造作洗面台で後悔!よくあるメリットとデメリット

おしゃれな造作洗面台に憧れるけど、センスに自信がないと結局ダサくなりそう。見た目にこだわりすぎて使いにくくなるのも避けたいな。
造作洗面台のメリットとデメリットが知りたいゾ。

住宅設備メーカーの既製品とは違い、自分たちの希望に合わせてつくられる「造作洗面台」

好みのデザインやサイズでオリジナル洗面台を設置できるのは最大の魅力ですが、その自由度の高さゆえに後悔したと感じる人もいるようです。

このページでは、造作洗面台のよくあるメリットとデメリットをまとめています。

メリット
  • オリジナルデザインにできる
  • 機能性がアップする
  • 収まりがいい
  • 雰囲気を統一できる
  • 既製品より費用を抑えられることがある
デメリット
  • 出来上がりを想像しにくい
  • 掃除がしにくい
  • 既製品より機能性が劣る場合がある
  • メンテナンスが大変
  • コストがかかる
  • 打ち合わせの時間が長くなる
  • 保証が付かない部分がある
  • 飽きがくる

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造作洗面台のデメリット8つ

出来上がりを想像しにくい

造作洗面台にすると、仕上がりのイメージが湧きにくいかもしれません。

パーツのひとつひとつをすべて自分たちで決めていく必要があるため、組み立て後の見た目や使い勝手など具体的に想像するのが素人には難しいからです。

事前の情報収集を怠ると、出来上がってから「思っていたのと違う……」とガッカリしてしまうことも。

先輩たちの口コミ

汚れが付いたときに掃除がしやすいか、汚れが付きにくいかなどメンテナンスや使い勝手を考えながらどのような洗面台にするのか決めていくので、本当に思っている通りとなるのか出来てみないと分かりません。

既製品は一般的な利用を考えて小物の収納とか照明とか色々機能が備わっておりますが、造作は自分で指定しなければ作られませんので後からこうすれば良かったというところが出てきてしまいます。

既成のものしか使ったことがなかったので、どのようにしたらいいかというのが無限すぎて選ぶのに悩みました。何がよくて何が悪いのかもよくわからなかったので自分で選びきれずに悩みました。

シンプルさにこだわったら、実際に使う物を収納するにはサイズの合わない収納になってしまい、造作した収納はあまり使わない結果になってしまった。造作でピッタリの収納を作るのは難しい

掃除がしにくい

造作洗面台にすると、掃除がしにくくなる場合があります。

造作洗面台を選んだ方は見た目のおしゃれさを最重視する傾向があり、実際に使用したときの掃除のしやすさを後回しにしがち。

いくらセンスの良い洗面台に仕上がっても、掃除の手間がかかるようでは不満が残る可能性がありますね。

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木の材質、 洗面ボールの高さなど、細かいところまで考えないと掃除しにくかったりと、すぐカビがはえる

お手入れのしやすさ、掃除のしやすさは既製品には敵わないと思います。面材や壁紙に水はねのシミがつきやすく、強力な洗剤も使えないため、神経質な人には造作洗面台は向いていないなと感じます。

既製品のような掃除のしやすさを考慮しなかったので、細かい部分に水が溜まって汚れてしまったり、乾燥しにくくびちゃびちゃになってしまったりと、毎日の掃除に苦労しています。

色々な素材が使えるので、素材によってはお手入れが大変なものもあると思います。我が家は木材の部分もあるので水に濡れたらすぐに拭き取るようにしています。

既製品より機能性が劣る場合がある

造作洗面台にすると、既製品と比べて機能性が劣っていると感じることがあります。

住宅設備メーカーが手掛ける洗面台は、見た目よりも機能性を追求してつくられています。

今まで既製品の洗面台しか使ったことがない方は、造作洗面台だと使いにくさを感じることもあるかもしれません。

使い勝手の悪い洗面台だと、身支度もスムーズに進められず忙しい朝の時間帯にイライラしてしまいそうです。

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デザインを優先したため、節水機能がついていない蛇口を選んでしまった。

選んだボウルと水栓の相性が悪く、水が飛び跳ねてしまっていること。

デザイン重視でシャワーホースの付いていないものを選んでしまったので、朝シャンや掃除がしにくいこと。既製品を選んでいたら、困ることはなかったのかと思うとデメリットに感じてしまいます。

おしゃれな造作洗面台にしたくて、見せる収納を選んだが、うまく収納できず生活感が溢れてしまっている。

メンテナンスが大変

造作洗面台にすると、メンテナンスが大変になる場合があります。

徹底的な使いやすさにこだわった既製品と違い、メンテナンスのしやすさまで考えて造作洗面台を設置する方が少ないからです。

部品ひとつとっても特注品になるので、水漏れのような故障が起きてもすぐに修理が難しいかもしれませんね。

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我が家の場合は木でできていることもあり、そのメンテナンスで負荷がかかります。水回りであるためワックスを塗るなどの作業があります。

市販品なら古くなったら取り替えることが可能であるが、造作にしてしまうと壁と一体になってしまう為リフォームが大事になってしまう。

まず修理に金がかかることです。特注で作った部品を再度作ると、最初より高くつきます。

コストがかかる

造作洗面台にすると、既製品と比べてコストが高くつくケースがほとんどです。

すべて自分好みにできる一方で、こだわりが強くなりすぎると費用もふくらみ、既製品と比べると高額になってしまいがち。

あれもこれもと選んでいると、材料費だけであっという間に予算オーバーしてしまいそうです。

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自分好みを揃えるとなると調達する費用がかさみ、かなり高くなってしまうことがデメリットです。

既製品のものと比べると費用面で大きな差がありました。

打ち合わせの時間が長くなる

造作洗面台にすると、ハウスメーカーとの打ち合わせの時間が長くなります

洗面台ひとつ決めるのにも、水栓の種類、洗面ボウルの形など、パーツの組み合わせは無限にあります。

素材やサイズ、それぞれの相性なども含め、慎重に検討しなければなりません。

楽しい家づくりも打ち合わせが長引いてくると、疲れがでてきてしまうもの。思考停止で適当に決めてしまわないよう注意したいところです。

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担当者との打ち合わせにかなりの時間がかかります。

棚の高さや洗面の大きさ素材など自分たちでひとつひとつ決めていくため、調べる時間やそれに伴う体力が必要でした

保証が付かない部分がある

造作洗面台にすると、保証が付かない部分があるかもしれません。

洗面ボウルはA社、カウンターはB社、というように、いろんなメーカーの部材を組み合わせて施工することが多く、既製品のようにメーカー保証がつかないことがあります。

故障が起きても、どの部材のメーカーに問い合わせたらよいのか素人では判断できないかもしれませんね。

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水しぶき等でカビが生えやすいパーツがあっても保証が付かない場合がある

飽きがくる

造作洗面台にすると、飽きてしまう可能性があります

自分好みにこだわったデザインに最初は大満足でも、長年使用するうちに好みが変化し飽きがきてしまうことも。

オリジナルの洗面台がつくれるといっても、過度な装飾は避けてシンプルにしておくと良いかもしれませんね。

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最後に飽きることです。若い時は満足しても、時間が経つと子供たちも楽しまず、私たち夫婦も何か違うと感じ、洗面所を利用するのが億劫になります。

造作洗面台のメリット5つ

自分好みのオリジナルデザインにできる

造作洗面台にすると、すべてをオリジナルデザインにできます

ひとつひとつのパーツや、色や素材を自由に選べるので、世界に一つしかないこだわりの洗面台に仕上がります。

自分好みの洗面台なら、毎日使うたびに愛着がわいてきますね。

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どこにもない自分だけの為のオリジナル感は強く感じますし、それが喜びになります。

凝ったデザインができるので、殺風景な空間がなくなり、そこで過ごす時間が楽しくなる。実際に子供たちもそこで歯磨きすることを楽しんでいます。

自分の好みに合わせた洗面台なので、使うたびに嬉しい気分になりテンションが上がります。遊びに来た人にも好評です。

鏡や洗面ボール、蛇口や収納、素材、サイズ全て自分好みにすることができます

機能性がアップする

造作洗面台にすると、既製品よりも機能性をアップさせることも可能です

ライフスタイルや家族構成に合わせて、自分たちの使いやすいようにカスタマイズできるからです。

たとえば家族が多いなら洗面ボウルや鏡を2つ設置する、タオルの収納スペースを増やすなど、その家にフィットした洗面台がつくれますね。

先輩たちの口コミ

収納棚や自分の欲しい機能を備えたものを手に入れらることでしょう。細かい部品まで指定できます。

家族のライフスタイルを考慮して、洗面ボウルを2つ並べて設置することが出来たので、朝の支度がスムーズに出来ることです。家族で会話を楽しみながら朝の支度をすることが出来ています。

化粧品がすきなのでそれが全部しまえること、掃除がしやすいことを希望して素材にこだわりました。化粧品などの汚れが付きにくく、すぐにさっと掃除ができるので良かったです。

収まりがいい

造作洗面台にすると、収まりの良いサイズで設置できます

既製品だと決められたサイズ展開のため、ちょっとしたすき間や高低差ができてしまうことがありますが、造作洗面台だとピッタリと収まるサイズでつくることができます。

既製品では設置が難しいスペースでも、造作洗面台ならサイズを調整できるのであきらめずにすみますね。

先輩たちの口コミ

間取りについても必要最小限のスペースで済み空いた空間を無駄なく使うことが出来た。

洗面台のサイズを自由に調整できたことで、既製品では実現出来ないサイズに出来たこと。

雰囲気を統一できる

造作洗面台にすると、デザインを自由に選べるので雰囲気を統一できます

造作洗面台は素材や質感などすべてを自分で選択できるので、家全体のテイストにあわせた洗面台をつくれます。

どれだけインテリアにこだわっても、洗面台だけコスパ重視の既製品だとそこだけ浮いてしまいそうですね。

先輩たちの口コミ

材質を選べるため、家全体と洗面台の雰囲気に統一感が出て、お洒落度がアップする。

家全体の雰囲気と合わせたので相性バッチリ、洗面台だけ浮いているような印象は全くありません。

既製品より費用を抑えられることがある

造作洗面台にすると、既製品より費用を抑えられることがあります

一般的に造作洗面台の費用は高くなりがちですが、施工しやすいシンプルなデザインにする、各パーツの費用を抑えるなど、セレクト次第で安くすることも可能です。

人と違ったものがいいけど、コスパも重視したい」と考える方も、一度検討してみる価値はありそうですね。

先輩たちの口コミ

かなりシンプルなデザインにして、安いパーツを組み合わせたため結果的に安く仕上がった。

造作洗面台で後悔しない!よくあるメリットとデメリットを再確認

メリット
  • オリジナルデザインにできる
  • 機能性がアップする
  • 収まりがいい
  • 雰囲気を統一できる
  • 既製品より費用を抑えられることがある
デメリット
  • 出来上がりを想像しにくい
  • 掃除がしにくい
  • 既製品より機能性が劣る場合がある
  • メンテナンスが大変
  • コストがかかる
  • 打ち合わせの時間が長くなる
  • 保証が付かない部分がある
  • 飽きがくる

造作洗面台にする最大のメリットは「自分たちにあったオリジナルの洗面台がつくれる」ことです。

デザインはもちろん、その家にあわせた収納スペースや機能性を追加することで、見た目も使い勝手も良い理想の洗面台を作ることができます。

家族みんなが使う場所だからこそ、デメリットを上回るメリットがあるかどうか?話し合ってみるとよいかもしれませんね。

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