総二階はダサいのか?凸凹家の後悔3つと「美人は3日で飽きる」お話

総二階って検索すると、検索欄のサジェスト(予測変換)に「総二階 ダサい」と出てきます。

その気持ちもわかりつつ、「気づいてないな…」というのが本心。

かくいう我が家は総二階ではありません。総二階に近いけど総二階じゃない。

タイムマシンで10年前に戻れるならば

キタノ
絶対に総二階にしなさいよ!

と、言ってやりたい私がいます。

どうして「総二階」が羨ましいのかは、我が家がこれまでの10年間を振り返ってもらえれば分かります。

総二階にしたいけど「ダサい」の3文字が気になる方に読んでほしい内容です。

後半ではリアルな後悔写真も載せてるよー。

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目次

総二階がダサいと言われるのは「シンプル」だから

総二階がダサいと言われてしまう理由はだいたい次の3つです。

  1. 外観がシンプル
  2. 「安っぽく」見えるらしい
  3. 建売住宅は総二階が多い

当時、我が家が総二階にしなかった理由の一つに「外観がシンプルすぎてつまらないかな…」なんてのがありました。

ほんと、そんなくだらないこと言ってる昔の私に蹴り入れたいですけどね。

「安っぽく見える」っていうのは、たしかに凹凸ある家よりコストが削減されているって点では否定できないし、建売住宅も総二階が多いですよね。

でもでも、言い換えれば「シンプル」というのは「合理的」ってことなんだって、住んで1年ですぐに気がつきました。

次ではその「合理的」だと考える総二階のメリットと、デメリットを振り返ってみたいと思います。

総二階のメリットとデメリット

物事にはすべてにメリットとデメリットがつきものですが、メリットに強く惹かれた場合そちらを選ぶでしょう。

当時の私は「シンプルすぎる」の単純な発想だけで、総二階にしなかったんです。

ここでは総二階のメリットとデメリットを、じっくり咀嚼してみたいと思います(^_-)-☆

総二階のメリット4つ

総二階で考えられるメリットは次の4つ

  1. コストが削減できる
  2. 耐震性が高い
  3. 断熱性・気密性が高まる
  4. 防犯性が高まる

コストが削減できる

2階建ての場合、総二階にすると凹凸が無くなるので、その分建築費用が抑えらてコストが削減できます。

洋服のワンピースで例えるならば、ノースリーブのすとんと被るだけの物なら、前後を縫い合わせるだけで完成するし、布も無駄が少なくて済みます。

一方でデザイン性が高く、袖を付けたりフリフリさせたり、腰をくびらせたりすると布がたくさん必要になるし、切り捨ててしまう部分も多くなりますよね。

そして作るのに時間と手間がかかります。

耐震性が高い

面と面とで支えあい、バランスが良いので揺れに強くなります。

長方形より正方形、高いものより低いほうが耐震性が高くなるのはイメージすれば想像ができます。

断熱性・気密性が高まる

凸凹の多い家は、外気に触れる面積が増えるわけですから、シンプルな造りの総二階に比べても、断熱や気密の弱点になりやすい箇所が増えてきます。

職人さんの腕前にもよるのでしょうが、総二階の方が施工しやすいのは明らかです。

これは総じて電気代の節約にも、後に大きくかかわってくるでしょう。

防犯性が高まる

これはオマケみたいなものですが、2階からの侵入を考えたときに踏み場がないので、総二階は防犯性が高まるということです。

鍵をなくしたからと言っても1階を踏み台にして2階のベランダから家に入ることができないので、デメリットともいえるのでしょうか?(そんな奴いないって?笑)

総二階のデメリット3つ

総二階のデメリットはどんなことか。

「総二階 ダサい」のキーワードでこの記事を見つけてくれたあなた、あなたの思った通りの内容も含まれますよ。

考えられるのは次の3つ。

  1. 土地選びが難しい場合がある
  2. 2階が無駄に広くなる
  3. デザイン性が乏しい

土地選びが難しい場合がある

整った四角い土地であれば問題ないのですが、少し変わった形状だと土地が無駄になる場合があります。

実際に我が家も台形のような土地なのですが、うまく収まらず無駄かな?と思える部分が出てきました。

変形地であっても凹凸のある家ならば、上手に土地を活用することができますからね。

2階が無駄に広くなる

1階リビングにした場合はキッチンとダイニングはもちろん1階。

トイレにお風呂、パントリーだってほしいし…なんて1階にあれこれ集中してしまいますよね。

なもんだから2階はおのずと寝室や子供部屋になる場合が多いのですが、1階であれこれ凝縮させるとその分2階の面積も広がります。

そうなると無駄に子供部屋が広くなったり、使うかどうかわからないプレールームを作ることになりがちです。

2階リビングならば玄関は1階ですし、ガレージを組み込んだりするならバランスが良いですが、やっぱり1階リビングが良い!という場合はスペースを持て余してしまうことも。

デザイン性が乏しい

キタノ
でた!デザイン性!

例の「総二階 ダサい」のやつですよ。

ハウスメーカーのパンフレットや、理想のお家像を掲げる場合、ほとんど総二階は採用していません。

凹凸があったほうが見栄えが良くなるのはわかってます。

表現方法として「のっぺり」とかね…ヒドイな。

彫が深い外人さんと日本人みたいなね…まぁ、言いたいことは分かります。(テルマエ・ロマエの平たい顔族を思い出す)

総二階に抵抗がある人は、ここが一番気になるようです。

ですが私は声を大にして言いたい。

「総二階は勝ち組です。」

そう思う私の実体験に基づいた内容を、次の章でお話します。

総二階にしなかった後悔3つ

わが家は総二階っぽいんだけど、2階が乗ってない部分があるので「総二階」とは言えません。

1階にある洋室が飛び出ていて屋根が乗らない部分があるんですが、そこがいろいろと悪さをしてくれるんです。

主にこの凸った部分で感じた後悔は次の3つ。

  1. 雨の跳ね返りで外壁が汚れる
  2. コーナ部分にゴミや枯れ葉がたまる
  3. 雪が積もって窓が開けられなくなる

1つずつ力説します。

雨の跳ね返りで外壁が汚れる

1階が凸ってしまうと、2階から落ちた雨だれが凸った1階の屋根に落ちるんです。

そうするとその雨だれが跳ね返り外壁に掛かります。

それを繰り返すと外壁がだんだん汚れてくるんです。

だいたい家の周りには砂利を敷いていますよね?

あれって雨だれが家に跳ね返りにくくするためにあるんです。

凸った1階の屋根の上にはもちろん砂利は敷けませんから、屋根に当たって跳ね返るを繰り返すと雨に混じった汚れが付着し続けます。

そこが日当たりの悪い場所だと、ジメジメの原因になってカビも生えてきやすくなるんです。

会社やお買い物の帰り道にじっと目を凝らして、凸ったお家のくびれをみてください。

「こういうことか…」というのが分かるでしょう…( ノД`)シクシク…

コーナー部分ににゴミや枯れ葉がたまる

家屋をL字にすると囲まれ空間ができて、それはそれでメリットもあるのです。

実際に我が家もL字になった庭部分を活用してバーベキューをしたり、ガーデニングを楽しんでいます。

それはそれでいいんですが、毎年秋になると枯れ葉が溜まるんですよね…。

風が良い感じでこのコーナーで、渦を巻いてくれるんです。

ご近所でも道路をさまよい歩く枯れ葉が、L字になったお宅を見つけては「お邪魔しまーす!」という感じで寄り道していく姿を見かけます。

さらにわが家は降雪地帯に住んでいるので、雪においても同じことが言えます。

そう、がっつり吹き溜まりができるのです!!( ;∀;)

雪が積もって窓が開けられなくなる。

これは降雪地帯に住む家限定のお話ですが、1階の屋根に雪が積もると、どうなると思いますか?

そうです、2階の窓が塞がれるんです。

実際の我が家の写真がこちら。

冬ですからあまり窓を開けないのですが、それでも雪が積もると室内に光が入らなくなってくるんです。

最初は雪下ろしをしていましたが、今は面倒でそのままにしています。

若いうちはいいですが、これが歳をとってくると雪下ろしは大変危険を伴います。

毎年冬になると、屋根の雪下ろしをしていた高齢者が転落するというニュースが流れ、決して他人事には思えません。

総二階にしなかったことで、一番後悔しているのはここですかね…。

まとめ:総二階が「勝ち組」だと思うワケ

ここでは「勝ち組」とか言ってますが、もちろんデザイン性を重視するならこれに該当しないと思います。

しかし私は10年経った今「なぜ総二階しなかったんだろう?」と後悔しています。

コストも削減されるし耐震性・気密性も高まったはずなのに。

夢のマイホームですから人に自慢もしたくなりますし、人を呼んで「ステキね♡」って言ってもらいたかったんでしょうね、わたし。

ですが実際暮らしていく中で、住みやすさへの比重が増えてきて、デザイン性は2の次3の次になってきたんです。

必要に応じてどんどんお金をかけられる余裕があるならいいのでしょうが、うちはそれには該当しません。

だからこそ…

デザイン性<住みやすさ

を重視するべきだったんです。

「美人は3日で飽きるがブサイクは3日で慣れる」

なんてことが言われますが、私の場合これがちょっと近いかと。

※この場合、美人は性格が悪くて、ブサイクは性格が良いことが前提(そりゃあ美人で性格が良いのが一番)

何が言いたいかというと、見た目は最初だけってことを言いたいんです。

「外観がステキねぇ」なんて話題になるのは、実際のところ最初の半年から1年くらい。

今となってはご近所で

「あの家いっつも枯れ葉集めてるわね…もしや枯れ葉コレクター?」

とか

「あらあら雪で窓が塞がってる…不憫ねぇ…」

なんて言われているのかもしれません。(被害妄想MAX!!)

そんなわけで色々語っちゃいましたが、「総二階 ダサい」のワードで踏みとどまっている方がいましたら、どうぞ私の屍を越えていってくださいまし…。

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