洗面所にキッチンパネルって実際どう?よくあるメリットとデメリット

洗面所にキッチンパネルを貼ると掃除がラクになりそうだけど、実際のところどうなの?
洗面所横にキッチンパネルを貼るメリットとデメリットが知りたいゾ。

近年、キッチンパネルを新築の洗面所に貼る方が増えています。

本来はキッチンで使うための素材なので、「洗面所で使った場合に後悔しないか?」気になることも多いでしょう。

このページでは洗面所にキッチンパネルを貼るメリットとデメリットをまとめています。

洗面所にキッチンパネルを貼るメリットとデメリット
メリット
  • 掃除がしやすい
  • 水はねによる劣化を防げる
  • カビの発生を予防できる
  • マグネットや吸盤がつけられる
  • 明るく清潔感がある
デメリット
  • デザインの選択肢が少ない
  • クロスに比べて費用が高い
  • コーキングの劣化が気になる
  • 他の壁との間にすき間ができる
  • 無機質な雰囲気になることがある
タップできる目次

洗面台横にキッチンパネルをつけるデメリット5つ

  1. デザインの選択肢が少ない
  2. クロスに比べて費用が高い
  3. コーキングの劣化が気になる
  4. 他の壁との間にすき間ができる
  5. 無機質な雰囲気になることがある

デザインの選択肢が少ない

洗面台横にキッチンパネルをつけると、デザインの選択肢が少ないと感じるかもしれません。

キッチンパネルの素材として多いのがメラミン化粧板やステンレスです。壁紙やタイルと比べると色や柄のバリエーションが多くありません。

こだわりの洗面所にしたい方は、壁紙にあうキッチンパネルを探すのに苦労しそうですね。

先輩たちの口コミ

クロスと連動させての色柄の選択が出来ないのがデメリットです。

壁紙と色が違い目立ちます。白の壁紙で、白のキッチンパネルもあったのですが、同じ白でも模様や色が違い更におかしく見えた為、グレーにしました。

その他の壁と仕上げが異なるので、特殊な色などのペイントや壁紙の場合、そこに合うキッチンパネルがない場合があります。

クロスに比べて費用が高い

洗面台横にキッチンパネルをつけると、クロスに比べて費用が高くなります。

キッチンパネルには汚れやすいキッチンを清潔に保てるよう、油汚れや水に強いコーティングが施されています。機能性が高い分、クロスよりも高くついてしまいます。

家づくりはどうしても費用が膨れ上がってしまうもの。追加費用が発生する場合は慎重に検討したいところですね。

先輩たちの口コミ

若干「キッチンパネル」といった高品質材質を使用するために、費用的にかさんでしまったことが唯一のデメリットです。

コーキングの劣化が気になる

洗面台横にキッチンパネルをつけると、コーキングの劣化が気になるかもしれません

キッチンパネルを施工する際に使われるコーキングは、経年劣化が進むと「黄色く変色する」「ひび割れる」といったことが起こります。洗面所は湿気がたまりやすい場所なので、コーキングに黒カビが発生するかもしれません。

いくらキッチンパネルをキレイな状態に保てていても、すき間に埋められたコーキングが劣化していると見た目も残念ですよね。

先輩たちの口コミ

壁紙よりも1枚の大きさが限られており、つなぎ目にコーキングされているため、経年劣化で黄ばんできたり、剥がれてきてしまいます。

他の壁との間に隙間ができる

洗面台横にキッチンパネルをつけると、他の壁との間に隙間ができてしまいます

キッチンパネルの厚さは3ミリや6ミリ程度ですが、クロスに比べると厚みがあります。キッチンパネルとクロスとの境目の段差が気になる方もいるでしょう。

ちょっとした隙間ですが掃除がしにくく気が付けばホコリが溜まっていたなんてことになりそうです。

先輩たちの口コミ

洗面台高さの一部分だけをキッチンパネルにすると、ユニット洗面台とパネルのない壁の部分に厚み分のすき間が出来てしまいます。

無機質な雰囲気になることがある

洗面台横にキッチンパネルをつけると、無機質な雰囲気になることがあります

キッチンパネルにはメラミン化粧板以外にも、ステンレスやアルミ、ホーローといった素材が使われますが、デザイン性に乏しくどこか味気なさを感じるかもしれません。

触った感触もひんやりと冷たいため、あたたかみのあるキッチンにしたい方は色やデザインに注意したいですね。

先輩たちの口コミ

洗面所の雰囲気が無機質な感じがして、冷たい印象を受けます

洗面台横にキッチンパネルをつけるメリット5つ

  1. 掃除がしやすい
  2. 水はねによる劣化を防げる
  3. カビの発生を予防できる
  4. マグネットや吸盤がつけられる
  5. 明るく清潔感がある

掃除がしやすい

洗面台横にキッチンパネルをつけると、クロスに比べて掃除がしやすくなります

キッチンパネルは耐水性が高く、クロスのように水がしみこむことはありません。せっけんや歯磨き粉が飛び散っても、近くにあるタオルでサッとふき取れます。

キッチンパネル自体も洗剤を使って掃除できるので、泥がついた洗い物も気兼ねなくできますね

先輩たちの口コミ

歯磨き粉や子どもが遊んで帰ってきた後の泥水などの汚れがついても、さっと落ちます

水に強いので壁紙より断然お手入れがしやすいです。

子供が手洗いやうがいをするたびに毎回水を周りにまき散らしたままにするのですが、キッチンパネルだと拭くだけで汚れが落ちます

水はねによる劣化を防げる

洗面台横にキッチンパネルをつけると、水はねによる劣化を防げます

キッチンパネルは耐水性に優れているので、クロスのように水分や湿気で剥がれてくる、つなぎ目部分が割れてくるということがありません。

洗面所で顔や手を洗うと、周りがクロスだと濡れないように気を遣いますが、キッチンパネルなら水はねを気にせず洗面所を使えますね

先輩たちの口コミ

湿気や掛かり水により、軽量鉄骨や木下地、石膏ボードなどが劣化するのを防げます。

どうしても、顔を洗うときや、何か作業するときに水が飛び跳ねるので、壁紙が濡れるだろうな…という予想の元、キッチンパネルにしました。
想像通り水で濡れるので、パネルにしてよかったです。

カビの発生を予防できる

洗面台横にキッチンパネルをつけると、カビの発生を予防できます

キッチンパネルは水に強く、タイルのように目地がないことから、湿気がこもりやすい洗面所でもカビが発生することはほとんどありません。

一度カビが発生するとなかなか落とし切れないので、こまめな掃除が苦手な方にもおすすめですね。

先輩たちの口コミ

以前住んでいたアパートは壁紙だったので、タオルをかけると壁に付いてカビが気になっていました。

洗面台はよく水滴が散ったりして普通の壁紙だとカビが繁殖してしまいますがキッチンパネルだとカビは中々繁殖しませんでした。

マグネットや吸盤がつけられる

引用:Takara standard

洗面台横にのキッチンパネルをつけると、マグネットや吸盤がつけられます。

キッチンパネルは表面に凹凸がないので吸盤もピタッと密着できますし、ホーロータイプのキッチンパネルならマグネットもつけられます。

マグネットや吸盤を使った浮かせる収納なら、うがいコップやヘアアクセサリーといった小物も動かさずに掃除できますし、ワンアクションで取り出せるのが便利ですね。

先輩たちの口コミ

タオル掛けを磁石のついている物を使用すると、高い位置や、低い位置など自由自在に位置を動かすことが出来ます。大人や子供が使う時など身長に合わせられるので便利です。

吸盤で取り付けるタイプの小物棚などが使用できます。

明るく清潔感がある

引用:Takara standard

洗面台横にキッチンパネルをつけると、明るく清潔感のある洗面所になります

キッチンパネルは表面がツルツルしていることから、光があたると反射して輝いて見えます。

汚れもつきにくく、汚れてもさっと水拭きだけで落ちるので、衛生面が気になる洗面所も清潔感が保てますね。

先輩たちの口コミ

鏡面のものが多いため清潔感が高いです。

見た目がすっきりしていて、光を反射するので、壁紙よりも明るく見えるような気します。

洗面所のキッチンパネルで後悔しない!メリットとデメリットを再確認

洗面所にキッチンパネルを貼るメリットとデメリット
メリット
  • 掃除がしやすい
  • 水はねによる劣化を防げる
  • カビの発生を予防できる
  • マグネットや吸盤がつけられる
  • 明るく清潔感がある
デメリット
  • デザインの選択肢が少ない
  • クロスに比べて費用が高い
  • コーキングの劣化が気になる
  • 他の壁との間にすき間ができる
  • 無機質な雰囲気になることがある

洗面所にキッチンパネルを貼る最大のメリットは「掃除がしやすい」ことです

本来はキッチンに取り付けるためのパネルですが、その機能性の高さから「日々の掃除をラクにしたい」と洗面所に施工される家が増えています。

洗面所にキッチンパネルを貼るかどうか、それぞれのメリットとデメリットをよく確認して家族で話し合ってみると良いかもしれませんね。

タップできる目次