階段下トイレで後悔しない!デメリット9つと魅力に変える方法6つ

階段下を有効活用するためトイレを設置しようと思ったけど、あとで後悔しないか不安!という方へ。

こちらのページでは、階段下にトイレを設置するメリットと魅力に変える方法6つをまとめました。

階段下にトイレを設置した先輩の口コミも掲載しています。

タップできる目次

階段下トイレで後悔しやすいポイント9つ

階段下にトイレを設置することで、よくある後悔ポイントは次の9つです。

凹凸ができ、いびつな形になる

階段下にトイレを作ると階段の形状が反映されるため、天井にいびつな形が残ります。

それは「ああ、階段下だからか…」とすぐにバレますよね…。

良かれと思って階段下に設置したつもりでも、捉え方によっては不格好に見えてしまいます。

天井が低くなり圧迫感が出る

階段下をトイレにすると天井が低くなることは避けられません。

トイレの上の天井が低くなるので、頭がぶつかりそうに感じしまいます。

手前に壁が迫ってくる感じがして、圧迫感を感じやすいデメリットがあります。

先輩施主の口コミ

他の間取りを優先するために階段トイレを採用しました。想像していたよりも天井が低く、身長の高い方がトイレを利用するとすごく圧迫感を感じるトイレになってしまいました。階段下は収納にし、トイレは普通の間取りに取り入れた方がよかったなと思っています。

空間が狭くなる

階段下にトイレを設けると空間が狭くなりがちです。

階段の下の幅をそのまま活用することが多いので、トイレが狭くなりやすい。

開放感のあるトイレを望む方は、狭くて居心地の悪さを感じてしまいます。

先輩施主の口コミ

階段下なので天井が低く奥行きも短くなります。やや圧迫感を感じます。階段下だからか埃もたまりやすいので、ペンダントライトなどにすると要注意です。ダイニングや玄関には隣接してないので、その点では匂いや音の心配は回避できました。

収納スペースが足りなくなる

階段下にトイレを設けると収納スペースが足りなくなります。

トイレの天井付近に収納スペースを設けられないので、12ロール入りのトイレットペーパー全てを収納する場所はなさそうです。

幅も奥行きも限られる階段下トイレは、収納スペースが足りなくなるのが難点です。

小さな窓になりがち

階段下トイレにすると、窓が小さくなりがちです。

窓を設置する場所にもよりますが、便座の後ろに窓を設ける場は天井部分に階段の凹凸がでるので窓の設置スペースが限られます。

窓を付けない選択もありますが、ただでさえ圧迫感のあるトイレですから開放感を出すべく、窓が欲しくなりますよね。

トイレの天井が段々になっていて、窓の方が低く狭い感じがします。窓も大きく取れないので、昼間でも電気を付けないと、少し薄暗い感じがします。ドアが階段の方に開いてしまうので、子供が勢いよく開けてしまうのと、階段を降りてくるのとタイミングが合ってしまうと、ぶつかります。

外からトイレの人影が見える

階段下トイレは外から人影が見えやすくなることがあります。

窓の設置場所にもよりますが、空間が狭いので窓との距離が近くなります。

外にいる人は気にしないにしても、おしり丸出しのこちらとしては見られている気がして落ち着きませんよね。

使える照明器具が限られる

階段下にトイレは使える照明が限られます。

階段の形状が浮き出る天井の場合、照明をつけられる面積が限られるので大きな照明が付けられません。

階段下トイレの場合は照明を側面に設置することも。

トイレに付けられる照明が、おのずと限られてくるのは避けられません。

ドアが小さくなりやすい

階段下にトイレを設置することで、ドアが小さくなりやすいです。

階段の影響でトイレの壁の一部が使えなくなるため、ドアを設置できる開口部が狭くなるのです。

そのため取り付けできるドアの選択肢もすくなくなるのです。

場所は問題ないと思うのですが、すぐ近くに階段下の物置があるためドアを開けた時に物置のドアと当たってしまうのが失敗かと思いました。もう少し離れていれば当たることはなかったと思うので同時にドアを開け閉めできると思います。

階段の上り下りの音が響く

階段下にトイレがあると、歩いたときの音がトイレ内に響きます。

ゆっくりと用を済ませたいトイレでありますが、人が階段を上り下りすると直接トイレに音が響きやすいです。

気にするかしないかではありますが、落ち着いた空間とは言いにくい場所になりそうです。

トイレに入っているとき、階段昇降の音が響く。また、突っ張り棒の棚が設置できないため、トイレットペーパーなどののストックがトイレに置けないので不便。

階段下トイレの最大のメリットはデッドスペースの有効活用

階段下トイレの最大のメリットは、デッドスペースになりがちな階段下を有効活用できる点。

どれだけデメリットがあろうとも、家を大きくできない場合は特に階段下トイレのメリットが大きく感じますよね。

階段下は収納として使われがちですが、天井が変形してしまうせいで使いづらさが残ります。

トイレの天井に階段の形状は現れますが、座るときには支障が無いので間取りの上手な活用方法ともいえるのです。

長い時間を過ごすリビングやダイニングを充実させたい!と感じる方におすすめの活用法ともいえます。

階段下トイレで後悔しない工夫6つ

リビングやダイニングスペースを広くとるためにも、階段下のデッドスペースを有効活用できる階段下トイレ。

できれば挑戦したい階段下トイレですが、デメリットの多さにひるんでしまいそうになりますね。

この章ではデメリットの改善策や、デメリットをメリットに変えてしまうアイディアを集めました。

階段下トイレで後悔しないためにできる工夫は次の6つです。

タンクレストイレで圧迫感をなくす

タンク付きトイレに比べ、タンクレストイレは高さがなくなり横幅もスリムなものが多いです。

狭くなりがちなトイレの圧迫感が軽減されます。

タンクレストイレは色も形も豊富ですし、あえてコンパクトなトイレを採用すると空間を広く感じます。

タンクレストイレに不安を感じる方はこちらの記事をご覧ください。

トイレ近くに収納スペースを設ける

階段下トイレは収納スペースが限られます。

トイレットペーパーのストックなどを保管する場所が取れない場合は、トイレの近くに収納スペースを設けられないか検討してみるのもいいですね。

近くに保管場所を確保することで、トイレに大きな収納が必要がなくなります。

折れ戸を採用する

階段下トイレは扉を設けるスペースが限られ、扉の高さが出せないことがあります。

トイレ手前の廊下が狭い場合は引き戸にする解決策がありますが、階段下トイレはその形状から引き戸をせんたくしにくいのが現状。

そこで良いとこどりできるのが「折れ戸」を採用する方法です。

折れ戸にすることで、トイレ前の廊下スペースの人や他のドアとの干渉を避けられます。

玄関フロアなら洗面台設置で一石二鳥

玄関フロアに階段下トイレを設置する場合、玄関フロアに洗面台を設ける方法もあります。

階段下トイレは空間が狭くなりがちなので、手洗い場の設置が困難なことも。

手洗い付きのタンクトイレを置くと高さや圧迫感が出るし…とスペースに限界を感じやすい階段下トイレ。

玄関フロアに手洗い場を設ければ、帰宅後の手洗い場としても兼用することもできます。

階段の形状をアクセントと捉える

階段の形状をアクセントと捉え、アートのような感覚で楽しむこともできそうです。

便器の背面にアクセントクロスを取り入れるなど、スタイリッシュにすることで階段の凹凸までもが「あえて」の造形物に見えてくるから不思議。

トイレや窓、照明で世界観を確立させると、階段の凸凹のおしゃれ感が浮き立つかも。

隠れ家のような空間を楽しむ

階段下と聞いて「ハリーポッター」を思い出す方も少なくないはずです。

デッドスペースと煙がられるスペースを上手に活用することで、家づくりの面白さや注文住宅の良さが生まれそうです。

トイレに本を置いてみたり小物をオシャレに飾るなど、家主の個性が出たてこだわりの隠れ家的なトイレにに仕上げることも可能です。

新築のトイレでよくある後悔はこちらの記事でまとめています。

玄関間取りのお悩みポイントをいくつも掲載していますのでご覧ください。

新築の階段でよくある後悔はこちらの記事でまとめています。

リビング間取りのお悩みポイントをいくつも掲載していますのでご覧ください。

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