玄関のトイレで後悔しない!よくあるデメリット5つ

新築のトイレを計画するとき、設置場所としてよくあるのが玄関フロア。

玄関フロアにトイレを設置する人が多いし検討中だけど、どんなメリットやデメリットがあるかを知っておきたい方に読んでいただきたい内容です。

このページでは先輩施主たちの体験談をもとに、次の3つの内容をまとめています。

後半では「トイレの設置場所3つ」の比較表を用意しています。

使いやすさを4段階で印していますので、トイレをどこにしようか検討中の方はぜひ参考にしてください。

玄関トイレのメリットとデメリット
メリット
  • 外出時や帰宅後にトイレに行きやすい
  • 来客者にトイレを貸しやすい
  • くつろぎスペースへの音・ニオイの伝わりが少ない
  • 帰宅後の手洗い場としても使える
デメリット
  • 玄関に来客があると使用しにくい
  • トイレが暑い・寒い
  • 玄関ドアを開けるとトイレが見える
  • 入浴前のトイレが遠くなる
  • 小さな子供の場合は大変に感じる

新築のトイレでよくある失敗談はこちらの記事でまとめています。

タップできる目次

玄関トイレでよくあるデメリット!後悔ポイント5つ

  1. 玄関に来客があると使用しにくい
  2. トイレが暑い・寒い
  3. 玄関ドアを開けるとトイレが見える
  4. 入浴前のトイレが遠くなる
  5. 小さな子供の場合は大変に感じる

玄関に来客があると使用しにくい

玄関にトイレがある場合、来客時にトイレに出入りしにくく音漏れも気になります

昔ほど玄関先で訪問者と長時間話すことも少なくなり、トイレに行きたくてもいけない…のような事態になりづらいのは確かです。

ですがたまたまタイミングが合ってしまうと、利用しづらくなりますよね。

トイレが暑い・寒い

玄関がトイレにある場合、暑さや寒さの影響を受けやすくなります。

その理由は、玄関ドアからの冷気や暖気が玄関に伝わりやすく、隣接するトイレに影響するのです。

トイレは衣類を脱ぐので余計に寒さがこたえそうです。

玄関ドアを開けるとトイレが見える

玄関ドアを開けると、トイレの中が丸見えになってしまう場合があります。

これはトイレの配置によりますが、家族が玄関ドアを開けたタイミングと、トイレを出たタイミングが重なると、外の歩行者から便器が見えてしまう可能性があるのです。

見知らぬ人に便器はもとより、トイレの出入り姿を見られるなんて考えただけでも嫌ですよね。

入浴前のトイレが遠くなる

玄関にトイレを設置すると、入浴前のトイレが遠く感じます。

家の広さにもよりますが、入浴前にトイレを済ませる場合は玄関トイレが遠く感じることも。

いくつものドアを開け閉めしなければならないため、行きつくまでの工数が多いと感じてしまうのでしょうね。

小さな子供の場合は大変に感じる

玄関にトイレを設置すると、小さなお子さんがいる家庭ではトイレを利用しにくいと感じることがあります。

特にトイレトレーニング真っ最中の場合は、親が付き添わなくてはならないため、移動が大変に感じます。

トイレを覚え始めた子供の場合は1秒が勝負ですから、トイレが近いほど便利に感そうですね。

それでもトイレを玄関に設置するメリット4つ

デメリットが多い玄関トイレではありますが、もちろんメリットもたくさんあります。

玄関トイレのデメリットは「使いづらさ」の要因が大きいですが、メリットはリビングやダイニングと切り離すことで「くつろぎ空間を快適に保てる」要素が多いです。

  1. 外出時や帰宅後にトイレに行きやすい
  2. 来客者にトイレを貸しやすい
  3. くつろぎスペースへの音・ニオイの伝わりが少ない
  4. 帰宅後の手洗い場としても使える

外出時や帰宅後にトイレに行きやすい

玄関にトイレを設置すると、外出時や帰宅時にトイレに行きやすくなります。

トイレに行きたくて帰宅を急いだ場合は特に、玄関にトイレがあると助かります。

子供が小さなうちは、外から帰った瞬間にトイレに駆け込むことも。玄関トイレは帰宅時に行きやすくなりますね。

来客者にトイレを貸しやすい

玄関にトイレがあると、来客者にトイレを貸しやすくなるメリットがあります。

リビングにトイレが近いとお互いの気配を感じやすいので、離れた玄関にトイレがあると安心して使ってもらえます。

生活感が伝わりやすい場所にトイレがあると貸すのに抵抗がありますし、見られても困らない玄関トイレだと、貸す側も余計な心配が少なくなります。

くつろぎスペースへの音・ニオイの伝わりが少ない

玄関にトイレの場合、くつろぎスペースであるリビングやダイニングへの音・ニオイの伝わりが軽減されます。

トイレを流す音は大きくなりがちです。トイレとの間に挟むドアの数によっても、伝わり方が大きく違ってきます。

くつろぎスペースとトイレがあまりに近すぎると、用を足す音までがリビングに響いきますから、いくつもの扉を介した玄関トイレは音対策のメリットが大きいです。

帰宅時の手洗い場としても使える

玄関に手洗いを設置すると、トイレと兼用で使えて便利です。

階段下トイレなど、限られたスペースにトイレを設置する場合、手洗い場を外に設けることも可能です。

玄関に手洗いを設置しておくと、外から帰ってきたらすぐに手を洗う習慣づけにもなります。

トイレの手洗いと兼用できることからも、効率的に使えそうですね。

トイレはどこがいい?よくある3つの配置場所の特徴を比較

トイレの設置場所としてよくあるのが次の3つです。

  • 玄関フロア近く
  • 洗面所の近く
  • LDKの近く

それぞれのトイレの場所の問題点や使いやすさ、を8つの視点から比較してみます。

トイレの設置場所玄関フロア近く洗面所近くLDK近く
ニオイや音の伝わり
来客者に貸しやすい
お風呂前の使用
トイレの暑さ・寒さ
出かける前・帰宅時
小さな子どもの使いやすさ
ふだん落ち着いて利用できるか
玄関先での来客時の利用
  • 使いやすさ重視ならLDK近く
  • 効率化を図るなら洗面所近く
  • プライベート空間を守りたいなら玄関

といった感じでしょうか?

それぞれにメリットデメリットはつきものですが、自分たちが重視したいポイントはどこか?を確認してトイレを配置すると後悔が少なくなりそうですね。

新築の玄関でよくある後悔はこちらの記事でまとめています。

玄関間取りのお悩みポイントをいくつも掲載していますのでご覧ください。

新築のトイレでよくある後悔はこちらの記事でまとめています。

玄関間取りのお悩みポイントをいくつも掲載していますのでご覧ください。

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