テレビの上に窓を設置したときの、よくあるデメリットを3つ紹介します。
近年テレビの上に横長のFIX窓を設置する、新築の家が急増中。
モデルルームで見たときはとてもオシャレに見えるので「ぜひ我が家も採用したい!」となる施主の方も多いのですが、オシャレだと思って設置したはずが、入居後ダサい窓に返信してしまう可能性があるのです。
テレビの上に窓を設置する理由は
- 見た目がおしゃれ
- ニッチのように使える
- カーテン不要で明り取りにいい
- 歩行者から見えない
これらのメリットは、そのままデメリットになってしまうのです。
メリットの裏側にあるデメリットを知っておくことで、設置場所や心得を知ることができて対策しやすくなりますよ。
リビングの窓の後悔ポイントについては、こちらの「リビングの窓で失敗した人は73%!後悔パターン9つと先輩施主の口コミ」の記事が参考になります。
\未完成の家でも日当たりを知る方法/
デメリット①窓から直射日光が入って眩しくてテレビが見えない
テレビの上のFIX窓はカーテンをつけずに過ごす家も多く、レースのカーテンも付けにくいため直射日光が入ってきて眩しく感じることがあります。
朝方の日差しはとても気持ちの良いものですが、直射日光が入って顔にあたると眩しくてテレビが見えなくなることも。
窓を設置する場所にもよりますが、日が傾く西や東に設置した場合、対面したソファに座ると眩しくて目を開けてられないなんてことも。
朝食時に直射日光が当たって、眩しすぎてご飯どころではなくなったという話もあります。
レースのカーテンを通さず直接光が入るので、フローリングが焼けてしまう原因にもなります。
デメリット②カーテンを付けないと隣人から室内丸見えの可能性
朝は気持ちの良い朝日が注ぎ、夜には月が眺められる。
空の一部を額縁のように切り取ったような窓が魅力的ですが、設置場所によってはお隣さんから丸見えになってしまうことも。
高窓なので燐家の窓と高さが重なる確率は低くなりますし、直接目線が合うトラブルも少なめ。
ですが燐家の2階の窓から丸見えになることがあります。
リビングにいるときは気になりませんが、少し離れたキッチンやダイニングに立つと燐家の2階の窓から丸見えに。
カーテンを付けない開放感を楽しみたかったはずなのに、カーテン設置をを余儀なくされる事例が多発。
デメリット③窓とテレビの配置バランスが難しい
明り取りとしてはもちろんですが、デザイン性を意識してテレビの上に窓を設置する家も多いです。
家の柱からから90㎝は窓を付けられない、なんていうメーカールールがあったりすると、テレビと窓のバランスがズレて残念な配置になることも。
壁面の幅と窓の幅、テレビの幅とテレビボードの幅など、ちょうどよい割合のバランスを保てそうかどうかを意識したいところ。
せっかくオシャレのために付けたはずの窓のはずが、バランスが悪くて気持ちの悪い配置になるのは避けたいですね。
まとめ:テレビの上の窓で失敗しない!デメリットを理解して設置しよう
テレビの上の窓のデメリットは主に次の3つ
- 窓から直射日光が入り眩しい
- 燐家から丸見えの可能性がある
- テレビと窓の配置バランスが難しい
これらのデメリットを考慮して窓の配置を考えれば、後悔なくテレビの上の窓を楽しむことができそうです。
燐家との近さや建物の配置によって、室内への直射日光の入り方が変わってきます。
間取りを決定する前に日当たり診断をしておくと、日の入り方が事前に確認出来て後悔の少ない家づくりができますよ。
日当たりはわかる!日当たり診断
間取り図だけではわかりにくい日当たり(日照)を事前に確認できる日当たり診断。
営業さんの「日当たりは良いですよ」の一言に安心してはいけません。
住んでいる地域や近隣の建物の配置や高さ、窓の設置場所によっても大きく変わるのが日当たりです。
- 建物の各界の平面図
- 敷地の地名地番
- 周辺の建物のデータ(Googleマップなど)
これらの情報から割り出して、住む前にあなたの家の日当たりが分かるんです。
検証の結果次第で窓の配置を変えることで、間取りの後悔を未然に防ぐことができますよ。
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