することで通常よりも広いバルコニーになり、開放感が違います。大空を眺めながら過ごせるのでリフレッシュできます。
カーポートバルコニーをつけたことで、家全体の見た目がとてもお洒落になった。開放的な雰囲気の家になって、満足感がある。
プライバシーを確保しやすい
カーポートの上にバルコニーを設置すると、プライバシーを確保しやすくなります。
バルコニーには転落防止のためのフェンスが必要ですが、フェンスが目隠しの役割を果たしてくれるためです。
カーポート上の高い位置だと道路からも見えにくく、人目を気にすることなく過ごせますね。
先輩たちの口コミ
カーポートの奥に2階リビングがあるのですが、バルコニーのフェンスを高めにしたことでプライバシーを確保できている。
通常の庭で遊ぶよりもカーポートバルコニーで遊ぶ方がほかの人の目線が気にならず、プライベート感がある。
カーポートバルコニーにしたことで、家の1階部分が見えにくくなるため、プライバシーを確保できていると感じます。
固定資産税がかからない
カーポートの上にバルコニーを設置すると、固定資産税がかからないのもメリットとなります。
固定資産税のかかる建物として、3方向以上が壁で囲まれていることがひとつの条件となりますが、カーポートバルコニーはこれに当てはまりません。
毎年納税する固定資産税の額を抑えられるのは、長い目で見てもうれしいポイントですね。
先輩たちの口コミ
広いスペースを有効活用できるのに、固定資産税がかからなかったのはメリットだと思います。
カーポートの上にバルコニーは後悔する?よくあるメリットとデメリットを再確認
- スペースを有効活用できる
- 車の劣化を防げる
- 開放的な雰囲気になる
- プライバシーを確保しやすい
- 固定資産税がかからない
- 手入れが大変
- 防犯面が気になる
- 圧迫感を感じる
- 値段が高い
カーポートの上にバルコニーを設置する最大のメリットは「敷地を2倍楽しめる」ことです。
カーポートの上という縦の空間を有効活用することで、限られた敷地でもゆったりとしたプライベートスペースをつくることができます。
バルコニーを設置したらどんな過ごし方ができそうか、メリットとデメリットをよく確認して家族で話し合ってみるとよいかもしれませんね。