階段に窓を設置するかどうか迷っている。窓を付けたはいいけれど、後悔ポイントにならないか心配。階段に窓を設置する意味や、その効果をあらためて知っておきたいな。
階段に窓を設置し忘れた!は注文住宅のあるあるです。
窓の設置は室内を明るくするために効果的なのですが、窓を大きくしすぎてしまったり配置する場所によっても後悔ポイントに移り変わります。
このページでは、階段に窓を設けた時のメリットとデメリットをまとめていますので、家づくりの参考にしてください。
- 階段が明るくなる
- 高窓でプライバシーを確保できる
- 熱気を外に逃がすことができる
- 高窓だとメンテナンスが大変
- 隣家からの視線が気になる
- 窓から日差しや冷気の伝わりを感じる
\未完成の家でも日当たりを知る方法/
階段の窓で失敗しない!よくあるデメリット3つ
階段の窓を設置したときに、デメリットに感じるポイント3つはこちら。
高窓だとメンテナンスが大変
階段に設置する窓を高窓にすると、メンテナンスが大変に感じます。
階段に設置する窓は、手の届かない高い位置に設置する場合が多いため、掃除をするのが大変になることも。
踏み台を置いて届く位置ならまだよいのですが、長い棒状の掃除道具を用意しなければならないなど、困難がつきまといそうです。
隣家からの視線が気になる
階段に窓を設置したときに、燐家からの視線が気になる場合があります。
階段の窓はカーテンを設置しないことが多いので、運悪く隣家の窓と高さや位置が向かい合うと、目線が気にな場合も。
入居後に隣家が新築するなど予想外のデメリットもあるので、隣家と窓が向かい合う可能性を考えて、設置することも大切です。
窓からの日差しや冷気の伝わりを感じる
階段に窓を設置すると、窓からの日差しや冷気の伝わりを感じることがあります。
1階と2階をつなぐ階段ですが、夏の窓の日差しによって2階の空気層が暑くなりやすく、冬は1階に冷気が下りてきます。
階段に大過ぎる窓を設置すると、空調が大変に感じてしまいそうです。
階段の窓で後悔しない!よくあるメリット3つ
階段の窓の設置でよくあるメリットは次の4つ。
階段が明るくなる
階段に窓を設置すると、閉塞的で暗くなりがちな階段が明るくなります。
オープン階段なら問題ないのですが、ボックス階段を採用した場合は壁面に囲まれるため、階段が暗くなりやすいです。
階段は踏み外しが気になる場所でもあるので、明るさは重要なポイントと言えそうです。
高窓でプライバシーを確保できる
階段に高窓を設置することで、プライバシーを確保できます。
2階にいるときに目線よりも高い位置に窓を設置しておけば、隣家の視線を気にすることがなくなります。
カーテンをつけなくても外から見えるのは天井のみなので、そこまで視線を気にする必要がなくなります。
熱気を外に逃がすことができる
階段に窓を設置することで、熱気を外に逃がすことができます。
夏場は特に2階に熱がこもりやすいため、階段に設置した窓を開けて熱を外に逃がしやすくできます。
階段の窓はFIX窓にすることも多いのですが、開閉可能な窓にしておくと、階段上部の熱気を外へ逃がすことがきそうですね。
階段の窓で後悔しない!よくあるメリットとデメリットを再認識
- 階段が明るくなる
- 高窓でプライバシーを確保できる
- 熱気を外に逃がすことができる
- 高窓だとメンテナンスが大変
- 隣家からの視線が気になる
- 窓から日差しや冷気の伝わりを感じる
階段に窓を設置する最大のメリットは、閉塞的になりがちな階段を明るくできる事です。
壁に囲まれたボックス階段を設置する場合は、特に暗くなりがちなので、窓の設置を検討するといいですね。
それぞれのメリットとデメリットを確認して、後悔のない間取り作りを楽しみましょう。
新築の階段でよくある後悔はこちらの記事でまとめています。
リビング間取りのお悩みポイントをいくつも掲載していますのでご覧ください。