畳コーナーでの小上がりで後悔!よくある失敗とメリット・デメリット

リビングに畳コーナーがある家が増えてるみたいだけど、実際の使い勝手はどうなんだろう?失敗したくないし、それぞれのメリットとデメリットが知りたいな。

リビングなどの洋室に、床面の一部分だけ畳を敷いた「畳コーナー」

「和室のある家に憧れるけど、間取りに余裕がない」という方でも、畳コーナーなら気軽に取り入れられます。居心地の良さが魅力の畳コーナーですが、実は失敗したと感じる方も少なくありません。

このページでは畳コーナーを設けるメリットとデメリットをまとめています。

畳コーナーを設けるメリットとデメリット
メリット
  • 部屋のアクセントになる
  • 子育てスペースとして活用できる
  • 家事・休憩スペースとして活用できる
  • 来客スペースとして活用できる
  • 小上がりを腰掛け・収納スペースとして活用できる
デメリット
  • 設置する場所によっては空間が狭く見える
  • メンテナンスが大変
  • 掃除の手間がかかる
  • 狭すぎると勝手が悪くなる
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畳コーナーの小上がりで後悔しない!よくあるデメリット4つ

畳コーナーを設置するデメリットは次の4つです。

  1. 設置する場所によっては空間が狭く見える
  2. メンテナンスが大変
  3. 掃除の手間がかかる
  4. 狭すぎると使い勝手が悪くなる

設置する場所によっては空間が狭く見える

畳コーナーを設置すると、空間が狭く見えてしまうことがあります。

柱や壁で仕切りを作ることでひとつの部屋が分断され、どうしても狭く感じてしまいます。高さをつけた小上がりタイプにすると、天井との距離が近くなりその分圧迫感がでてしまうことも。

フローリング部分と畳コーナーとの一体感が出るように、色合いや段差の工夫が必要になりそうですね。

メンテナンスが大変

畳コーナーを設置すると、メンテナンスが大変になります。

例えばジュースをこぼしてしまったときに、フローリングならサッとふき掃除をするだけですみますが、畳だとそうはいきません。じんわりと中に浸透してしまうため、すばやく拭き取らないとカビの原因になってしまいます。

他にも重量のあるもので跡がつきやすかったり、日に焼けて変色しやすかったりと、畳扱い方に気を遣いますよね

掃除の手間がかかる

畳コーナーを設置すると、掃除の手間がかかるというデメリットがあります。

フローリングと高さを変えずに畳を敷くフラットタイプだと、繋がっているがゆえにフローリングのホコリやゴミが畳の目に入りやすくなります。また、小上がりタイプであれば、段差によってロボット掃除機が使えないことも。

ごろんと寝転ぶことも多い畳コーナーは、なるべくキレイな状態を心がけたいですよね。

狭すぎると使い勝手が悪くなる

畳コーナーを設置すると、広さ次第で使い勝手が悪いものになってしまいます

畳コーナーに十分な広さがとれないと、子どもにとっては「遊び場としては狭すぎる」、大人にとっては「横になって休むにも窮屈だ」という使い勝手の悪いスペースになりかねません。

せっかくつくった畳コーナーなのに、デッドスペースになってしまうのはもったいないですよね。

畳コーナーで失敗しない!よくあるメリット5つ

畳コーナでよくあるメリットは次の5つ。

  1. 部屋のアクセントになる
  2. 子育てスペースとして活用できる
  3. 家事・休憩スペースとして活用できる
  4. 来客スペースとして活用できる
  5. 小上がりを腰掛け・収納スペースとして活用できる

部屋のアクセントになる

畳コーナーを設置すると、部屋のアクセントになりおしゃれな空間を演出します

フローリングを採用することが多い洋室の一部に、「畳」という癒しが感じられる和テイストを入れることで単調な空間に変化が生まれます。

最近の畳は昔ながらのい草を使ったものだけでなく、様々な色合いや素材のものが用意されています。インテリアとの相性を見ながら、自分好みの畳を見つけるのも楽しそうですね。

子育てスペースとして活用できる

畳コーナーを設置すると、子育てスペースとして活用できます

冷たく硬いフローリングとは違い、畳には特有の温かさや柔らかさがあります。赤ちゃんのおむつ替えや小さな子どもの遊び場として快適に過ごせます。

畳の程よいクッション性のおかげで子どもが転んでも怪我をしにくく、親としても安心して過ごせますね。

家事・休憩スペースとして活用できる

畳コーナーを設置すると、ちょっとした家事や休憩スペースとして活用できます。

例えば洗濯物を畳む、アイロンをかけるといった床に座ってすることが多い家事では、畳コーナーが大活躍することでしょう。

疲れた時には気軽に寝転がれるのも嬉しいポイント。家事や仕事の合間に、ホッと一息つける癒しの空間になりそうですね。

来客スペースとして活用できる

畳コーナーを設置すると、来客時の応接間としても利用できます

畳コーナーに生活空間と切り離すための簡易的な間仕切り扉をつければ、新たな小部屋にもなり、家族のくつろぎスペースが大切なお客様をもてなす空間に早変わりします。

親戚や友人が来た時には布団を敷いて寝てもらうこともできるので、お客さんの多い家では特に重宝しそうですね。

小上がりを腰掛け・収納スペースとして活用できる

畳コーナーの中でも小上がりタイプのものを設置すると、腰かけ・収納スペースとして利用できます。

小上がりタイプの畳コーナーは、床から30㎝ほど段差をつけるのが一般的ですが、その段差が椅子の代わりになったり小物類を収納したりと最適なスペースになるのです。

畳コーナーでお子さんを遊ばせている間は段差に腰かけて見守り、遊び終わった後はおもちゃを引き出しに片付けることができるので、とても効率がよい使い方ができますね。

畳コーナーの小上がりで後悔しない!メリットとデメリットを再確認

畳コーナーを設けるメリットとデメリット
メリット
  • 部屋のアクセントになる
  • 子育てスペースとして活用できる
  • 家事・休憩スペースとして活用できる
  • 来客スペースとして活用できる
  • 小上がりを腰掛け・収納スペースとして活用できる
デメリット
  • 設置する場所によっては空間が狭く見える
  • メンテナンスが大変
  • 掃除の手間がかかる
  • 狭すぎると勝手が悪くなる

畳コーナーを設置する最大のメリットは「ライフスタイルによって多様な使い方ができる」ことです。

和の空間を取り入れようと和室を設ける新築も多いのですが、洋室の一角に設ける畳コーナーならより自由度の高い使い方ができるのです。

畳コーナーが必要かどうか判断するためにも、メリットとデメリットをよく見比べて家族で話し合ってみてくださいね。

新築のリビングでよくある後悔はこちらの記事でまとめています。

リビング間取りのお悩みポイントをいくつも掲載していますのでご覧ください。

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