土間玄関にしたいけど、どんなデメリットがあるのか知りたい。よくある後悔ポイントを知ったうえで、メリットを生かしたステキな土間玄関にしたいな。
土間とは土足で歩けるスペースを差しますが、ここでは土間部分を広くした玄関スタイルのメリットとデメリットをお伝えします。
靴を揃えておく場所だけにとどまらない土間玄関。
広さがあり便利に使える反面、外気の影響を受けやすいのが難点です。
- 開放的な玄関になる
- 玄関周りがすっきりと整う
- 汚れを気にせず物を置ける
- 天候を気にせず物を出し入れできる
- 日常的な備品の仮置き場にできる
- コミュニケーションスペースとして利用できる
- 居住空間と別れた作業場にできる
- 安心安全な遊び場になる
- ペットのお手入れや散歩の準備がしやすくなる
- 将来車いすが必要になった時もスロープ対応しやすい
- 玄関が汚れやすくなる
- 湿気によるカビのリスク
- 玄関や生活スペースが狭くなる
- 冬場は家の中に寒い空気が流れ込みやすい
- 物置化しやすい
- 建築費用がかかる
- 土間収納の使い勝手が悪い
- 思ったよりも使わなかった
- 靴を履かないとものの出し入れができない
- 来客時に収納スペースを見られる可能性がある
- 将来デットスペースになる可能性がある
土間玄関のよくある後悔!デメリット11つ
- 玄関が汚れやすくなる
- 湿気によるカビのリスク
- 玄関や生活スペースが狭くなる
- 冬場は家の中に寒い空気が流れ込みやすい
- 物置化しやすい
- 建築費用がかかる
- 土間収納の使い勝手が悪い
- 思ったよりも使わなかった
- 靴を履かないと物の出し入れができず面倒
- 来客時に収納スペースを見られてしまう可能性がある
- 将来デッドスペースになる可能性がある
玄関が汚れやすくなる
土足で入ることが許される「土間」ですから、汚れやすくなるのは否めません。
汚れても大丈夫だからと雑に管理してしまっては、あっという間に泥や砂にまみれてしまいます。
汚れ物を置きやすい場所でもあるので、知らず知らず汚れても気にならない場所になります。空間が広い分、汚れてくると目立ちます。
湿気によるカビのリスク
濡れたものや汚れたものを置きやすい土間だからこそ、湿気がこもりやすくカビのリスクが増します。
土間収納として活用する場合、湿ったまま物を収納してしまうと、知らないうちにカビが合えてしまうことも。
窓を設けるなどできる、換気対策が必要になります。
玄関や生活スペースが狭くなる
土間スペースを広くすると、玄関や生活スペースが狭くなります。
もともと大きな家なら問題はありませんが、限られた空間の中で土間を大きしてしまうと、生活スペースが圧迫されてしまいます。
家全体のバランスを考えて、玄関土間の配分を考える必要がありそうです。
冬場は家の中に寒い空気が流れ込みやすい
玄関土間は外と繋がる空間なので、寒い空気が流れ込みやすくなります。
玄関ドアに加え、明るさの確保のために窓を設置するなどすると、土間は外気の影響が受けやすくなります。
家の中で最も寒いとされる玄関面積が、増えてしまうことになります。
物置化しやすい
おしゃれに活用するつもりの土間玄関ですが、買いだめ品や普段使わない外用品など、使い勝手の良さから物置化しやすいです。
もともと収納として使う予定なら問題ないですが、魅せる土間玄関を目指しているならば、見えても気にならないよう整理整頓を心がけましょう。
建築費用がかかる
普通の玄関にするよりも、アレンジを加えた土間玄関にする場合はオプションになることがあります。
収納棚を設置したり、広げてくつろぎスペースを設けるなどすると、施工面積が増えて予算が膨らむことがあるので要注意です。
お気に入りの空間を作るには、費用が掛かるものですね。
土間収納の使い勝手が悪い
必要に感じて設けた土間収納でも、小さすぎると使い勝手が悪くなります。
隠すタイプの土間収納の場合、仕切りや通路が必要になるため、コンパクトな土間収納になりがちです。
収納スペース確保のため窓を付けられず暗かったり、思ったほど収納量を確保できず荷物で通路が塞がってしまうこともあります。
思ったよりも使わなかった
土間を広く取って活用しようと作った土間収納でも、思ったより使わなかったというケースも。
生活の拠点であるリビングと分離されると、思ったより使い勝手が悪いと感じるようです。
その分リビングを広くすればよかったと後悔することも。
靴を履かないと物の出し入れができず面倒
土足が可能な土間玄関。逆をいうと靴を履かなければ土間に出ることができません。
物の出し入れをしたい時に、わざわざ靴を履かなければならない面倒が生まれます。
専用サンダルを土間に用意しておくと、使いやすくなりそうですね。
来客時に収納スペースを見られてしまう可能性がある
オープンタイプの土間収納だと、来客時に収納スペースが丸見えになります。
雑多に見えがちな収納スペースは、なるべく人には見られたくないですよね。
来客者の目に触れたくない場合は、玄関からの動線を考えて配置する必要があります。
将来デッドスペースになる可能性がある
土間玄関を設けた場合、将来デッドスペースになる可能性があります。
入居時は子供も小さくベビーカーや外遊びの道具、キャンプ用品など多くの外用品で活用されていた土間ですが、子供が巣立つと持て余してしまうかも。
空間の寒さだけが気になりだして、後悔がに感汁スペースになるかもしれません。
それでも土間玄関にしたいほどのメリット10つ
- 開放的な玄関になる
- 玄関回りがスッキリと整う
- 汚れを気にせず物を置ける
- 天候を気にせず物を出し入れできる
- 日常的な備品の仮置き場にできる
- コミュニケーションスペースとして利用できる
- 居住空間と別れた作業場にできる
- 安心安全な遊び場になる
- ペットのお手入れや散歩の準備がしやすくなる
- 将来車いすが必要になったときもスロープ対応しやすい
開放的な玄関になる
土間玄関にすると、開放的な空間が生まれます。
訪問者が真っ先に足を踏み入れるのは玄関ですから、広い玄関を見ただけで「素敵ね!」と言われること間違いなし。
視界が開けた玄関は、訪問者の期待値を高めてくれます。
玄関回りがスッキリと整う
土間玄関にすると、玄関周りがすっきりと整います。
玄関のたたき部分に出しっぱなしにしがちなアレコレを、広い空間を使って上手に整頓することができます。
空間が広くなるので、物をまたぎながら玄関を移動することもなくなります。
汚れを気にせず物を置ける
玄関土間にすると、汚れを気にせず物を置くことができます。
家と外をつなぐ玄関は、汚れ物を一時的に置いておきたい場所です。
ゴミの日までキープしておきた大型ゴミや、雨でぬれたレインコート、時には汚れがちな土いじりなんかもできてしまうのが玄関土間の魅力です。
天候を気にせず物を出し入れできる
土間玄関に収納を設けると、天候を気にせず物の出し入れができます。
外にある物置だと物を取り出すときは雨に打たれてしまいますが、土間玄関に収納したものならば、天候に左右されることなくいつでも取り出すことができます。
日常的な備品の仮置き場にできる
土間玄関に収納スペースを設けると、日常的な備品の仮置き場にできます。
買いだめした商品の置き場所にも使えます。
リビングなどの生活スペースに置くよりも温度が低めで、冷暗所として活用できるので、ドリンクや米などの食料品を保管できそうです。
コミュニケーションスペースとして利用できる
土間玄関を、コミュニケーションスペースとして活用できます。
土間の一角に小さな椅子やテーブルを設置して、来客者をもてなすスペースにすることもできます。
玄関のたたきの一部を高くするだけでも、腰を落ろして話せる場所にできそうですね。
居住空間と別れた作業場にできる
玄関土間を作業場として使うことができます。
土間玄関は汚れ物を扱いやすい場所なので、リビングやダイニングではしにくい作業も可能です。
汚れやすいハンドメイドの作業や、日曜大工など散らかりを気にせずゆっくりと作業することができます。
安心安全な遊び場になる
土間玄関は、子供の安心安全な遊び場所にもなります。
土間の最大のメリットは、汚れても掃除が簡単なので気にならないところ。
広くスペースを取れるなら、子供を外へ連れ出さなくても汚れる遊び方が家の中でできます。
ペットのお手入れや散歩の準備がしやすくなる
土間玄関を、ペット用のスペースとして使うことができます。
毛が散らばりやすいブラッシングや猫用トイレの設置など、室内だと汚れが気になる作業をしやすいメリットがあります。
犬の散歩の準備を整えるなど、広さがあると作業がしやすくなりそうですね。
将来車いすが必要になったときもスロープ対応しやすい
土間玄関にすると、将来車いすが必要になったときもスロープ対応しやすくなります。
土間を広くすると玄関ドアからフロアまでのストロークを長く保てるので、段差をなくすスロープを設置しやすくなります。
スロープの必要を感じたら、対応しやすいメリットがあります。
新築の玄関でよくある後悔はこちらの記事でまとめています。
玄関間取りのお悩みポイントをいくつも掲載していますのでご覧ください。