お風呂を窓なしにすると後悔する?新築の家にお風呂場に窓は「いる」のか「いらない」のか?
家を建てるときって、自分の常識ではわからない事ってたくさんあると思うんですよ。
わが家が家を建てる前はアパートに住んでいたので、窓無し風呂が当たり前だったんです。
だからこそ新築の家では窓ありお風呂にしたんですよ。
ですが10年使い続けると、そのメリットとデメリットが浮き彫りになってきました。
お風呂に窓を付けたわが家のメリットとデメリット、さらに先輩施主たちから集めた口コミを紹介しています。
お風呂の窓に関しては「お風呂の窓で後悔した人は60%!失敗パターン8つと先輩施主の口コミ」で様々な角度からお伝えする記事をご用意しています。
\未完成の家でも日当たりを知る方法/
お風呂の窓なしで後悔しない?いる?いらない?メリットとデメリットを考える
今の戸建に住む前は、古いアパートに住んでいました。
その前に一人暮らししていたアパートも、風呂には窓が無かったんですよね。
おまけに実家は一軒家だったにも関わらず、お風呂に窓はありませんでした。
そんなところも影響したのか、せっかく一軒家を建てたんだし!風呂に窓はマストでしょ!という決めつけがあった我が家。
そこから窓あり風呂を10年以上使ってきて、窓に対する思いがだんだんと変わってきたんですよ。
私がお風呂の窓に抱く思いはこんな感じです。
- 日中お風呂に入るときに明るい
- 窓で換気できるからカビ防止に役立つ
- 掃除がちょっと面倒そう
- 外にシルエットが映っちゃう?
- 窓があると寒いんじゃ?
だいたいのところは合っていますが、微妙に違うところもありました。
次からはわが家の実体験をもとに、お風呂の窓なしは後悔する?「いる」か「いらないか」問題を解決するヒントにしていただけると嬉しいです。
お風呂の窓なしは後悔する?【メリット①】日中お風呂に入るときに明るい
日中お風呂に入るときは明るい!
最大のメリットはこれですね。
アパート時代は「なぜ朝や昼にお風呂に入るのに、いちいち電気をつけなきゃなんないんだ!」と、ちょっと残念な気持ちでいっぱいだったんです。
ですが窓ありのお風呂になってから、真昼間からお風呂に入っても電気をつけなくて済むので嬉しくなってしまいます。
温泉地に行った時の事を想像してもらうとわかるのですが、朝風呂ってちょっと贅沢な気持ちになりませんか?
「真昼間からお酒飲んじゃった!」みたいな嬉し恥ずかしな気持ちに似ています。
それに窓があると電気の明るさとは違ってとっても明るいし、やっぱり解放感が出ますよね。
先輩たちの口コミ
細めの曇りガラス窓を1つ付けました。お風呂には夜間に入る事が多いですが、昼に入ったり掃除する時にも電気をつける必要はありません。
電気を付けない時間帯の入浴は特別な感じがしてお得感があります。いい気分転換になります。妻も喜んでおり付けてよかったなと感じております。
お風呂の窓なしは後悔する?【メリット②】窓で換気できるからカビ防止に役立つ
ちょっと【メリット】のあとに「?」マークが付いちゃいましたが、実際のところちょっとイメージしてたのと違いました。
確かに窓を開けると換気はできるにはできるんです。
でも、実際に窓を開けて換気したことなんてほとんどありません。
換気扇があれば充分かな?と思ったんです。
お風呂の窓って部屋の窓以上に、開けるのに抵抗があるんですよね。
誰もお風呂に入ってはいないんだけど、なんとなく中を見られてはいけない気持になるんです。
ですから窓を開けることはほとんどなく、換気としてはあまり意味をなさなかったな、というのが正直なところです。
先輩たちの口コミ
大きめのルーバー式の開閉窓を付けましたが、換気と採光の両面で大変良い選択だったと思っています。風呂場の喚起の為には換気扇だけでは不十分で、大きめの開口が取れる窓が必要です。
換気用に窓はつけました。換気扇もついていますが、窓とドアを開けることでで、換気扇の使用時間を少なくしています。
お風呂の窓なしは後悔する?【デメリット】お風呂の窓枠の掃除が面倒
お風呂掃除は旦那の役目なんですがね、やっぱり窓がある分凹凸が多くなと、とっても掃除がしずらいんですよ。
お風呂のカビが大好きなのは、コーキング部分や風が通りにくい溝や隙間。
窓を設置すると、細かい隙間がたくさんできてしまうんですよね。
一番先にカビにやられてしまったのも窓でした。
窓を設置することが凹凸がたくさん出来てしまいますからね。コーキング剤もたっぷり使われることになるんです。
カビにやられ放題なのは、やっぱりコーキング剤です。
お風呂は掃除との戦いになりますから、広さも気になる所だと思います。
お風呂の大きさについてはこちらの記事でも書いています。
先輩たちの口コミ
風通しを考えて大きめの上げ下げ窓を設置しましたが、カビが生えやすく、掃除が非常に大変です。少しお金をかけてでも汚れが付きにくいお風呂専用の窓にしたり、もっとサイズの小さい窓にすれば良かったと思っています。
窓がないと、お掃除がとても楽だなと感じました。あとは、昼間でも明かりを消せば暗くなるので、ゆっくりリラックスしながらお風呂に浸かれる点も、窓無しにして良かったなと思えるポイントです。
お風呂の窓なしは後悔する?【デメリット②】お風呂の窓の外にシルエットが映る
絶対に覗かれたくないお風呂ですが、窓がいくら曇りガラスになっていようとも、窓に近づけばシルエットが映ります。
しかもわが家の窓はちょっと大きめなこともあって最悪上半身が映る可能性があるんです。
うちの窓にはこんな風に中にブラインドが付いているんですが、基本これはずっと閉めっぱなしです。
外観から他のお家の窓を見ていても、だいたいお風呂の窓ってわかっちゃいませんか?
別に分かってもいいのですが、「あ、お風呂タイムだな」とか、「こんな深夜にお風呂入っているんだな」とか、なんとなく知られたくない思い、ありませんかね?
自分がお風呂の明かりを発見したら、なぜだか想像してしまう…。コワ
ですから電気をつけただけでお風呂に入っていることを知られる窓は、ちょっと嫌だという思いがあります。
先輩たちの口コミ
少し大きめの窓をつけて入りながら景色を楽しみたかったのですが、外から見られていそうで開けられません。しかも防犯窓ではないので空き巣侵入の恐れがあり怖くて後悔しています。
換気のために必要と思っていたし、工務店の担当者にもそう言われて迷いなく付けた。裏にも家があるためすりガラスを採用したが、意外としっかり見えるため、目隠しを付けることになった。
お風呂の窓なしは後悔する?【デメリット③】お風呂に窓があると寒い
わたし北海道に住んでいるんですよね。
冬の寒さが伝わってくるのはやっぱり「窓」だったりするんです。
家の中で寒いところと言えば「玄関」「お風呂」なんですが、お風呂は換気扇が付いているから仕方ないのかな?とも思うんです。
ですが窓を付けてしまったから寒くなったという事実もあるんですよね。
夏は全く気にならないのですが、冬は「あ~あ、窓がなければなぁ~」とつい思ってしまうんです。
先輩たちの口コミ
お風呂から見える坪庭を作りたくて窓を作りました。夏はいいですが、冬はすごく寒いです。そして冬は直ぐに曇ってしまって、結局坪庭の景色がちゃんと見えません。窓を開けて入ると露天風呂気分でいいですが、寒さと曇ってしまうのでは予想外でした。
お風呂の窓なしは後悔する?いる?いらない?まとめ
お風呂の窓に関する私が思うメリットとデメリットは、だいたいこのような感じです。
最初は絶対にあるべきと思っていた窓なんですが、今では年齢的にも寒さがつらくなってくるお年頃。
それに日中にお風呂に入ることは、月に2回あるかないか。
家族が朝シャンとかを習慣にしているのなら窓はあっても良いでしょうが、そうでもない家ならば、そこまで恩恵を受けられないかもしれません。
よって、我が家の結論は「風呂の窓はいらない」という結論に至りました。
入居時はさほど気にならなかったのですが、40歳を越えた今ですと、見た感じよりも実用性…といったところでしょうか。
今後歳をとるごとに、この思いは増していくことでしょう。
とはいえ夢のマイホームですから自分の納得いく姿で完成させないと、我慢気味に建てた家だと愛着が持てなくなったりしますからね。
せめて小さな窓で済ませるというのも手かもしれません。
お風呂の窓で後悔しがちなポイントは主に次の8つです。
- プライバシーの面で心配
- 掃除が大変になる
- 窓の大きさで失敗
- 窓の配置で後悔
- 窓は要らなかった
- 窓を付ければよかった
- 暑さ・寒さで後悔
これらの後悔ポイントについては、施主100人アンケートで口コミを集めましたので
>>お風呂の窓で後悔した人は60%!失敗パターン8つと先輩施主の口コミ
の記事をご覧ください。
お風呂と同様に窓のいる?いらない?問題が発生しやすいトイレの窓については
>>トイレの窓なしは後悔する?必要?施主100人のリアル失敗ポイント
の記事で詳しく書いています。
初めての家づくりってわからない事ばかりですから、たくさんの方の後悔ポイントを参考に良い家づくりを目指してくださいね。