パントリーのある家に憧れるけど、建ててから後悔したくないな。パントリーのよくある失敗例を知っておきたい。
食料品や日用品、調理器具などを保管しておくための収納スペースである「パントリー」。
キッチンの近くに大型の収納スペースがあれば、置き場所に困らないというメリットもありますが、常日頃使う場所だからこそ「失敗した」と感じる方も多いようです。
このページではそんな「パントリー」のよくある失敗ポイントを集めました。
パントリーの後悔ポイント8つ |
家事導線が悪い 棚板を固定してしまい使い勝手が悪い 棚の奥行きが深すぎて収納しづらい 照明を設置しておけばよかった パントリーが狭い 換気ができない 扉を付ければよかった 扉がいらなかった |
パントリーで後悔しない!よくある失敗ポイント8つ
家事導線が悪い
パントリーを使いづらい場所に設置すると、家事導線を邪魔してしまう可能性があります。
設置しやすいスペースがあるからと、使いやすさを考えずにパントリーを設置すると、効率よく家事がすすめられずストレスに感じるかもしれません。
家族が通る通路やキッチンを使う時の動線を確認してから、パントリーの位置を考えたいですね。
棚板を固定してしまい使い勝手が悪い
パントリーを設置する際、内部の棚の高さを固定してしまうと使い勝手が悪くなることがあります。
棚板が固定されると一段に収納できる容量が変えられないので、大きさや高さがあるものが入れられないことも。
便利だと思ってパントリーを作っても、収納できるサイズが限られてくると使いにくいですよね。
棚の奥行きが深すぎて収納しづらい
パントリーを設置する際、棚板の奥行きを深くすると収納しづらくなります。
奥行きが深い棚はモノを出し入れしにくく、後ろ半分がデッドスペースになってしまうことも多いのです。他にも手前からどんどんとモノを詰め込んでしまい、ストックに目が行き届かなくなってしまうことも。
うっかり賞味期限を切らしてしまったり、同じものを買ってしまったりと、うまくパントリーを活用できなくなってしまいそうです。
照明を設置しておけばよかった
パントリーを設置すると、パントリー内や近くに照明をつければよかったと後悔することがあります。
パントリー内は収納が増えていくうちに奥のものが影になり見えづらくなるので、採光が取れない環境では作業がしづらくなります。
ウォークインパントリ―の場合だと、窓や照明が足りないと目的のものを探すのも一苦労ですよね。
パントリーが狭い
パントリーを設置したものの、スペースが狭すぎて収納できないといったケースがあります。
設計の時点で家庭のライフスタイルでは、どのくらい収納力が必要なのか検討する必要があります。いざ暮らしてみるとモノが入りきらず溢れてしまうことも。
パントリーに十分なスペースが確保できないと、床に物を置くなどしてしまいそうですね。
換気ができない
パントリーを設置したものの、換気設備がないと湿気やニオイがこもってしまうことがあります。
食料品を保管しておくパントリーには、湿気や熱がこもりやすくカビが発生しやすい環境になりがちです。「季節によって温度差が激しい」「風通しが悪い」といった場所では、換気扇や小窓をつけたほうが良いでしょう。
いくらパントリーとはいえ、湿っぽくカビ臭い場所で口に入るものを保存しておくのは避けたいですよね。
扉を付ければよかった
パントリーを設置したものの、扉をつければよかったという声も少なくありません。
扉がないと内部が丸見えになり、ごちゃつきがちなパントリーから生活感が出てしまいます。
ホコリも気になりますし、リビングから見えやすい位置にパントリーがあると、来客時に中が見られないか気になってしまいますね。
扉がいらなかった
パントリーを設置したものの、扉はいらなかったと後悔するケースもあります。
パントリーに扉があると、出入りするたびに扉の開閉をしなくてはなりません。開き戸の場合は開けっ放しにしておくと、他の家具や家電に干渉する可能性もあります。
買い物から帰ってきて、両手に大きな買い物袋をさげた状態では、扉の開閉が面倒に感じてしまいますよね。
パントリーでよくある後悔まとめ
パントリーの後悔ポイント8つ |
家事導線が悪い 棚板を固定してしまい使い勝手が悪い 棚の奥行きが深すぎて収納しづらい 照明やコンセントを設置しておけばよかった パントリーが狭い 換気がうまくいかない 扉を付ければよかった 扉がいらなかった |
パントリーを設置するときの一番失敗しやすいポイントは「パントリー内の広さと奥行き」です。
間取りを考えるときに、何をどれくらいパントリーに収納したいのかハッキリと決めるのはなかなか難しいもの。
ライフスタイルの変化によって収納するモノや量も変わってくるので、どうしても「スペースが足りず収納したいものが入りきらない」といった後悔が生まれやすいようです。
ここで挙げた失敗例を参考に、後悔のないパントリーが作れるよう家族と話し合ってみると良いかもしれませんね。