新築時にダウンライトで後悔しない!よくあるメリットとデメリット

照明をダウンライトにする家が多いって聞くけど、配置や数を決めるのが難しそう。照明で部屋の雰囲気は大きく左右するし、メリットとデメリットを知った上で検討したい。

「ダウンライト」とは天井に埋め込んで設置する照明器具のこと

どんな部屋でも使いやすくデザイン性に優れているいことから、新築でダウンライトを設置する方が増えています。その一方、配灯数や位置を決めるのは案外難しく失敗談も少なくありません。

このページでは、新築時にダウンライトを設置するメリットとデメリットをまとめています。

ダウンライトのメリットとデメリット
メリット
  • 部屋が広く感じられる
  • インテリアの邪魔をしない
  • 掃除がラク
  • おしゃれな空間を演出できる
デメリット
  • 照らす範囲が狭い
  • 初期費用が高くなりやすい
  • 場所を変えられない
  • 電球の交換が難しい
  • 直視すると眩しい
  • 燃えやすいものに注意
  • 影ができる
タップできる目次

新築のダウンライトでよくある後悔!デメリット7つ

  1. 照らす範囲が狭い
  2. 初期費用が高くなりやすい
  3. 場所を変えられない
  4. 電球の交換が難しい
  5. 直視すると眩しい
  6. 燃えやすいものに注意
  7. 影ができる

照らす範囲が狭い

新築時に照明をダウンライトにすると、照らす範囲が狭く感じるかもしれません

ダウンライトは天井に埋め込まれているため、光が広範囲に広がりにくいという特性があります。灯数が少ないと暗く見えてしまったり、多いと見た目がイマイチになったりすることも。

インテリアコーディネーター等、プロの提案を参考にレイアウトを考える必要がありそうです。

初期費用が高くなりやすい

新築時に照明をダウンライトにすると、初期費用が高くなりがちです

ダウンライトの単価はそこまで高いものではありません。ただ明るさが足りない場合は複数配列するので、費用がかさんでしまいます。

天井に穴をあける工事費用も必要になるので、一つ設置すれば明るいシーリングライトに比べるとどうしても初期費用が割高になりますね。

場所を変えられない

新築時に照明をダウンライトにすると、照明の場所を簡単には変えられなくなります

天井に穴をあけるので、一度設置すると場所を変えたり個数を変えたりすることが難しくなるのです。

間取りの段階から家具の配置を決めておかなくてはなりませんし、住んでからも模様替えがしにくくなりますね。

電球の交換が難しい

新築時に照明をダウンライトにすると、自分で電球を交換することが難しくなります

なぜなら新たにLEDダウンライトを設置する、一体型のダウンライトの電球を交換するといった作業では、電気工事士の資格が必要になるためです。

頻繁に頼むものでもありませんが、専門業者に依頼する度に「自分で交換できれば……」とモヤモヤしてしまうかもしれません。

直視すると眩しい

新築時に照明をダウンライトにすると、光を直視した際に眩しく感じることがあります

ダウンライトは照らす範囲が狭い分、放つ光も強力です。 リビングや寝室で寝転んだとき、真上にダウンライトがくるような配置だとかなり眩しく感じるかもしれません。

体を休めたくても強い光にさらされていては、なかなかくつろげないですよね。

燃えやすいものに注意

新築時に照明をダウンライトにすると、燃えやすいものに気を付ける必要があります

天井に埋め込むダウンライトは熱がこもりやすく、衣類や布団といった燃えやすいものに接触すると火災につながる恐れがあります。

クローゼットの中での長時間のつけっぱなしは避けた方がよさそうですね。

影ができる

新築時に照明をダウンライトにすると、影が気になるかもしれません

ダウンライトはスポットライトのように真上から光があたるため、手元に影ができてしまいます。また複数設置すると、多方向から同時に照らすためが重なって見えてしまうことも。

本を読む、勉強をするといった場所では、使い方に注意する必要がありそうです。

それでも新築時に照明をダウンライトにしたい!メリット4つ

  1. 部屋が広く感じられる
  2. インテリアの邪魔をしない
  3. 掃除がラク
  4. おしゃれな空間を演出できる

部屋が広く感じられる

新築時に照明をダウンライトにすると、部屋が広く感じられます

ダウンライトは天井にすっぽりと埋め込まれているので、凹凸がない分、空間を広く見せる効果があります。

スッキリとしたシンプルな部屋を目指している方にはぴったりの照明ですね。

インテリアの邪魔をしない

新築時に照明をダウンライトにすると、ほかのインテリアの邪魔になることがありません

ダウンライトは光源が見えず主張しすぎないデザインなので、スッキリとした印象の部屋に仕上がります。

天井をフラットなまま使えるので、どんなテイストのインテリアにも相性が良い照明です。

掃除がラク

新築時に照明をダウンライトにすると、掃除がラクになります。

他の照明では定期的な掃除が必要ですが、天井に埋め込まれているダウンライトなら埃や汚れが溜まることがありません。

隙間もないので虫が入り込む心配もないですし、お手入れに手間がかからないのは嬉しいですよね。

おしゃれな空間を演出できる

新築時に照明をダウンライトにすると、おしゃれな空間を演出できます。

シーリングライトのように全体をまんべんなく照らすのではなく、ダウンライトは複数のあかりを配列して設置するため、こだわりの光加減、照明空間を実現できるといえます。

お気に入りのインテリアだけを明るく照らしたい、といった演出も楽しめそうですね。

新築時にダウンライトで後悔しない!メリットとデメリットを再確認

ダウンライトのメリットとデメリット
メリット
  • 部屋が広く感じられる
  • インテリアの邪魔をしない
  • 掃除がラク
  • おしゃれな空間を演出できる
デメリット
  • 照らす範囲が狭い
  • 初期費用が高くなりやすい
  • 場所を変えられない
  • 電球の交換が難しい
  • 直視すると眩しい
  • 燃えやすいものに注意
  • 影ができる

ダウンライトの最大のメリットは「部屋が広く感じられる」ことです。

天井に埋め込む形で設置するダウンライトは、他の照明のように出っ張ることがないため、実際の部屋の広さよりも開放的に感じさせる効果があります。

デメリットをカバーできるメリットがあるかどうか?何に優先順位をつけるのか?家族で話し合ってみるといいですね。

新築のリビングでよくある後悔はこちらの記事でまとめています。

リビング間取りのお悩みポイントをいくつも掲載していますのでご覧ください。

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