このページでは、先輩施主から寄せられた「キッチンまわりの後悔談」を、後悔現場の写真と共に掲載しています。
また、これから注文住宅を建てる予定の方に向けた、「後悔しないためのポイント」を一級建築士さんに聞きました。
家づくりを予定している方にとって、プロのアドバイスは大変参考になりますのでぜひ最後までご覧ください。
開かずの勝手口
キッチンに勝手口を付けたのですが、必要ないと感じました。仮に勝手口を付けるとしても、キッチン奥の小窓側に付けるべきでした。小窓側に付けたら収納も増やせたはずですし、立地的にも勝手口を利用もしやすかったなと思います。外へ出る用事も今のところ無く、開かずの扉となってしまい、入居して1度も開閉したことがありません。
あれば便利だろうとつけた勝手口。実際に入居してみると必要ないと感じてしまった体験談です。
配置した場所もいまいちで、後悔を感じているようです。
洗面所のドアで後悔しないためのポイントを、一級建築士 rimo rimoさんが教えてくれました。
間取りで後悔しない!一級建築士が予防策を解説!
一級建築士 rimo rimoさん
これまで100棟以上の住宅設計や設計管理をトータルに行ってきた、経験豊富な一級建築士さん。スキルマーケットのココナラでは「住まいづくりのセカンドオピニオン」ほか、多数のスキルを出品中。rimo rimoさんのブログはこちらから。
図面を基にシミュレーションしましょう
平面図を基に実際の生活をシミュレーションしましょう。
収納は十分ですか?明るさは十分ですか?動線は簡潔ですか?今の生活をベースに考えると想像しやすいです。
- もっと収納がほしい
- もっと明るくしたい
- 勝手口への動線確保の為、キッチンを広くしたい
- 通り抜け出来るようにしたい
などが挙げられます。
勝手口の意味を考えましょう
勝手口は何の為に設置するのかを考えましょう。
生ごみを屋外に出す為、洗濯物を干す為、様々な理由が挙げられると思います。本当に必要でしょうか?
仮に勝手口を計画しなかった場合、どのような生活となるのかを今一度考えてみましょう。
優先順位を考慮しましょう
上記検討後、何を優先するのか?
「勝手口の設置」「窓の設置」「収納量の確保」などの候補の中から、優先度の高いことを決定事項としましょう。
そこまで検討すれば、一度も使うことのない勝手口を設置してしまうなんてことは無いはずです。
間取り迷子さんに一言
間取り作りは楽しいものですが、限られた時間や予算の中で計画することはとても大変です。抱え込んでしまうと苦しいものになってしまいがちです。一生に一度の住まいづくり。第三者の意見を取り入れて楽しい間取り作りを目指しませんか?間取りのセカンドオピニオンを活用して後悔しにくい間取りづくりをおすすめします。
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