お風呂の開き戸で失敗しない!浴室ドアでよくある後悔とメリット・デメリット

お風呂のドアは折れ戸がスタンダードみたいだけど、開き戸にすると後悔するかな?開き戸にした場合のメリットとデメリットが知りたいゾ。

お風呂のドア」は水回りに面していることから、家の中でも最も劣化しやすい設備のひとつ。

ドアの種類は大きく分けて「引き戸」「折れ戸」「開き戸」とあり、どのタイプにしようか悩む方も多いでしょう。

このページでは、お風呂のドアを開き戸にするメリットとデメリットをまとめています。

お風呂(浴室)のドアを開き戸にするメリットとデメリット
メリット
  • 扉を開けやすい
  • 掃除がしやすい
  • 耐久性に優れている
  • 見た目がスッキリしている
  • 気密性が高い
  • タオル掛けが付けられる
デメリット
  • 開閉のためのスペースが必要
  • 開閉時に音がうるさく感じる
  • 他のドアに比べて価格が高い
  • 中で倒れた際に救助が遅れる可能性がある
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お風呂の開き戸でよくある失敗!デメリット4つ

  1. 開閉のためのスペースが必要
  2. 開閉時に音がうるさく感じる
  3. 他のドアに比べて価格が高い
  4. 中で倒れた際に救助が遅れる可能性がある

開閉のためのスペースが必要

お風呂のドアを開き戸にすると、開閉のための十分なスペースが必要になります。

ドア自体が1枚扉で大きく、開け閉めする際、ドアの前後に扇状に広がるスペースが必要だからです。誰かが洗い場にいるときにドアを開けると、人に当たってしまうことも。

お風呂は毎日入るものなので、ドアを開け閉めするたびに気を遣わなければならないのは避けたいですね。

先輩たちの口コミ

小さいお風呂に開き戸を採用してしまうと、出入りの際に窮屈になってしまう。特に介護が必要な方が入浴する際には使いにくいです。

風呂側にドアが開く場合、子供と一緒に入る際に体を洗うスペースが邪魔になる。脱衣所側にドアが開く場合は水滴が垂れるので掃除が手間になる。

開き戸にしてしまうと、子供が先に入っている時に声をかけないとぶつかってしまうなど、スペース的に問題が出ました。

お風呂の中に人がいたり、物が置いてある時に扉を開けると、中のものにぶつかって開けられなくなってしまうことです。

開閉時に音がうるさく感じる

お風呂のドアを開き戸にすると、開閉時に音がうるさく感じるかもしれません

開き戸はほかのドアと比べ気密性が高く、勢いよく開閉するとどうしても音や振動が大きく響いてしまいます。

お風呂に入るたびに『バタン』と大きな音が聞こえてくると、他の家族も何かあったのかと心配になったり、うるさいと感じたりするでしょう。

先輩たちの口コミ

開き戸だと開け閉めの時意外と大きな音がします。

他のドアに比べて価格が高い

お風呂のドアを開き戸にすると、他のドアに比べて価格が高くなります。

多くのハウスメーカーが折れ戸を標準仕様としていることから、開き戸を採用する場合にはオプション料金が発生します。

家を建てるときは少しでも金銭的な負担は減らしたいもの。オプション料金はハウスメーカーによって違いますので、事前に確認したほうがよさそうですね。

先輩たちの口コミ

開き戸は狭い浴室だとつけられませんし、追加料金がかかってしまいます

中で倒れた際に救助が遅れる可能性がある

お風呂のドアを開き戸にすると、中で人が倒れた際に救助が遅れる可能性があります

例えばドアがお風呂側に開く場合、洗い場で人が倒れていてもドアに体がぶつかり開けるのに時間がかかってしまいます。

頻繁に起こることではありませんが、持病のある方や高齢の方がいるご家庭では心配になるかもしれません。

先輩たちの口コミ

浴室側に開く仕様だと万が一、浴室内で家族が倒れたとしたら開けにくくなるのではと思います。

万が一洗い場で倒れてしまった場合、助けようとしても扉が干渉して救助が遅れてしまうリスクがあるのがちょっと困ります。

お風呂の開き戸で失敗しない!よくあるのメリット6つ

  1. 扉を開けやすい
  2. 掃除がしやすい
  3. 耐久性に優れている
  4. 見た目がスッキリしている
  5. 気密性が高い
  6. タオル掛けが付けられる

扉を開けやすい

お風呂のドアを開き戸にすると、ドアが開けやすいと言えます。

標準仕様であることが多い「折れ戸」の場合、構造や力を加える方向を理解していないと開けるのが難しいかもしれません。その点、開き戸は前後に力を加えるだけの単純な動作で開閉ができます。

取っ手を軽くさげるだけでいいので、小さなお子さんや高齢の方でも簡単に一人で開けられます

先輩たちの口コミ

開き戸は押す・引くなので、少ない力で開け閉めすることができます。

掃除がしやすい

お風呂のドアを開き戸にすると、掃除がしやすくなります

折れ戸や引き戸とは違い、開き戸にはレールがありません。ホコリや髪の毛といったゴミがたまる箇所が少ないので、掃除の手間がかかりません。

レールのような細い溝はゴミが取りにくく手間もかかります。開き戸ならサっと拭くだけでいいので掃除が苦手な方にもぴったりですね。

先輩たちの口コミ

簡単にドアをレールから外すことが出来るため、掃除がしやすいところです。

床にレールがないことから、ホコリ、ゴミが溜まりづらい。折れ戸、引き戸に比べ掃除がしやすい。

引き戸はレ—ルのところに髪の毛やほこりがたまりがちで掃除も面倒でした、開き戸にしたらそうしたわずらわしさがなくなりました

耐久性に優れている

お風呂のドアを開き戸にすると、他のドアに比べて耐久性に優れていると言えます。

開き戸は、1枚のドアの片側に蝶番が2~3箇所取り付けてあるだけのシンプルな構造でできています。そのため他のドアに比べると故障しにくく、修理が必要になった場合でも比較的に容易にできます。

お風呂のドアは使用頻度も高く、水回りに接しているのでドア自体の丈夫さにも目を向けたいところですね。

先輩たちの口コミ

中折れドアの様に構造が複雑ではないので開口部も広い

レールのつまりがない為故障することも少なく、故障しても修理が比較的やりやすいです。

見た目がスッキリしている

お風呂のドアを開き戸にすると、見た目がスッキリします

開き戸は、1枚ドアでできているので見た目もシンプルで無駄がありません。

浴室と繋がる洗面脱衣所にこだわりたい方は、シンプルな開き戸にすることで素敵な空間を邪魔することもありませんね

先輩たちの口コミ

一枚の扉になっているので、見た目もスッキリして、おしゃれなお風呂を作ることができます

ガラス戸など選択肢が増えること、扉枠がすっきりしていること、お風呂の扉らしさを感じないデザインにできること。

見た目がシンプルで生活感があまり出ないところも良いと思います。

気密性が高い

お風呂のドアを開き戸にすると、浴室内の気密性が高くなります。

開き戸にはレールがなく、閉めた時もピッタリと枠にはまるので、ドアの上下の隙間がほとんどありません。

お風呂場の熱気が外に逃げにくいので、寒い冬でもゆっくり体を温められますね。

先輩たちの口コミ

お風呂の中で発生する様々な音が漏れにくく、特にお子さまの声が気になる人にはいいと思います。

気密性が高くなるので、浴室からの湿気が脱衣所に来にくく、カビ対策になります。

タオル掛けが付けられる

お風呂のドアを開き戸にすると、タオル掛けが付けられます。

折れ戸や引き戸では構造上タオル掛けをつけることが難しいのですが、開き戸なら1枚扉なのでタオル掛け用のバーをつけても開閉時に干渉することがありません。

お風呂場から一歩も出ずにタオルをとれるので、体の水滴をふき取ってから脱衣所に出ることができますよ。

先輩たちの口コミ

洗面所側の扉にタオルハンガーの取り付けができ、一度お風呂から出てタオルを取りに行く必要がありません

外側にタオルかけを取り付けれるのでバスマットやバスタオルなどを干しておけるので便利です。

扉は浴室の方に開くので、浴室から出る前にタオルを手に取れて体を拭けますので、脱衣所はあまり濡れることがないです。

お風呂の開き戸で失敗しない!メリットとデメリットを再確認

お風呂(浴室)のドアを開き戸にするメリットとデメリット
メリット
  • 扉を開けやすい
  • 掃除がしやすい
  • 耐久性に優れている
  • 見た目がスッキリしている
  • 気密性が高い
  • タオル掛けが付けられる
デメリット
  • 開閉のためのスペースが必要
  • 開閉時に音がうるさく感じる
  • 他のドアに比べて価格が高い
  • 中で倒れた際に救助が遅れる可能性がある

お風呂のドアを開き戸にする最大のメリットは「掃除がしやすい」ということです。

毎日使うお風呂場はキレイにしようと思っても、なかなかドアの掃除までは手が回らない方も多いはず。開き戸なら構造がシンプルなので掃除する場所が少なくてすみます。

デメリット以上のメリットがあるかどうか?家族で話し合うことで、後悔のない家づくりを目指したいですね。

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