子供部屋のコンセントで後悔した人は55%!先輩に聞いた使ってる電化製品一覧

注文住宅を建てたことがある先輩施主100人に、子供部屋のコンセントで後悔しているか?のアンケートを取りました。

後悔があると回答したのは全体の55%。

約半分の子供部屋で「後悔している」ことが分かりました。

子供の成長ともに使用する電化製品が増えてきて、家を購入時にイメージしていたのとは違うという後悔談が多い印象です。

後半ではココナラでコンセント診断を行っている、一級建築士「まどりっとさん」にリビングのコンセントについての注意ポイントをお聞きしています。

新築のコンセントで後悔しやすいエリアを知りたい方は、こちらの新築のコンセントで後悔しやすい場所ランキング!よくある失敗ポイントの記事をご覧ください。

調査概要

調査期間:2022年8月
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:注文住宅を建てたことのある男女
サンプル数:100人

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子供部屋のコンセントで後悔している人は55%

先輩施主100人アンケートで子供部屋のコンセントで後悔しているか?について「後悔している」と答えたのが55%でした。

子供部屋のコンセントで後悔しがちな理由がこちらです。

コンセントで失敗した主な理由
  • 子供の成長で使う家電が増えた
  • 家具の後ろに隠れてしまう
  • 家具の位置固定で模様替えに対応できない

子供が小さなうちに家を購入すると、どのような使い方をするか想像できずに失敗してしまうパターンが多いようです。

先輩施主の口コミからは、大きくなった子供たちが多くの家電を使うようになり、コンセントが足りず驚いている様子がうかがえます。

子供部屋のコンセントでよくある失敗事例

子供部屋のコンセントで起こりがちな失敗例を、先輩施主に語っていただきました。

親世帯の子供時代とは違っていて、スマホ機器やゲーム機の充実してきてコンセント需要が大きく変わりつつあるのが分かります。

子供が大きくなって使う電化製品が増えた

子供部屋で使用する家電製品は、限られていると勝手に思い込んで部屋の南北2箇所しかコンセントを設置しませんでした。子供が成長して、化粧台やアイロンなどおしゃれをする為に多くの家電製品を使用する様になったので、少なくとももう1箇所増設すればよかったと後悔しています

コンセントの配置と数についてです。子どもが保育園児のときに家を建てたので、子供部屋のコンセントの位置などについてあまり考えていませんでした。その子どもが高校生や大学生になって、自分の部屋で化粧などをするようになってコンセントの数が足りないことに気付きました。コンセントの位置が使いづらいといった問題があります。

コンセントの位置が低すぎた

コンセントを全体的に低い位置に設計しましたが、全て家具の裏あたりにコンセントの位置がくるようになってしまいホコリが溜まりやすいですし、掃除も余計に手間になり失敗しました。

コンセントの配置が下のほうなので、コードを子どもがいじってしまう心配があります。空気清浄機を設置しましたが、子どもに勝手に抜かれてしまうので意味がありませんでした。

見える場所にコンセントを設置すればよかった

子供の部屋なので2箇所もあれば十分とたかを括っていたのですが、実際に住んでみると勉強机やベッドでコンセントが隠れてしまい使いにくかったです。全くものを置かない入り口付近にコンセントを設置しておけば良かったと後悔しています

友達を呼んだりすると、その友達の分も充電が必要になります。延長コードを使えばいいだけなのですが、入り口付近にコンセントをつけてしまったせいで延長コードが部屋を分断する形になり、いろいろと危ないのでそこはとっても後悔しています。

家具の配置を考えておけばよかった

3箇所配置してあるが、物の置き方を考えていなかった。壁面ごとにコンセントを1つずつ配置してもらえば、延長コードなど使わず使い勝手がよかっただろうと今は思っている。

子どもができる前に家を建てたので、実際に子供部屋を使うイメージがわかなかった。そのため、エアコン用のコンセント以外はよく考えずに設置した。実際に子供ができて部屋を整えようとすると、コンセントの位置が不便だったため、思った所にベッドや机を置けないことが判明した。

実際に物(ベッド、照明、デスク、パソコンなど)を置いてみて、必要なところに届かず延長コードを引いています。ベッドや机の配置を考えておけば良かったと思っています。

窓に近い位置に採光もかねて勉強机を置くことにしたので、その近くにコンセントを取り付けました。外から見える場所で勉強するのは気が散るとのことで机を移動した結果、コンセントを使うためにたこ足配線になり掃除がしにくく後悔しています。

部屋にどのように机などを置くか詳しく考えずにコンセントを配置したところ、コンセントの挿し口が勉強机に隠れてしまいました。せっかく4口作ったのに、すべて延長コードを使っているので部屋の配線がぐちゃぐちゃになってしまっていました。机のサイズなどを計算して、コンセントを作る場所を決めればよかったです。

模様替えで後悔

コンセントの数を1つにしていたのですが、子どもが大きくなった時に好きな場所に好きな家具を動かせず、全ての家具の配置が固定になり使いづらそうに感じとても後悔しました。

コンセントは多めに設置しましたが、子どもは気分によって模様替えを頻繁にするので、家具の配置によってはコンセントが使えなくなります。さらに多くのコンセントを付けておいた方が良かったのかなと思いました。

見た目を重視しすぎて後悔

子供部屋はインテリアを重要視しすぎてしまったため、コンセントもそれに調和するように設計してしまいました。その結果、数が足りず、息子は延長コードを使うハメに。インテリアを重要視した割には一番生活感が出てしまう結果となりました。

コンセントが必要なおもちゃで後悔

子供のおもちゃ類でコンセントを使うことを想定していなかったので、見える位置に作らずに不便になってしまった。子供部屋でわざわざコンセントを使うのが面倒になってしまい、リビングで遊ぶようになってしまった。

スマホの充電が不便

子供が小さいときに家を建てたため、スマホやタブレット、パソコン、ゲームなど充電や電源がここまで必要になることを見越していなかった。テレビやレコーダーなど、部屋で使う家電は増える一方なので、無駄と思えるくらい配置すべきだったと後悔。

窓の近くで机を置くのでコンセントを作ったが、ベッドを置く近くには作らなかった。寝ながらの携帯充電や扇風機のコンセントが無いため、延長コードを使用しないと届かなかった。

パソコンや周辺機器が増えてきた

子供がデスクトップパソコンを使い始めて、周辺機器も増えました。コンセントがエアコンを除いて一箇所しかなかったので、タコ足配線で利用していますので、とても不安があります。火事になったりしないか心配です。

昔と違い教科書のみでの学習ではなく、今の子供たちは学習教材でパットを使用するので、充電する機器が1個増えてしまいました。想定していたより電機機器の使用が多いので、コンセントが2か所では足りないです。

LANコンセントが必要だった

LANコンセントを設置していないため、隣の納戸よりLANケーブルを引き使用している。子供が小さいうちは必要ないが、成長するにつれインターネットを使用する機器が必要となった。最近のゲーム機はインターネット接続が必ず必要なので、予め設置しておくべきだった。

子供部屋と考えテレビは不要、LANケーブルは不要、と考えコンセントのみを設置しました。授業でパソコンを使いだしたため、LANケーブルがあったらなと後悔しています。(家が大きく無線の届きが悪いので)

テレビ端子で後悔

子供部屋にはテレビは置かないという考えで、子供部屋にはテレビ端子はつけませんでした。しかしよくよく考えてみると、子供が出ていったい時にその部屋ではテレビが見れないとなると、今では不便に感じてます。

テレビ端子をつけなくてよかったかも。今のところテレビは置いていないが、今後も置く予定もない。今後は子供も携帯やパソコンになるだろうから、数千円でも節約すればよかった。

>>子供部屋のコンセント位置と高さはどこがいい?ベスト配置は3エリア!

>>子供部屋コンセントの数は?いくつ必要?我が家を例に解説します

子供部屋で使う可能性がある電化製品26種

先輩施主100人に現在子供部屋で使っている電化製品を聞きました。

子供が生まれる前に家を買った、子供が小さなときに家を買ったという人の後悔の割合が多い印象です。

子供と言ってもいずれ高校生や大学生になると、大人と同じようなコンセントの使い方をするようになります。

家電製品

  • テレビ
  • エアコン
  • 扇風機
  • 掃除機
  • ラジカセ
  • DVD類
  • ラジカセ
  • 空気清浄機
  • 扇風機
  • プリンター
  • 加湿器
  • 暖房器具

スマホ・ゲーム機類

  • パソコン
  • スマホ
  • ゲーム機
  • おもちゃ
  • タブレット
  • モニター

照明

  • デスクライト
  • スタンドライト
  • ベッドライト

その他

  • 水槽
  • 電動鉛筆削り
  • 電子ピアノ
  • ヘアアイロン
  • ドライヤー

最近の子供たちは、当たり前のようにスマホやタブレットを使用します。

オンライン授業なども多くなり、直接LANポートに差し込めるようLANコンセントが欲しくなることも。

小さかった女の子が成長し美容に目覚めるようになるころには、ドライヤーやヘアアイロンを使うなど、そんな未来を想像できるとコンセントの後悔は少なくなりそうですね。

>>子供部屋はいつから使われる?10年間を成長別に見たグラフ

では、筆者の子供の成長とともに子供部屋の使われ方をグラフにしています。

10年先の子供部屋の使い方を知りたい!という方は参考にしてください。

一級建築士「まどりっと」さんによる新築コンセントアドバイス

筆者のコンセント診断を依頼した「まどりっと」さんに、子供部屋のコンセントで注意すべきポイントを伺いました。

子供部屋のコンセントは、どこにあると便利?

学習机廻り
・手元照明
・パソコン
・モニター(デスクトップの場合)
・携帯充電
・LANケーブル
学習机廻りには、電気を使うものが多く集まりやすいので、最低でも4か所あった方が使い勝手がいいです。

ほかにもあると便利な、子供部屋のコンセントは?

ベッド廻りで、携帯やタブレットを使いながら、充電をするためコンセントが2口は必要です。

子供部屋のコンセントについて、ワンポントアドバイスをいただけますか?

子どもの部屋は家具の配置を変えて、模様替えをしても大丈夫なように、対角あたりにコンセントを3か所程設置しておくと、家具も配置しやすいと思います。

今回、子供部屋コンセントのアドバイスをいただきました、一級建築士「まどりっと」さんのコンセント診断はこちらの記事で確認できます。

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