寝室の窓を高窓のみにするのってアリ?
窓の種類や位置って睡眠の質に大きく影響しそうだし、高窓のみでいいのか不安。
寝室の窓を高窓のみにするメリットとデメリットが知りたいゾ。
注文住宅を建てるとき、眠りを妨げないようにと「寝室を高窓のみ」にする人が増えています。
プライバシーを確保できる上、おしゃれな感じがしますが、本当に高窓のみでいい?と不安に思うかもしれません。
ここでは寝室の窓を高窓のみにした場合のメリットとデメリットをまとめています。
- プライバシーを確保できる
- 明るさがちょうどいい
- カーテン代がかからない
- 防犯対策になる
- 外気が伝わりにくい
- 家具の配置がしやすい
- 空が眺められる
- 子どもが落下する心配がない
- 部屋の中でも布団を干せる
- 換気しにくい
- 掃除がしにくい
- 明るさが物足りない
- 外が見えにくい
- 部屋が狭く感じる
- 布団を干す場所が遠くなる
寝室の窓を高窓のみにするデメリット6つ
換気がしにくい
寝室を高窓のみにすると、換気がしにくくなります。
通常よりも高い位置にある高窓は、窓を開け閉めするときに手を上に伸ばさなければならなかったり、チェーンを使わないと開閉できなかったりと、少々手間がかかるためです。
高窓から入る風が下の方まで届きづらいこともあり、空気の入れ替えが不十分だと感じるかもしれません。
先輩たちの口コミ
空気の入れ替えがちゃんと出来てない気がします。入口と窓の兼ね合いでしょうが空気が抜けません。
窓が高い位置にあるので、手を上に上げなければいけないのはすこし辛いです。
部屋の中を換気したいと思っても、高窓を簡単に開けることは出来ないので、換気をする際には非常に不便だと思いました。
高窓だと、空気入れ替えが出来にくかったりあまり部屋に風が入ってこなくて夏場はとても暑く感じます。なので暑がりの方には、高窓より下に窓をつける方がいいと感じました。
掃除がしにくい
寝室を高窓のみにすると、掃除がしにくくなります。
高窓は高い位置にあるため、手が届きにくく次第に億劫に感じてくるかもしれません。
窓のガラス部分やサッシをしっかりと掃除するためには、脚立や踏み台、高所専用の掃除道具などが必要で、余計な一手間がかかってしまいますね。
先輩たちの口コミ
高窓で掃除がしにくいため埃を放置してしまっている。
年末年始などでの窓掃除が困難となり場合によっては、清掃専門業者への発注が必要となります。
高窓にしての一番のデメリットは掃除が大変なこと、掃除がしにくいことなど掃除に関してが大きいです。三脚などが必要になるので掃除が億劫になり年に何回かしか掃除をする気にならない。
高窓のみにして感じるデメリットは、普通の窓と比べて掃除がしにくいということです。高窓を掃除するための掃除用品を揃えなければならず、一手間掛かってしまうのがデメリットだと思います。
明るさが物足りない
寝室を高窓のみにすると、明るさが物足りないと感じる場合があります。
寝室につける高窓は、窓から入る光の量を制限するため、大きいものよりは小さめのものを選ぶ人が多いです。
入る光が多い方がいいのか、少ない方がいいのか、自分たちの生活スタイルに合わせてよく検討する必要がありますね。
先輩たちの口コミ
暗いのは良いのだが、部屋が明るくなってきて起きるということがなくなったため朝の時間感覚が狂う。アラームをつけないと起きられなくなった。
高窓は、プライベートが守れて良いのですが、採光面積が少ないので部屋が暗くなる時間が早いだけでなく換気効率が悪く運気が下がる様に思える。採光率を高めて換気効率を上げる為にトップライトやドーマを設置すれば良かったと後悔しています。
窓から入る光がすこししかないのがデメリットです。もっと大きな窓にすればよかったなと思っています。そうすれば、光が部屋全面に入ったのにと思っています。窓は大きいほうがいいです。
北側のせいもあり昼間でも暗く照明が必要です。
外が見えにくい
寝室を高窓のみにすると、窓から外が見えにくくなります。
高窓は身長より高い位置にあるため、上空の様子は見えますが、地面に近い部分は見ることができないためです。
家の外に誰かいるのか確認しにくいでしょう。
四季の移り変わりを確認できないので、もったいないと感じるかもしれませんね。
先輩たちの口コミ
外の景色が見えにくいことにストレスを感じます。
外で物音がして気になっても、すぐに確認できない
。
外の景色があまり見えません。花火や星空など見たい時に全く見えないのが残念だなと感じます。
部屋が狭く感じる
寝室を高窓のみにすると、部屋が狭く感じることがあります。
高窓は外の景色が見えづらい位置にあるため、開放感を感じにくく、目の高さには壁も多くなることから、どうしても圧迫感を感じやすくなります。
寝るだけの部屋と割り切っても、息苦しさを感じるようでは朝もスッキリと起きれないかもしれませんね。
先輩たちの口コミ
高窓にしたことによって部屋全体が少し狭くなった印象を受け、時々窮屈感を感じてしまうことがあります。
最初はメリットばかりだったのですが、慣れてくると高窓だけだと圧迫感を感じます。小さめの長方形なのでそう感じるのかもしれませんが、普通の高さの窓の方が外が見えて開放感を感じます。
掃き出し窓ではないので閉鎖的に感じる気がします。
布団を干す場所が遠くなる
寝室を高窓のみにすると、屋外で布団を干せる場所までの距離が遠くなります。
ベランダやバルコニーを寝室に設置できれば、すぐに干すことができますが、高窓のみの場合、寝室にベランダやバルコニーを設置できないためです。
風や直射日光の当たる屋外で布団を干したい方にとっては、布団を持って移動する距離が長くなります。
先輩たちの口コミ
お布団を干す際に、わざわざ部屋を出て外からベランダに回る必要性がある。布団を干すのに、手軽さがないのが実情である。しかし、それ以外の面では寝室に高窓のみで問題になる事はあまりないように感じている。
寝室の窓を高窓のみにしたメリット9つ
プライバシーを確保できる
寝室を高窓のみにすると、プライバシーを確保しやすくなります。
外からの視線が気にならない位置に窓があるためです。
歩行者や隣の家からの視線を気にする必要がないので、快適で過ごしやすい寝室になりますよ。
家を設計する際に、高窓の位置や方角をしっかりと確認しておきたいですね。
先輩たちの口コミ
昼夜問わずプライベートを他人に覗かれないので着替えなどが所構わずできて自由。
1番のメリットはプライバシー性の高い窓にできるということです。高窓にすることで、隣の家の窓や道路の歩行者などから家の中が見えにくくなるので、プライバシーを確保することができます。
周囲の家は一般的な窓の高さを採用している方が多いので、窓の高さが重なり近所からの目線を気にすることがありません。
明るさがちょうどいい
寝室を高窓のみにすると、ちょうどいい明るさの寝室になります。
高窓から入る光は、壁や天井にあたることで柔らかい光となるためです。
また、寝室に設置する高窓は採光面積が少ないことが多いため、ちょうどいい光の量だと感じる方が多いようです。
夜は星や月のやさしい明かりで過ごせることも。
先輩たちの口コミ
寝室は暗い方が眠りやすく、大きな窓の必要性はあまりないと感じた。朝の高窓から差し込む陽の光も強くないため眩しくて起きるということがありません。
朝は起床時間くらいに朝日が差し込んでくるので、心地よく目覚めている。
寝室の窓を高窓にしたことで、部屋全体が明るくなって豆電球を付けておかなくても真っ暗にならずに安心して眠れるようになったことが一番のメリットです。
カーテン代がかからない
寝室を高窓のみにすると、カーテン代が必要なくなることも。
高窓は、カーテンをつけなくてもプライバシーを確保できる場合が多く、わざわざカーテンやブラインドを購入する必要がありません。
取り外しも不要で、カーテンを洗濯する手間も省けますね。
先輩たちの口コミ
カーテンを取り付けなくても覗かれる心配が無くなったため、お金を使わなくて済んでお得になったことも良かったです。
カーテンも必要ないためコストカットになる。
カーテンがなくても最悪大丈夫で、カーテン無しの状態で窓を開けると風の通りもいいです。
防犯対策になる
寝室を高窓のみにすると、防犯対策にもなります。
高窓は高い位置にあるため、通常の高さの窓よりは、空き巣が入りにくいためです。
さらに窓用の防犯ブザーや防犯フィルムをつければ、防犯対策は言うことなし。
高い位置にある高窓なら空き巣の侵入経路にもなりにくいので、毎日安心して眠れそうですね。
先輩たちの口コミ
高窓にすることで窓を全開にしていても不審者が入ってこないので安心して生活ができる!
防犯的にもはきだしの窓より安全だと思いました。
外気が伝わりにくい
寝室を高窓のみにすると、外気が伝わりにくいといえます。
窓は外につながっているので、窓の近くにいるとどうしても外気が伝わりやすいですが、高窓は高い位置にあるので、距離を保てるためです。
寝ているときにも冷気や熱気を感じずにすむので、寝室が快適な空間になるでしょう。
先輩たちの口コミ
冷気や熱気が寝ている場所には伝わってこないこと。
夏の暑い日差しや冬の寒い冷気での結露も最小限にできてて明り取りにもなっています。
家具の配置がしやすい
寝室を高窓のみにすると、家具の配置がしやすくなります。
通常の高さの窓があると、高さのある家具やインテリアが置けませんが、高窓の下は壁になるため、ベッドや家具などを自由に置けるからです。
窓下のスペースを思い通りに有効活用できますね。
家族が増えたり、気分を変えたりしたいときに簡単に模様替えもできますよ。
先輩たちの口コミ
ベッドや家具も場所を選ばず配置できるし模様替えも然程悩むことがなく出来るのでよかったと思っています。
窓の下に物が置けてとても使い勝手がよかったなと思っています。
部屋のレイアウトが自由に変えられる。
空が眺められる
寝室を高窓のみにすると、空が眺められます。
高さのある窓なので、窓いっぱいに空が広がるためです。
通常の高さにある窓とはまた違った、きれいな空の景色が楽しめますよ。
ベッドに寝ころんだ状態で高窓からのぞく空を眺めれば、とてもリラックスした気分になれますね。
先輩たちの口コミ
寝室の窓を高窓にしたせいで、見晴らしがよくなって、景色がとてもきれいに見えてよかったなと思っています。
小窓から見える空がきれいでいいなと思います。
寝室の窓を高窓のみにすることで、夜は月明かりで寝室内を照らすことができているので、オシャレになりました。
子どもが落下する心配がない
寝室を高窓のみにすると、子どもが誤って窓から落下してしまう心配がありません。
子どもが背伸びをしたり、ベッドにのぼっていたりする場合でも、手が届かない位置に窓があることから、安全が保たれています。
子どもを寝室に残し、親が先に起きるときでも、子どもが窓から落下する心配がないので、寝室で安心して寝かせておけますね。
先輩たちの口コミ
小さい子どもの転落防止になり安心感があること、
子供は外を覗こうとするので、落下の心配もないので2階で遊ばせることが出来ます。
部屋の中でも布団が干せる
寝室を高窓のみにすると、部屋の中で布団が干せます。
デメリットで「布団を干す場所が遠くなる」と紹介しましたが、高窓なら布団の部屋干しも可能です。
高い位置に窓があるので、日光が部屋の中まで届きやすくなるメリットも。
若いうちは余裕でも、年を取ると足腰が弱くなり布団を干すのも一苦労となりまね。
部屋の中でも布団が干せるのは、将来的にもうれしいポイントです。
先輩たちの口コミ
日差しが入るので布団も部屋に干せます。
天気がいい日は明るい日差しが入ってきて、室内にいても暖かさを感じる。ペットもそこで日光浴をしている。布団もちょうど日の光が当たるところなので、勝手に除菌されされているだろうと思っている。
寝室の窓は高窓のみでいい?よくあるメリットとデメリットを再確認
- プライバシーを確保できる
- 明るさがちょうどいい
- カーテン代がかからない
- 防犯対策になる
- 外気が伝わりにくい
- 家具の配置がしやすい
- 空が眺められる
- 子どもが落下する心配がない
- 部屋の中でも布団を干せる
- 換気しにくい
- 掃除がしにくい
- 明るさが物足りない
- 外が見えにくい
- 部屋が狭く感じる
- 布団を干す場所が遠くなる
寝室の窓を高窓のみにする最大のメリットは「真のプライベート空間になる」ことです。
高い位置にある高窓からは他人からの目線が気にならないので、柔らかい光を浴びながら、自分の好きなように過ごすことができますね。
寝室の窓を高窓のみにする場合は、メリットとデメリットをよく確認し、後悔のないようにしたいですね。