お風呂ってどんな色を選べばいいんだろう?簡単にはやり直しできない部分だし、色選びで失敗したくないな。
よくある失敗ポイントとおすすめの色について知りたいゾ。
お風呂は毎日使う場所だからこそ、機能性だけではなく「色」にもこだわりたいもの。
色がもたらす効果は見た目の印象だけでなく、空間演出や掃除のしやすさにまで影響します。
このページでは、お風呂の色選びでよくある失敗とおすすめの色についてまとめています。
お風呂の色で失敗したと感じるポイント9つ
水垢が目立つ
お風呂の色の後悔談のひとつに、水垢が目立ってしまうという失敗があります。
水垢とは、水道水に含まれるミネラル分が白く結晶化したもの。新築時は軽くこするだけで落ちても、だんだんと蓄積されて頑固な水垢汚れになってしまいます。
水垢は壁や浴槽の水滴を丁寧にふき取ることで予防できますが、毎日続けるのは大変ですよね。
先輩たちの口コミ
高級感があってかっこいいと思って茶色を選んだのですが、白い水垢が目立ってしまい、汚く見えてしまうからです。
茶色の壁なのですが、毎日壁まで掃除するのが面倒くさくなり、お風呂に入るたびに汚れが気になりつつも放置しています。
黒色の浴槽を当初は毎日水垢が見えなくなる先輩たちの口コミまで洗ってました。でもすぐに白くなるので諦めました。
汚れ・傷が目立つ
お風呂の色の後悔談のひとつに、汚れや傷が目立ってしまうという失敗があります。
お風呂の壁や床は、石鹸カスや水垢、カビや髪の毛などさまざまな汚れが付着します。お風呂の色によってはこれらの汚れを目立たせてしまう可能性があるのです。
ダークカラーで落ち着いたお風呂を演出しようとしても、白っぽい水垢が際立つようではせっかくの入浴時間も台無しになってしまいます。
先輩たちの口コミ
ヘアカラーをお風呂場で行うのですが、おそらくその時のカラーの残りが、白い床にシミとなって残ってしまうのが残念です。
色がついているのは表面だけなので、少しでも傷をつけてしまうと結構目立ってしまいます。(茶色)
床が白だと赤カビや黒カビが目立つから避けましたが、黒は黒で白の汚れが目立ちます。(黒色)
落ち着かない空間になった
お風呂の色の後悔談のひとつに、落ち着かない空間になったという失敗があります。
例えば白には清潔感がありますが、殺風景でどこか寂しい印象になることも。また、赤やオレンジといった暖色系の明るい色だと、派手な印象が優先してしまいリラックスしにくく、のんびり落ち着くのは難しくなるでしょう。
1日の疲れを癒すバスタイムは、湯船につかりながらゆっくりと過ごしたいものですよね。
先輩たちの口コミ
白色で全体的にクールな雰囲気がありリラックスまでには至らないです。
壁も浴槽も一面白色なのですが、父に「なんか病院みたい」と言われました。
ワインレッドの浴槽にしたのですが、入浴剤の色がよく分かりません。それに古くさくて浴槽は白が爽やかで良いと思っています。
目に焼き付いてしまうような赤になってしまって、お風呂に入っていても、落ち着かない感じになり失敗しました。
好みの色ではなかった
お風呂の色の後悔談のひとつに、好みの色ではなかったという失敗があります。
お風呂の色を決めるときに「開放的にしたい」「掃除しやすくしたい」など機能性を優先しすぎると、住み始めてから好みではなかった、と感じてしまうことがあるようです。
お風呂は家の中でも特に長く使いつづける場所。何十年も気に入らない色のお風呂に入り続けるのも嫌になりそうです。
先輩たちの口コミ
選べる色が限られていてピンクにしたのですが、壁面に関してはもうすこし熟考すればよかったな、と感じています。
ピンクにしたら雰囲気が女性らしくなりすぎてしまい、男性がお風呂に入るときにちょっとカッコ悪いなと思いました。
カビが気になる
お風呂の色の後悔談のひとつに、カビが気になってしまうという失敗があります。
カビは常に掃除や換気ができればある程度は防げますが、一度増えてしまうとなかなか落ちにくくなってしまうもの。特にホワイト系のようなトーンの明るい色では、黒カビや赤カビが際立ってしまいます。
カビが目立つお風呂では、キレイな状態を維持するのを諦めてしまいそうになります。
先輩たちの口コミ
もともと綺麗好きな家族であればこまめに掃除できるでしょうが、なかなかできないため気がついたらカビの点々が無数にあります。(白色)
湿気のせいでカビが生えやすく気づいたらすぐ赤っぽいカビが目立つ様になりました。もっとカビや汚れが目立たない色にすれば良かったです。(白色)
寒々しく感じる
お風呂の色の後悔談のひとつに、寒々しく感じてしまうという失敗があります。
暖かいお風呂をイメージをしたとき、暖色系と寒色系では感じる温度も違ってきますよね。
青や水色のお風呂は清涼感がありますが、冬場では寒々しさを与えてしまうかもしれません。
先輩たちの口コミ
水色にしましたが、寒色はお風呂には不向きかなと思いました。
冬場寒さを視覚からも感じてしまったので、できるなら暖色系で統一した方が良いと感じました。(青色)
浴室全体と色が合っていない
お風呂の色の後悔談のひとつに、浴室全体と色が合っていないという失敗があります。
浴室の壁や浴槽、カウンターを好きな色ばかり選んで組み合わせたら、統一感のないお風呂になってしまうかもしれません。
お風呂の色選びは、全体の配色バランスを考えてチグハグな印象にならないよう注意したいですね。
先輩たちの口コミ
浴槽の外側の色がエンジ色なのが気になります。浴室全体はピンク系統なので合わない気がしてなりません。(えんじ色)
圧迫感がでる
お風呂の色の後悔談のひとつに、圧迫感がでてしまうという失敗があります。
例えばダークカラーにすると高級感のある大人な空間を演出できますが、全面同系色にしてしまうと雰囲気が重くなり圧迫感がでやすくなります。
お風呂にはいっていても窮屈に感じてしまうので、広さを確保できない場合は避けた方が良いかもしれませんね。
先輩たちの口コミ
黒色にしたのですが、浴室自体に圧迫感が出て後悔しています。
黄ばんでみえる
お風呂の色の後悔談のひとつに、黄ばんでみえてしまうという失敗があります。
毎日のお手入れが不十分だと、石けんカスや水アカの汚れ、入浴剤の色素が蓄積されて黄ばみのように見えてしまいます。また長年使っていたお風呂のコーティングがはがれ、材質そのものが劣化することで黄ばみが生じることも。
ホワイト系のお風呂だと目立ちやすく、お風呂が黄ばんでみえるだけで衛生的ではありませんよね。
先輩たちの口コミ
最初は白かったが壁が日光のせいか黄ばみ感が出てきたように思います。
お風呂の浴室や浴槽の色で失敗!この色にすればよかったおすすめの色4つ
清潔感を重視ならホワイトカラー系
清涼感を重視したい人が、この色にすればよかったと感じる色は、ホワイトカラー系でした。
ホワイトカラーには清潔感があり、家の中でも特に汚れが付きやすいお風呂では定番の色です。また膨張色であることから、空間を広々と感じさせる効果もあります。
中でも白くこびりついた水垢に悩まされている方からは、同系色であるホワイトカラーなら水垢が目立ちにくいとおすすめする声が多くみられました。
先輩たちの口コミ
白色なら水垢を目立たたなくなるだけでなく圧迫感を軽減したいです。
水垢などの汚れは意外に黒系の色は目立つので、白系のような色にしたいです。平凡な雰囲気のお風呂になってしまうが小物等で雰囲気を変えられると思うからです。
高級感とかの売り文句やアドバイスは絶対に無視して、間違いなく普通の浴槽で選ぶ白!を選びます。
全体的に白くするとカビなどが目立ちますし、全体的に黒くすると水垢が目立つのでベージュなどが1番良いのではないかと思います。
明るい雰囲気にしたいならパステルカラー系
明るい雰囲気にしたい人が、この色にすればよかったと感じる色は、パステルカラー系でした。
優しい色味のパステルカラーなら、明るい雰囲気の浴室を演出できます。また、ホワイト系と同じく水垢が目立ちにくいというメリットも。
ピンクやイエローの女性的な色からブルーやグリーンのさわやかな色まであるので、ホワイト系ではどこか物足りないなと感じている方におすすめです。
先輩たちの口コミ
水垢は白か赤が多いと思うので、どちらの水垢も目立たない淡いピンク色がきれいに見えて良いと思ったからです。
浴槽に関しては毎日掃除は欠かせませんが、パステル調の壁なら2、3日に一度くらいでもいいのかな、と思っています。
シンプルな色やデザインのほうが結局は飽きがこなくて多くの人が違和感なく使えると思います。
濃い色は飽きが来るので薄い暖色系が良いなと思います。
高級感を求めるならブラック系
高級感を求める人が、この色にすればよかったと感じる色は、ブラック系でした。
黒やグレーといった色は、落ち着いた空間づくりには最適です。また収縮色であることから引き締まった印象を与え、シックで高級感のある雰囲気を演出します。
印象だけでなく、髪の毛やカビの汚れが目立ちにくいといった実用性をあげる声も多くみられました。
先輩たちの口コミ
白よりも黒などの方が落ち着いてお風呂に浸かることができるように感じました。リフォームして色を変えて実感しています。
お風呂場で1番目につくのは毛だと思うのでそれが少しでも見えなくなればいいと思うからです。
白でも黒でも目立つならその間をとったグレーなら一番目立ちにくいんじゃないかと思うからグレーがいいと思いました。
落ち着きある雰囲気にしたいならブラウン系
落ち着いた雰囲気の色にしたい人が、この色にすればよかったと感じる色は、ブラウン系でした。
近年、ブラウンの中でも木目調を選ぶ方が増えてきています。木の風合いを取り入れることで、あたたかみのある浴室に仕上がります。
また木目調なら柄がついている分、汚れが目立ちにくくなるのも嬉しいポイントですね。
先輩たちの口コミ
温泉のヒノキ風呂のような落ち着いた雰囲気に憧れますし、冬でも寒々しくないと思います。
疲れを取る場所なので、落ち着ける色味にすればもっとリラックスできるのではと思っています
お風呂の色の失敗ポイントとおすすめの色まとめ
お風呂の色で最もおすすめで、人気のある色は「ホワイトカラー系(白・ベージュ・アイボリー)」でした。
髪の毛やカビといった汚れが目立ちやすいといったデメリットはありますが、だからこそこまめな掃除を心がけるようになるといったメリットもあります。
お風呂の色で失敗しやすいポイントをよく確認し、理想のお風呂の色について家族で話し合ってみてくださいね。