ベランダとバルコニーどっちがいい?よくあるメリットとデメリット

注文住宅を建てるとき、ベランダとバルコニーのどっちがいいの?
後から作り替えられないし、後悔が無いようにしたい。
ベランダとバルコニーそれぞれのメリットとデメリットが知りたいゾ。

注文住宅を建てるときに、ベランダとバルコニーのどっちがいいのか迷う方も多いでしょう。

近ごろは洗濯物を干すスペースとしてだけでなく、アウトドア気分を楽しめる場所としても活用する人も増えています。

一見すると屋根のあるベランダのほうが使い勝手がよく感じるかもしれませんが、ライフスタイルによってはバルコニーのほうが向いている場合もあります。

ここではベランダとバルコニーのそれぞれのメリットとデメリットをまとめています。

調査概要

調査期間:2023年1月
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:注文住宅を建てたことのある男女
サンプル数:100人

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ベランダとバルコニーどっちがいい?

先輩施主100人に「ベランダとバルコニーどちらを採用したか?」アンケートをとったところ、ベランダと答えた方は67人、バルコニーと回答された方は33人という結果になりました。

ベランダの人気が高く、全体の7割近くをしめています。

先輩施主の決め手は一体なんだったのでしょうか?

次の章からはベランダとバルコニーそれぞれのメリットとデメリットについてお伝えします。

ベランダ派は7割!メリット4つとデメリット3つ

まずはベランダのメリットとデメリットを紹介します。

ベランダのメリットベランダのデメリット
洗濯物が雨に濡れない
雨でも窓を開けておける
室外機が置ける
天候を気にせずくつろげる
建築費用が高くなる
メンテナンス費用が高くつく
冬場は日当たりが悪く部屋が寒くなる可能性がある

ベランダでよくあるメリット

ベランダを採用した大半が「雨でも洗濯物が干せる」ことに魅力を感じているようでした。

屋根があることで、布団のように雨で濡らしたくないものも安心して外干しできます。

雨だけでなく空から降ってくる鳥のフンも防げるので、洗濯物をいなおすストレスから解放されますね

屋根の内側にベランダが入るように設計してもらい急に雨が降ってきても洗濯物が濡れないような作りになっています。共働きなのでその点は良かったです。

雨の日でも降りこまずに外の空気を入れることができるのでよいです。

私の中のメリットはエアコンの室外機を置ける所です。見栄え的にも管理のしやすさでもベランダに置いて良かったなと思いました。

日差しがあまりあたらないので、天気が良い日もベランダで昼寝ができます。

ベランダでよくあるデメリット

一方ベランダのデメリットで多く見られたのは、「コストがかかる」ことでした。

バルコニーに比べ屋根がある分、建設費用もメンテナンス費用も高くなりがちです。

また日差しが遮られることから、冬場は室内が寒く感じる可能性があります。

暖房器具を使う頻度が上がると光熱費も高くなるので、費用面にも目を向けた方が良いかもしれませんね。

値段が上がるということに尽きると思います。今時の家は浴室乾燥が付いているので正直付ける意味が少ないのでほぼデメリットばかりです。

ベランダは人が乗って作業をしたりする場所なので、安全が第一になります。業者に定期的な点検をお願いすると費用がかかります。また、台風などの時は吹き飛ばないか心配になります。

ベランダの裏側にある部屋に日光が届かず冬は部屋の温度が上がらず寒いため暖房機器を使用する時期が早い。

バルコニー派は3割!メリット4つとデメリット3つ

つぎにバルコニーのメリットとデメリットを紹介します。

バルコニーのメリットバルコニーのデメリット
洗濯物が乾きやすい
開放感がある
空を眺められる
植物を育てやすい
掃除が面倒
使い方が天候に左右される
劣化が早い

バルコニーでよくあるメリット

バルコニーを採用した人は、「憩いの場」としての使い方に魅力を感じているようです。

遠出がしにくくなった昨今、アウトドアやガーデニングを家の中で楽しみたいと考える人が増えたのも要因の一つでしょう。

空に開かれた開放感あるバルコニーは、工夫次第で第二のリビングにもなりそうですね。

布団や毛布といった乾きにくいものも、日当たりがいいのですぐに乾きます。フカフカの布団で寝られるので幸せです。

屋根がない事で圧迫感や閉塞感がなく開放感があり気持ち的にも明るくなる。

空を遮る屋根がないので、天体ショーや近所の花火などを見に気軽に出られるので気に入っている。

バルコニーは日差しがたっぷりとはいるので、植物や野菜が育てやすい環境です。緑あふれる空間にすることができます。

バルコニーでよくあるデメリット

一方、デメリットでは「掃除の大変さ」を嘆く声が大半を占めていました。

屋根がないので吹きさらしになり、気が付くと落ち葉や土埃、鳥のフンで床や壁が汚れてしまうようです。

掃除をサボってしまうと、排水溝が詰まってしまうことも。

バルコニーを採用するなら、定期的な掃除が必要になりそうですね。

屋根がないということで、雨の日や台風の日の後はとても汚れます。雨風がもろベランダに直撃なので、天気が悪い日の後は掃除が大変です。屋根をつけるだけでも全然違うと思います。

屋根がついてないのですぐ汚れる。掃除が大変。枯れ葉や落ち葉がよく木の隙間に挟まって見栄えが悪いため頻繁に取らないといけない。雨が降ると音もうるさいです。

使い方が日差しの強さや天候に影響を直接受けてしまう。雨の日は外に出れないのが難点。

床がむき出しなので、風雨などにより傷みより一度は張り替える必要がある。手すりも同様に、ペンキ塗り替え等の保守費用を覚悟しないといけない。

外干し派ならベランダ!第二のリビングにするならバルコニーがおすすめ

ベランダかバルコニーかを決めるのは、「どんな使い方をするのか」がポイントになりそうです。

主に洗濯物を干す場として考えるなら、ベランダだと留守中にいきなり天気が悪くなっても、多少の雨なら洗濯物を濡らさずにすみます。

家族や友人が集まる憩いの場にしたいなら、空を眺められるバルコニーがおすすめです。

それぞれのメリットとデメリットや先輩施主のリ口コミをよく見比べて、実際の使い方をイメージしながら検討してみてくださいね。

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