間取りの後悔多めの我が家ですが、この10年を振り返ってみても2階の室内干しスペースに限っては大成功を収めたと言えそうです。
共働きなどで家を空けたりすると、外干しの願いはなかなか叶いませんよね。
張り切って衣類乾燥機能付きの洗濯機を買ったのに、我が家で使ったのは2・3回。
どうやら衣類乾燥機は向き不向きがあるようです。
結局は365日部屋干し生活となりました。
そんな我が家が成功したと思える室内干しスペースの間取りと、リアルな感想をお伝えします。
2階にある室内干しスペース間取り
わが家にはボックス階段を上ったすぐの場所に「室内干しスペース」があります。
広さは3畳ほど。
間取りをお見せするとこんな感じ。
バルコニーが隣にあるので、気が向いたら外で洗濯物を乾かすこともできます(実際はほぼしないけど)。
掃き出しなので窓も大きめで、日もよく当たるし風も入ってきやすいです。
こことは反対側にある子供部屋の窓を開ければ風も通り、洗濯物の乾きが早くなります。
腰壁があるのでここにはちょとした毛布とかも干すことが可能です。
最初は壁紙がダメになっちゃうかな?と心配でしたが、10年そんなことをしてみても全く影響が出ませんでしたね。
そして何よりメリットを感じる点は、人が通らない空間であることです。
人が通る場所だと「のれん」のように洗濯物をくぐらなくてはなりませんし、そのせいで洗濯物が動いてしまい「くっついてしまう」ということもありません。
そして2階なので来客があっても慌てて洗濯物を隠す必要が無くなりました。
セカンドオピニオンもおすすめの室内干しスペース
間取りを組み始めた最初の予定では、1階にある4畳部屋を「物干しスペース」にしようと計画していました。
赤丸で囲っているこの場所です↓↓
先日行ったわが家の間取り診断では、こちらから何も伝えていないにも関わらず、2階のこの場所をおすすめされました(青丸の場所)。
その時添えられた設計士さんのコメントがこちら。
1階物干し金物(ホスクリーンでしょうか)と壁が近いように感じます。厚手の洋服を乾かす場合などを考慮してもう少し壁から離したほうが良いと考えます。バルコニー前は室内物干しに良いスペースですね。こちらにも物干し(ホスクリーン)があると便利です。
セカンドオピニオン診断MHsekkeiさんより↑↑
使い勝手はバツグンですよ!!
最初は子供の遊び部屋として設けた2階のフリースペース。
実際にこの場所では全然遊んでくれなかったし、遊ぶにしてもちょっと狭すぎる空間でした。
結果オーライですが、程よく囲まれた空間なのでサーキューレーターの風も上手く循環してくれて、乾きが早いと思います。
さすがプロの設計士!よく気づきましたね~。
当時の設計士さんはアドバイスしてくれなかった…。
間取りのセカンドオピニオンについてはこちらで詳しく書いてます↓↓
1階と2階に物干しスペースを確保
2階建ての家の場合、どこに物干しスペースを作ればいいのか悩むポイントになりますよね。
10年住んでみてわかるのですが「洗濯物をしまう場所の近くが一番効使いやすい」と思います。
そこで我が家では2階の物干しスペースには2階のクローゼットにしまう衣類を、1階には洗面収納にしまう下着類や靴下を干すことに決めました。
ちなみにわが家の1階物干しスペースはここです。
洗濯機の上のとっても小さな空間ですが、下着や靴下などの小物を干すには十分な場所でした。
あとからDIYで作ったよ。
こうして1階に収納したいものは1階で干し、2階に収納したいものは2階で干すことができたので、取り込むときの移動が少なくて済みました。
2階で干した洗濯物は、はそれぞれの部屋にを片づけます。
ハンガー干しだからハンガーごと移動させるだけだし、たたむ作業が必要な物は歩きながらたたんだりしてとっても楽ちん。
まとめ:2階建て室内干しスペースは慎重に場所を選ぼう
わが家では夜に洗濯物を干してから、丸一日ずっと乾かしっぱなしです。
人目につかず、人が通らず、乾きが良いこの場所は室内干しに最も適した場所でした。
新築戸建ての間取りと言えば、人がうらやむような間取りを優先してしまいがちです。
ですがこうした地味にも見える室内干しスペースも、よく考えておいた方がよさそうですよ。