お風呂は1階に置く方が一般的だし、2階にすると後悔する?
2階にお風呂を設置することのメリットとデメリットが知りたいゾ。
注文住宅を考えている方の中には、「2階にお風呂を設置する」間取りが増えています。
一般的にお風呂は1階におくことが多いので、2階にあるとどんな後悔ポイントがあるのか気になりますよね。
このページでは、2階にお風呂を設置することのメリットとデメリットをまとめています。
- 効率よく洗濯できる
- 1階の間取りを有効活用できる
- プライベート空間を確保できる
- 寝室近くに設置できる
- 窓を開けやすい
- 1階よりも日当たりが良い
- 1階にお風呂の音が響く
- 1階に水漏れのリスクがある
- 外でついた汚れを2階に持ち込んでしまう
- お湯が出るのに時間がかかる
- 水圧が弱い
- 費用が高くつく
- 歩行が困難だとお風呂に入れない
- 子どもの入浴を見ながら家事ができない
- 配管トラブルが起きやすい
2階にお風呂で後悔しない!設置するデメリット9つ
- 1階にお風呂の音が響く
- 1階に水漏れのリスクがある
- 外でついた汚れを2階に持ち込んでしまう
- お湯が出るのに時間がかかる
- 水圧が弱い
- 費用が高くつく
- 歩行が困難だとお風呂に入れない
- 子どもの入浴を見ながら家事ができない
- 配管トラブルが起きやすい
1階にお風呂の音が響く
2階にお風呂を設置すると、1階にお風呂の音が響いてしまうことがあります。
入浴中はシャワーの流れる音やお風呂椅子を動かす音など、意外と音が出やすいもの。お風呂を使う時間帯や生活サイクルの違いによって、2階でお風呂を使っていると1階ではうるさく感じるかもしれません。
リビングでくつろいでいても、2階からお風呂の排水音が響いていると落ち着けないですよね。
先輩たちの口コミ
お風呂に入るとシャワーや水を流す音が結構大きな音で響いてくるのでうるさく感じます。
夜にお風呂に入るので、他の人がお風呂に入ってるときに部屋にいることが多く音が気になります。
1階の寝室などへの騒音があるので、夜遅くの入浴があまりできません。
意外と下の階にまでシャワーの音が響きます。水の音なのは仕方ないが深夜誰が寝ている時はちょっとうるさいと思う時があります。
1階に水漏れのリスクがある
2階にお風呂を設置すると、1階へ水漏れするリスクがあります。
水漏れは、配管のつまりや経年劣化といった配管トラブルで起きる可能性がありますが、2階にお風呂があると階下である1階にまで被害が及びます。
リビングやキッチンといった1階の生活スペースが水浸しになってしまうと、修理も時間がかかりそうですよね。
先輩たちの口コミ
将来的に水漏れ等が起こらないかが少し心配です。修理になった時も2階で修理をするのに部品、修理業者さんが1階部分、階段を通っていかなければならないのが少し嫌です。
外でついた汚れを2階に持ち込んでしまう
2階にお風呂を設置すると、外でついた汚れを22階に持ち込んでしまうことがあります。
雨でぬれたり砂や泥だらけで帰ってきたときに、1階から階段を上って2階のお風呂に行くとなると、その動線は汚れてしまいがちです。
特に子どもが小さいうちは汚れて帰ってくることも多いでしょう。そのたびに階段や廊下を掃除するのは面倒ですよね。
先輩たちの口コミ
ドロドロに汚れて帰ってきた時に、すぐにお風呂場にいけないことです。
汚れて帰ってきて、帰宅直後に入りたい時などには汚れたまま2階に上がらないといけない点です。
ランニングが趣味ですが、帰って風呂に行くまでに距離があったり 雨の日に風呂に行くまでに距離があったり 床が汚れない様にするのに気を使う点でしょうか。
お湯が出るのに時間がかかる
22階にお風呂を設置すると、お湯が出るのに時間がかかることがあります。
給湯器を1階の屋外にしか設置できないとなると、2階まで伸ばすため配管が長くなります。そのため、どうしてもすぐにお湯が出にくいと感じることがあるようです。
夏場ならまだしも、冬場は一秒でも早くお湯が出てきてほしいですよね。
先輩たちの口コミ
水道管が長くなる分、お湯の出に少し時間がかかるということです。
お湯の入ったタンクが遠いのでなかなか温かいお湯が浴槽に来るまで時間がかかります。
水圧が弱い
2階にお風呂を設置すると、水圧が弱くなることがあります。
1階とは違い、2階の高さまで上に押し上げる力が必要になるため、どうしても水圧が弱くなってしまうのです。
水圧が物足りないと、シャワーを使って髪や体を洗うときにスムーズに流せないのでストレスが溜まってしまいそうです。
先輩たちの口コミ
エコキュートなので2階にお風呂を設置しているとどうしても水圧が弱いと感じます。
費用が高くつく
2階にお風呂を設置すると、費用が高くつくことがあります。
配管を2階にまで延長することで資材費もかかりますし、十分な水量が届くよう通常よりも高い高圧タイプの給湯器が必要になるかもしれません。
1階にお風呂を設置するのに比べ費用が高くなりがちなので、どこまでお金をかけられるのか話し合っておく必要がありますね。
先輩たちの口コミ
2階まで伸ばした配管代など、初期費用が高くつきます。
1階とは違う特殊工事をしなければならないので、高い費用がかかってしまいました。
歩行が困難だとお風呂に入れない
2階にお風呂を設置すると、歩行が困難だとお風呂に入れないことがあります。
足腰を悪くしてしまうと一人では階段の上り下りが難しくなるので、入浴自体が難しくなってしまうかもしれません。介助する側の負担も大きくなります。
今は元気でも年老いたころには住みにくい家になってしまいそうですね。
先輩たちの口コミ
老後に2階に上がるのが面倒になりそう。改修工事などの費用が高くなる可能性がある。
将来移動に介護の必要がでたとき(特に車いす必要時)、階段に昇降機をつけないとお風呂に入れないことがデメリット
子どもの入浴を見ながら家事ができない
2階にお風呂を設置すると、子供の入浴を見ながらの家事ができないことがあります。
1階にリビングがある場合、まだ子どもが小さいと、「体を洗えているか」「浴槽でおぼれないか」「しっかり体をふいて出てくるか」など、入浴中もなかなか目が離せません。1階でこなしていた家事をストップして2階で見守る必要があります。
入浴の時間帯は食事の支度や片付けなどの家事に追われてバタバタしがち。いくら忙しくてももしもの事故があるといけないので気が抜けませんね。
先輩たちの口コミ
子どもが1人で入るようになったばかりのとき、チラチラ様子を見ながら1階で家事をするのが難しかったです。
配管トラブルが起きやすい
2階にお風呂を設置すると、配管トラブルが起きやすいといえます。
2階にまで届くよう配管を長くする分、詰まりや水漏れ、凍結、経年劣化による破損の可能性も高くなります。
1階にお風呂を設置する場合に比べて配管の設置も複雑になるので、メンテナンス費用も割高になりそうですね。
先輩たちの口コミ
2階のお風呂からの配管が外から目立つことや、配管が長いので詰まりやすかったり、臭いが立ちやすかったり、凍結しやすかったです
2階にお風呂で後悔しない!設置するメリット6つ
効率よく洗濯できる
2階にお風呂を設置すると、効率よく洗濯ができます。
2階にベランダや洗濯機があると、「脱ぐ→洗う→干す→畳む→しまう」といった洗濯の一連の動作が2階だけですませられるのです。
水分を含んだ重い洗濯物をもって階段を上ることもありませんし、取り込んだ洗濯物がリビングに散らかることもないので日々の洗濯がラクになりますね。
先輩たちの口コミ
洗濯干しも2階のベランダで、洗濯機もお風呂の隣なので、洗濯物が散らからないです。1階にわざわざ持っていくタオル着替えなどないので、便利です。
洗濯機もお風呂場に置いたので、洗濯物をベランダに干す際に階段を昇り降りする事が無くなりました。
お風呂でつけおき洗い、洗濯、片付けの導線が2階だけで済みます。階段を昇り降りして片付けなくてよいのはとても楽です。
1階の間取りを有効活用できる
2階にお風呂を設置すると、1階の間取りを有効活用できます。
2階にお風呂を設置する分、1階の間取りに余裕が生まれます。収納スペースを増やしたり、リビングを広くしたりと1階の使い方が広がります。
お客さんを出迎えることが多い1階スペースは、広々とした印象をもってもらいたいですよね。
先輩たちの口コミ
1階のLDKを広くできるので、広々と使える様になるなどです。
お風呂を2階にしたことにより、お客さんがよく来るスペースである1階が広く見えるようになった。
プライベート空間を確保できる
2階にお風呂を設置すると、来客時もプライベート空間を確保できます。
お風呂や脱衣所といった家族だけが使う空間は、お客さまには見られたくないもの。2階にお風呂をおけば、プライベートを確保できますし、来客時でも家族が気兼ねなく入浴できます。
お風呂上りからそのまま寝室にいけるので、パジャマ姿を見られる心配もありませんね。
先輩たちの口コミ
家族がお風呂中人が突然来ても、恥ずかしいお風呂上がりを見られなくて安心です。1階で対応していても、お客様も気を使わなくていいようです
お風呂が2階のため洗濯機等も2階に設置する事となり、生活感が1階ではわかりにくいです。
寝室近くに設置できる
2階にお風呂を設置すると、寝室との距離が近い間取りにできます。
寝室は2階に設置する間取りが一般的ですが、さらにお風呂も近くに置くことで入浴から就寝までの生活動線が同じ階で完結できます。
入浴後すぐに寝室に行けるので、冬の時期も湯冷めせずに布団に入れますね。
先輩たちの口コミ
お風呂が2階にある事で、風呂上がりに階段を上り下りすることなく寝室に行けるので、寝冷えしなくてよかったです。
窓を開けやすい
2階にお風呂を設置すると、1階に比べて窓が開けやすくなります。
1階にお風呂があると、外からの視線が気になって窓があっても開けにくいもの。2階なら高い位置にあるので、気兼ねなく窓をあけてのバスタイムを楽しめまることも。
湯船につかりながら外の風を感じられるので、自宅にいながら露天風呂気分を味わえそうですね。
先輩たちの口コミ
昼間や夜に雲や星空を見ながら、ゆったりと風呂に入る事が出来ます
お風呂を出た後も、窓を開けることでお風呂の中がカビないので結構いい。
2階なので窓を開けると周りの景色がよく開放的な気分になります
1階よりも日当たりが良い
2階にお風呂を設置すると、1階よりも日当たりが良くなります。
2階なら1階よりも高い位置にある分、遮るものが少ないので太陽の光を取り入れやすくなります。
お風呂の日当たりがよくなると気分が明るくなるのはもちろんのこと、浴室内が乾燥しやすくなるのでカビの発生を抑える効果も。
冬もお風呂場が冷たくなりにくいので、入浴時も寒い思いをせずにすみますね。
先輩たちの口コミ
日中に日が入るので、お風呂場が湿気ることがなくカビも生えにくいです。
2階の方が日当たりがいいので、ジメジメせずカビがはえにくいです。
2階にお風呂の間取りでも後悔しない!メリットとデメリットを再確認
- 効率よく洗濯できる
- 1階の間取りを有効活用できる
- プライベート空間を確保できる
- 寝室近くに設置できる
- 窓を開けやすい
- 1階よりも日当たりが良い
- 1階にお風呂の音が響く
- 1階に水漏れのリスクがある
- 外でついた汚れを2階に持ち込んでしまう
- お湯が出るのに時間がかかる
- 水圧が弱い
- 費用が高くつく
- 歩行が困難だとお風呂に入れない
- 子どもの入浴を見ながら家事ができない
- 配管トラブルが起きやすい
2階にお風呂を設置する最大のメリットは、「プライベートな空間を確保できる」ことです。
お風呂や寝室といったプライベートな空間を2階にまとめておけば、ふいの来客時も中を見られることもありませんし、遠慮することなく入浴できます。
2階にお風呂を設置するメリットとデメリットをよく確認して、家族で話し合ってみるといいかもしれませんね。