注文住宅を建てたことがある先輩施主100人に「子供部屋の窓」について後悔ポイントはあるか?のアンケートを取りました。
子供部屋の窓について「後悔ポイントがある」と答えたのは全体のうち61%。
子供部屋の窓の後悔ポイントベスト3はこちら。
- 窓の「位置や高さ」で失敗
- 窓の「種類」で失敗
- 窓の「数」で失敗
このページでは「子供部屋の窓で後悔がある」と答えた施主たちの失敗談を紹介しています。
新築の他のエリア(部屋)の窓で後悔しやすい場所を知りたい方は、「新築の窓で後悔しやすい場所ランキング!よくある失敗ポイント5つ」の記事をご覧ください。
調査期間:2022年8月
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:注文住宅を建てたことのある男女
サンプル数:100人
\未完成の家でも日当たりを知る方法/
子供部屋の窓で失敗したと回答したのは全体の61%
Q.子供部屋の窓で後悔したポイントはありますか?
注文住宅を建てたことがある経験者100人に「子供部屋の窓」で後悔ポイントはあるか?のアンケートを取りました。
全体のうちの61%が「ある」と回答。
子供部屋は成長によって使い方が変化します。子供の年齢によっても後悔ポイントはさまざまです。
子供が大きくなった時のことを想定して、あらかじめ子供部屋の窓を設置すると後悔が少なくなりそうですよ。
「子供部屋の窓」で先輩施主たちが後悔したと感じているポイントは次の6つ。
子供部屋の窓で後悔ポイント6つ
次の章では、上記6つの後悔ポイントを、先輩の口コミとともに解像度を上げてお伝えします。
子供部屋の窓で後悔ポイントを聞いたところ、落ち着いて勉強ができない環境にしてしまったという後悔談が多かったです。
暑さや寒さ、また窓の位置が低すぎて子供が転落しないか心配になるという体験談も多かったですね。
子供部屋の窓で失敗1位「配置で後悔」
窓の設置場所をあまり考えずに決めてしまうと、後悔する可能性が高くなります。
例えば窓が低い位置にあると、子どもが身を乗り出して転落する恐れがあります。手が届かないような高さに設置しても、ベッドや椅子を使って外に出ようとするかもしれません。
特に子供部屋は2階に設けることが多いので、安全性に考慮して配置を決める必要がありそうです。
子供部屋は2階にあり、窓の高さがベッドの上からだとちょうど窓枠に腰掛けられる高さになっています。子供が小さい頃は何度か窓を開けて窓枠に座っていたことがあり、大変冷や冷やしました。
窓に面した位置にベッドを置くと、日が当たって夏場は布団が温まってしまうし、机を置くと眩しくて勉強にならないため、ロールカーテンが必須となり、窓を設けたメリットよりデメリットの方が大きかった。日のあたりを考えるべきだった。
子どもの部屋が2階にあるのですが、窓が低い位置にあります。外に出てしまわないか心配になり、養生テープで固定する事になりました。見栄えも悪くなってしまい、後悔です。
子供部屋の「窓の種類で後悔」
窓は選ぶ種類によって、その部屋の快適さや使い勝手が大きく変わります。
一般的に使われている窓を選んだはいいものの、実際に住み始めると「開け閉めがしにくい」「部屋が暑くなる」といった不便さ感じる方は多いのです。
窓は一度取り付けると変更が難しいもの。だからこそ、窓の種類を失敗した時の後悔は大きなものになるのかもしれません。
一面にごくごく普通の窓、違う一面に細長い小さな窓×3で完全に開かない、ハンドルを回して開閉するタイプの窓です。これだと気持ち的に換気しづらい気がして、何かモヤモヤ感が残ります。
子供部屋の位置が南西方向にあるため、窓の位置が南側と西側になっている。特に夏になると強い日が差すため室温が上がりやすい。一般的な窓にしたが、高断熱タイプの窓にしておけば良かったなと後悔している。
両開きの一般的な窓を取り付けたのですが、子供が部屋の中のインテリアにこだわるようなティーンエージャーになってからは古臭さを感じるようです。日中でもカーテンをしめて自分の好みの柄と壁紙を合わせるようになってしまい、採光しないので後悔しています。
子供部屋の「窓の数で後悔」
子どもには日当たりのいい場所で過ごしてほしいと考えるのは親心ですが、窓の数は多ければ良い、というものではありません。
なぜなら、やみくもに窓の数を増やしたところ「夏場はクーラーが効きにくい」「カーテン代が余分にかかった」と後悔する声も少なくないからです。
とはいえ、窓が少なすぎると「十分な換気ができない」と失敗に感じることもあります。
北側に位置する子ども部屋は暗いかと思って、3方面の壁に窓をつけたら暑くなりました。窓をつけるにしても、上の方に細長い窓というように小さめの窓にすれば良かったです。
視力維持のために採光や大切と考え壁面すべてに窓を取り付けたのですが思春期になりカーテンの柄にこだわりを持つようになりました。それぞれの窓に違うデザインのカーテンをつけ違ったりすぐに別のものを好むようになったりと、経済的にも大変で後悔しています。
片側にウオークインクローゼット、片側が隣の部屋との壁、片側が入口と3方向がふさがっている間取りのため、窓が1箇所しかない。仕方がないことではあるが、風通しも悪いし、なんとかならなかったかと思っている。
子供部屋の「窓の大きさ」で失敗
大きな窓にはメリットも多いのですが、見落としがちなデメリットも持ち合わせています。
窓は外気や日射の影響を受けやすく、大きければそれだけ夏は暑く冬は寒い部屋になってしまいます。さらには、外から部屋の様子が丸見えになる、掃除をするのが大変といったことも。
部屋に対して窓が大きすぎると、思いのほか居心地の悪い部屋になってしまうかもしれません。
日当たりが良い方が健康的かと考えて、窓を大きくして建築したが、外との接点も大きくなって、勉強などに集中しづらい環境になってしまったようです。大きさにはこだわらず、ストレスがない程度のサイズと配置にした方が良いと思います。
南向きの子ども部屋の場合は、窓があることによりしっかり換気もできていいと思います。しかし北にある子ども部屋の場合は、冬になると窓が大きすぎてしまいかなり寒いのでその点が失敗です。
光を多く取り込むために窓を大きめにしていたのですが、実際に使用する上で電気をつけることが多いので窓は安全を考慮して小さめにしておけばよかったです。また、防犯や台風などを考慮してシャッターもつけておけばよかったです。
窓は大きくとるのがいいと思っていたのだが、あとで大きな二段ベッドを置くことになり困った。掃き出し窓と出窓で部屋が覆われていて、ベッドの置く場所に困った。出窓の窓やカーテンの開け閉めがとても大変になってしまったし、ゴチャゴチャしているので後悔している。
子供部屋の「窓の方角」で失敗
窓の方角を決めるポイントは、日当たりの良さだけではありません。
確かに太陽光がふりそそぐ部屋は、気持ちがいいですよね。その一方、「日差しがまぶしい」「本や家具が日焼けする」といった側面もあります。
窓を開けた先に畑や公園があると、風が強い日には部屋の中まで土埃が入ってくるかもしれません。いくら天気が良くても、おちおち窓も開けられませんね。
大きめの窓を付けましたが、日当たりをあまり考えていなく直射日光が当たりやすいですし、特に夏場は日当たりがかなり良いのでクーラーもなかなか効かず勉強に集中できないと言われます。
子ども部屋には二ヶ所の窓を作りましたが、そのうちの一つの窓の方角には畑があり少し風が強い日に窓を開けて網戸にしておくと、部屋中の床が砂だらけになってしまいます。窓の方角を失敗したなと思います。
子供部屋の窓の向かい側がちょうどキッチンの位置で、窓の位置は多少ずらしていても、キッチンの換気扇がちょうど窓の位置に当たる場所にあるんです。ご飯時になると、いつも料理のにおいがするので窓を開けられません。これは本当に失敗でした。
子供部屋の日当たりが悪いとどうなる?についてはこちらの記事で体験談をまとめています。
子供部屋の「窓が道路に面していて」失敗
道路に窓が面している場合、日常生活にストレスを感じるケースが多いです。
外からの視線はカーテンをすればある程度は遮れますが、小さな子どもだと無防備な姿で気にせず遊ぶことも多いですよね。
交通量が多い道路だと、騒音や排気ガスの影響も心配です。夜になると街灯や車のヘッドライトが差し込み、安眠の妨げになるかもしれません。
外の景色が見えて良いと思って取り付けたのですが、思春期になり外から見えること、特に道路に面しているためかなり気が散ってしまうようです。勉強に集中しにくく日中でもカーテンをしていることがほとんどで取り付けに後悔しています。
子供が反抗期に入ると、大きな窓から子供が抜け出し夜遊びをするようになりました。ムカついて、窓が開かないようにしてやると、反抗期の子供がガラスに八つ当たりをしてヒビが入りました。
窓があったほうがたくさん日が差し込んで良いと思いたくさん窓をつけたが、道路側にもあるので日中は車の往来や人の行き来ででうるさいと感じるため、もう少し少なくて小さい窓にしても良かったと思っています。
女子がいる子供部屋の窓について後悔しています。道路に面しているので、開けた時に見えてしまい恥ずかしいといっていました。向こうから見えないような窓にしたら良かったです。