このページでは、先輩施主から寄せられた「玄関まわりの後悔談」を、後悔現場の写真と共に掲載しています。
また、これから注文住宅を建てる予定の方に向けた、「後悔しないためのポイント」を一級建築士さんに聞きました。
家づくりを予定している方にとって、プロのアドバイスは大変参考になりますのでぜひ最後までご覧ください。
物置と化した玄関のウォークスルークローゼット
便利だと思って作ってもらったウォークスルークローゼットが私の後悔ポイント。通り抜けられる部分が狭くて、靴箱の扉を開けるのもひと苦労です。狭くて通り抜けられるメリットもあまりなく、気が付くと古新聞などの置き場になっています。結局玄関側と部屋側と、どちらかからしか使うことができず、ずっと通り抜けていない状態です。
玄関は収納物が意外に多く雑多になりがちな場所。そこであえて設けたウォークインクローゼットですが、幅が狭くて使いづらく、活用できていないという後悔談です。
玄関のウォークスルークローゼットで後悔しないためのポイントを、一級建築士 rimo rimoさんが教えてくれました。
間取りで後悔しない!一級建築士が予防策を解説!
一級建築士 rimo rimoさん
これまで100棟以上の住宅設計や設計管理をトータルに行ってきた、経験豊富な一級建築士さん。スキルマーケットのココナラでは「住まいづくりのセカンドオピニオン」ほか、多数のスキルを出品中。rimo rimoさんのブログはこちらから。
収納しやすさと出し入れのしやすさに注意しよう
普段使いのスニーカーは収納先に手が届かないと、収納することをあきらめて脱ぎっぱなしにしてしまいがちです。
また、雑誌や本なども重たいことにストレスを感じ、収納することをあきらめてしまい ます。
この対策は簡単で、わかりやすく手の届く位置に収納先をシンプルに計画することです。
衣類や小物を一目で確認できるように収納計画しよう(照明計画共)
わかりやすく収納計画をしましょう。
洋服等は目線の高さに収納、詰め込み過ぎずゆったりと。(幅1mあたり10~15着程度の収納。)
本などの重たいものは低い位置に計画。ポイントは雑然とした雰囲気にならない様、眺めていたいと思えるように。
またスポットライトで明るくするなど、照明計画にも配慮しましょう。
事前に用途を決めて作り込む(余裕もみる)
将来のことは分からないのが普通ですので、現在の生活から未来を想像しましょう。
収納量確保のコツは想定した収納量より少しだけゆったりと計画(10%増し)することです。
よく考えたけれども判断に迷う時は、必要ないものだったりします。建築士の方とよく相談して計画しましょう。
間取り迷子さんに一言
間取り作りは楽しいものですが、限られた時間や予算の中で計画することはとても大変です。抱え込んでしまうと苦しいものになってしまいがちです。一生に一度の住まいづくり。第三者の意見を取り入れて楽しい間取り作りを目指しませんか?間取りのセカンドオピニオンを活用して後悔しにくい間取りづくりをおすすめします。
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