ダイニングテーブルを置くと部屋も狭くなるし、なくてもいいのかも?でも使い勝手が悪くなるのは避けたいし、なくすのも不安。
ダイニングテーブルをなしにするメリットとデメリットが知りたいゾ。
食事をとるだけでなく、パソコンや勉強をするなどさまざまな使い方ができる「ダイニングテーブル」。
「ダイニングテーブルを置くためにダイニングが必要」と考える方も多いのですが、実はダイニングテーブルをあえて置かない間取りも増えてきています。
ここではダイニングテーブルをなしにするメリットとデメリットをまとめています。
- 部屋を広く使える
- 掃除がラク
- 間取りの融通が利く
- 大人数にも対応できる
- LDKのデザインを統一しやすい
- 食事後そのままくつろげる
- 動線がスッキリする
- 費用が節約できる
- 来客の食事場所に困る
- 空間のメリハリがない
- 小さい子どもにはローテーブルは不向き
- 立つ座るの動作が面倒
- 作業スペースがない
- おしゃれさに欠ける
- テーブルの設置が面倒
- 長時間の作業がしにくい
ダイニングテーブル無しの間取りのデメリット8つ
来客の食事場所に困る
ダイニングテーブルなしの間取りにすると、お客さまに食事をとってもらう場所に困ることがあります。
通常メインの食事場所となるダイニングテーブルが無いので、人数が限られるキッチンカウンターやリビングテーブルで食べてもらうしかないからです。
新築を建てると人を呼ぶ機会も多くなりますが、そのたびに不便に感じるかもしれませんね。
先輩たちの口コミ
キッチンにカウンターがついているだけなので来客時はカウンターかリビングテーブルで食事をしてもらうことになってしまいます。スペースが限られるので大皿の料理などは出せないです。
自宅に友人や親が来訪した際に食事をする場所が無く、床に座ってもらわなければならない点がデメリットだと感じました。
大人数のお客さんがきたときに、料理をどこにだすが、どのように座るかが困りました。
空間のメリハリがない
ダイニングテーブルなしの間取りにすると、空間のメリハリがなくなります。
ダイニングテーブルが無いことから、食事をする空間とくつろぐ空間の区別がつきにくいためです。
食事が終わったあともついだらけてしまい、片付けがすすまないといったイライラがでてきそうですね。
先輩たちの口コミ
椅子に座って食べたい方や、食事とくつろぎのスペースにメリハリが欲しい方には向かないかと思います。
小上がりにおいたテーブルがダイニングテーブル代わりになるので、ゆっくりくつろげない。
食事をするところがリビングになってしまうので、食事とくつろぎのメリハリがつけにくく、子どもたちもついだらけてしまうことが多いです。
リラックスできる環境なのですが、メリハリをしっかりつけたい場合は、食事だけの空間=ダイニングルームがあったほうがよいのかもしれません。
小さい子どもにはローテーブルは不向き
ダイニングテーブルなしの間取りにすると、ローテーブルで食事をすることになりますが、小さい子どもには不向きだと言えます。
床に足が付く状態なので子どもが立ち上がりやすく、食事中も落ち着いて座っていられないためです。
つかまり立ちをしたり、ローテーブルの上に乗ったりしてしまうと、大人もゆっくりと食事をとるのは難しいでしょう。
先輩たちの口コミ
一番下の子が2歳で、ミニチェアに座って食事するので、すぐ立ち上がるので食事に集中できていません。
ローテーブルで食事中に小さい子どもがいるとすぐ立ち上がったり、ローテーブルに登ったりして落ち着いて食べられない。
小さい子供がいる時はダイニングテーブルを置かないと食事をする際には色々と大変なことが起こります。
立つ座るの動作が面倒
ダイニングテーブルなしの間取りにすると、立つ座るの動作が面倒に感じるでしょう。
椅子から立ったり座ったりするのと比べて、床から立ったり座ったりする動作は、足腰への負担が大きいためです。
一度床に座ったら、そのまましばらくリラックスしてしまいがち。いつの間にか時間が経ち、食事の後片付けをするのが遅くなりそうですね。
先輩たちの口コミ
高齢者の両親には床から立ったり座ったりするといった動作が負担なようです。
ちょっと調味料を取りにキッチンへ向かう時なども動作が面倒で、距離も長いので大変です。
いったん床座りしてしまうと、立つのが億劫になりだらだらしてしまいます。
子供が成長し中学生くらいになるとダイニングテーブルの必要性を感じます。食事もスムーズだし、体も大きくなり椅子に座る方が楽と言われています。
作業用スペースがない
ダイニングテーブルなしの間取りにすると、作業用スペースが足りないと感じる場合があります。
ダイニングテーブルでは、子どもが宿題をしたり、読書をしたりと、食事をとる以外にもさまざまな用途で使われます。
ローテーブルやキッチンカウンターでは、集中したくてもなかなか集中できないかもしれませんね。
先輩たちの口コミ
調理する時もダイニングテーブルがあれば、ちょっと食材を置いたり、子どもたちのお手伝い用スペースにしたり出来るのかなと思います。
子供たちがリビング勉強する際に、集中してできる環境が作りにくい。
おしゃれさに欠ける
ダイニングテーブルなしの間取りにすると、おしゃれさに欠けるかもしれません。
さまざまな素材やデザインを選べるダイニングテーブルは、部屋のインテリアのメインともいえます。
こだわりのダイニングテーブルがあるだけで部屋が一気におしゃれな空間に。
家の中でも特に大きな家具なので、ないと少々さみしい印象になるかもしれませんね。
先輩たちの口コミ
デザインの多さやオシャレな点はダイニングテーブルの方が選択肢が拡がってよりインテリアとしてはこだわれるのかなと思います。
テーブルの設置が面倒
ダイニングテーブルなしの間取りにすると、必要に応じて出すテーブルの設置が面倒に感じるでしょう。
ダイニングテーブルの代わりに折りたたみテーブルを使う場合、食事のたびに設置する必要がある場合も。
テーブルを出したりしまったりが億劫になり、「結局いつも出しっぱなしに……」なんてことになりかねませんね。
先輩たちの口コミ
テーブルを出したりしまったりのめんどくささがある。子供が出来てからは毎回出したりしまったりの動作ができないことがおおく、小さいテーブルがでっぱなしの時もある。
長時間の作業がしにくい
ダイニングテーブルなしの間取りにすると、長時間の作業がしにくいことも。
ローテーブルを使う場合、正座や横座りなど足を曲げて座るので、だんだんと足がしびれてくるかもしれません。
キッチンカウンターでは、高さがあっても足がぶらぶらしてしまい集中できなさそうです。
短時間ならローテーブルでもキッチンカウンターでも問題なさそうですが、時間をかけての作業は向いていないかもしれません。
先輩たちの口コミ
テレワークの日や子どもが勉強するときに、ローテーブルだと姿勢がきつく、長時間は集中できない。
ダイニングテーブル無しの間取りのメリット8つ
部屋を広く使える
ダイニングテーブルなしの間取りにすると、部屋を広く使えます。
椅子を動かすスペースを考慮するとコンパクトなダイニングテーブルでも、ある程度の広さが必要です。
ダイニングテーブルを置かないだけで、テーブルも椅子もなくなるので視覚的にも、物理的にも広々とした空間を作れますす。
「ダイイングテーブルを入れてみたら思った以上に狭く感じた」、なんてあるあるな失敗もなくせますね。
先輩たちの口コミ
背の高いダイニングテーブルでは無く、こたつテーブルの大きめサイズにしたのですが、高さが無い分部屋が広く感じられて良いです。
ずっとテーブルが部屋に出ていないので、部屋の広さを十分に感じられる。部屋が広いので無駄に物を増やそうと思わない。
子供が小さい間はローテーブルでの生活が基本と考えていたため、ローテーブルを片付けると子供たちが広々と遊び回れる環境が作れる。
自宅の敷地面積が狭い空間でも場所を有効に活用し、リビングやダイニングを広々と使用することが出来る点だと思います。
掃除がラク
ダイニングテーブルなしの間取りにすると、掃除がとてもラクになります。
ダイニングテーブルがあると、掃除機をかけるたびに椅子を動かしたり、拭き掃除をする面積も多かったりと手間がかかります。
掃除にかける時間も労力も大幅に短縮できるので、掃除が苦手な方にもおすすめの間取りですね。
先輩たちの口コミ
掃除の時も、イスをよけて掃除機をかけて…や、椅子をよけて雑巾がけして…ということがないので、動作がスムーズです。
以前はダイニングテーブの足元に子どもたちがご飯をこぼして、その掃除がストレスでしたが、そのストレスが減ったことが一番うれしいです。掃除がしやすい!
間取りの融通が利く
ダイニングテーブルなしにすると、間取りの融通が利くことも。
物理的に空いたスペースを、収納場所に使ったり趣味を楽しむ場所にしたりと、自由な使い方ができるからです。
ホームパーティー仕様にしたり、子どもの集まり仕様にしたりと、いつでも簡単に模様替えができるようになりますね。
先輩たちの口コミ
家具などを自由に動かせるため模様替えもカンタンにできます。
ダイニング空間がないので、自由に自分好みの間取りにできます。こだわりの大型家具も置きやすいので、満足度の高い間取りになります。
大人数にも対応できる
ダイニングテーブルなしの間取りにすると、大人数の集まりにも対応できます。
ダイニングテーブルだとお客様の席が足りない、なんてことも。ダイニングテーブル自体を置かなければ、机のスペースや椅子の数を気にする必要がありません。
多くの来客を迎えることができるので、賑やかな会が開けそうですね。
先輩たちの口コミ
イスでは無く座布団(クッション)なので、イスの数を気にしなくて良く来客時も便利です。
ダイニングテーブルだと座れる人数が限られますが、床に座ってもらうことになるものの、大人数にも対応できます
LDKのデザインを統一しやすい
ダイニングテーブル無しの間取りにすると、LDKのデザインを統一しやすいと言えます。
デザインや素材の幅も広く、大きさもあることから、部屋の中で主張しがちなダイニングテーブル。
ダイニングテーブルが無い間取りでは、ほかのインテリアと合わせる必要がないためバランスがとりやすくなります。
インテリアの購入時期がバラバラになると全体的なまとまりに欠けることも。意外とLDKのデザインをそろえるのは難しいですよね。
先輩たちの口コミ
部屋のデザインなどについても統一感を計りやすいです。
食事後そのままくつろげる
ダイニングテーブルなしの間取りにすると、食事をとった後にそのままくつろぐこともできます。
ダイニングテーブルで食べる場合、椅子に座ったままではなかなかくつろげませんよね。一方、リビングにあるローテーブルで食事をすれば、そのままゆっくりと過ごすこともできます。
映画を見たり、雑誌を読んだりと、動かずにほかのことを続けてできるのでラクですね。
先輩たちの口コミ
リビングテーブルで食事をとっているので、食後そのまま移動することなく、くつろげます。
動線がすっきりする
ダイニングテーブルなしの間取りにすると、動線がすっきりします。
存在感のあるダイニングテーブルがないと、配膳や片付けといった動線もスムーズになり、人との行き来もしやすくなります。
忙しい朝の時間帯も動きやすいだけで、イライラすることなく効率的に家事ができますね。
先輩たちの口コミ
ダイニングテーブルを置かないかわりに、カウンターと小上がりを作った。ダイニングテーブルセットをおいてないので狭くないし、導線もスッキリしていると思います。
費用が節約できる
ダイニングテーブルなしの間取りにすると、費用を節約できます。
ダイニングテーブルを一式購入するとなると、椅子やシートクッションなどまとまった金額になりますが、その分の費用を他のことに充てられます。
すでに使っているダイニングテーブルを新居へもっていく場合も、大型家具のため引っ越し費用がかさんでしまいます。
数万円節約できれば注文住宅のオプションを増やすこともできますね。
先輩たちの口コミ
ダイニングテーブルセットを購入しなかったので、その分費用の節約になった。
ダイニングテーブルなしの間取りでも後悔しない!よくあるメリットとデメリットを再確認
- 部屋を広く使える
- 掃除がラク
- 間取りの融通が利く
- 大人数にも対応できる
- LDKのデザインを統一しやすい
- 食事後そのままくつろげる
- 動線がスッキリする
- 費用が節約できる
- 来客の食事場所に困る
- 空間のメリハリがない
- 小さい子どもにはローテーブルは不向き
- 立つ座るの動作が面倒
- 作業スペースがない
- おしゃれさに欠ける
- テーブルの設置が面倒
- 長時間の作業が飼育位
ダイニングテーブルなしの間取りの最大のメリットは「部屋を広く使える」ことです。
空いたスペースを有効活用するもよし、こだわりの大型家具を置くもよし、ダイニングテーブルがない間取りにすると空間を広く自由に使うことができます。
メリットとデメリットをよく確認し、何を優先するのか?家族で話し合ってみると良いかもしれません。