新築で家を建てるとき、トイレの間取りでチェックしておきたいポイントを「よくある失敗」をもとに集めました。
本文で紹介している内容をチェックシートPDFにまとめましたので、間取り作りにお役立てください。
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本文にある「よくある失敗」と照らし合わせながら、自分たちの間取りは後悔ポイントにならないか?を一緒にチェックしてみませんか?
100%満足いく間取りは難しいけれど
「このデメリットは許容できるか?」
がチェックのポイントになってきますので、見た目や価格だけにはとらわれず、慎重な「トイレ計画」を進めていきましょう。
本文のトイレチェック構成はこちら。
- トイレの「間取り」チェック
- 位置・配置
- 数・向き
- 広さ
- 音・におい
- トイレの「設備」チェック
- 便器
- 窓
- ドア
- トイレの「電気計画」チェック
- 照明
- スイッチ
- コンセント
- トイレの「内装」チェック
- 収納
- 手すり
- 床
- 壁紙
新築トイレの「間取り」でよくある失敗!後悔ポイントチェック
新築トイレの間取りで後悔しないために、よくある失敗談や後悔ポイントを集めました。
これから「トイレの間取り計画」をする方は先ほどのチェックシートを手元に置いて事前にチェックしていきましょう。
トイレの「位置・配置」
トイレの「位置・配置」はトイレの失敗で最も多い後悔ポイントです。
なぜなら音・ニオイなど「トイレ」はなるべく存在感を消してほしいエリアだから…。
配置によっては一生後悔してしまう間取りになりますし、一度決まればそう簡単に移動できないのが難点です。
リビングトイレは最悪だった
リビングトイレとは、リビングの近くにトイレを配置すること。
リビングトイレで後悔してしまうのは次の3つ。
- ニオイや音がリビングに伝わりやすい
- ドアを開けるとトイレの中が丸見え
- 来客時に気を使う
リビングトイレは音やニオイ、リビングからトイレの中が丸見えになってしまう可能性があります。
家族間ならまだしも、来客があったときはトイレ内の音がリビングに伝わる可能性があるので、お互いに気を使ってしまいます。
リビングトイレはリビングから近いことから、高齢者や子供がトイレに行きやすいメリットがあります。介護やトイレトレーニングなど、手助けを必要とする場合にも手を貸しやすいメリットがあります。
そんなわが家もリビングトイレで後悔しました。詳しくはこちらの記事で書いてます。
階段下トイレで失敗
階段下にトイレを設置して、失敗したと感じる瞬間は主に次の5つ。
- 階段の形状が反映して天井が低くなる
- 圧迫感が出る
- 階段の上り下りの音がトイレに響く
- 収納スペースが十分に確保できないことも
- 引き戸に出来ない可能性も
階段下にトイレを設置するので、当然のことながら階段の形状が天井に反映します。
デッドスペースを活用したつもりが、圧迫感を感じることに。
階段下の限られたスペースを活用したことで、収納のための充分な容量を確保できない場合も。
階段を上り下りすると直接トイレに音が響くため、トイレ時間をゆっくり過ごしたい人はストレスに感じるかもしれません。
引き戸を望む場合、天井に傾斜が出るため引き込みスペースが確保できずに希望が叶わない場合もあります。
階段下はデッドスペースになりがちですが、トイレにはちょうどいいスペースでもあるので有効活用できます。その分リビングなど他のスペースを広く使えるメリットがあります。
階段下トイレでよくある後悔ポイントはこちらの記事でまとめています。
玄関ホールのトイレで後悔
玄関ホールにトイレを設けることで後悔しがちなパターンは次の4つ。
- 玄関正面だと中が丸見え
- 玄関に来客があるとトイレに入りにくい
- トイレが寒くなる
玄関にトイレを設けることで、一番後悔に感じる瞬間は「来客時」。
玄関ドアと向かい合う形でトイレのドアがある場合、外の歩行者にまでトイレの中が丸見えになります。
また、家族が来客者が玄関で立ち話…なんてことがおこると、トイレに行きづらい事態におちいります。
玄関は家の中でも一番寒くなりやすい場所なので、その影響を受けてトイレでお尻を出すと…寒く感じてしまいます。
玄関にトイレがあることで、外出前のトイレに行きやすいメリットがあります。においや音もリビングに伝わりにくく、来客者にも利用してもらいやすいメリットがあります。
玄関ホールのトイレでよくある後悔ポイントはこちらの記事でまとめています。
洗面所を通るトイレで後悔
洗面所を通るトイレ間取りにすることで、後悔しがちなポイントは次の2つ。
- 洗面所が来客者に丸見え
- 洗面所とトイレを同時使用は気を使う
来客者に使ってもらう場合、洗面所を常にきれいに保っておかなくてはならないプレッシャーがあります。
洗面所はランドリースペースとして使う場合もあるので、洗濯物がのれんのように連なるお宅は要注意。
また、トイレと洗面所を同時使用するときにトイレの出入りを見られるのは家族でも恥ずかしい!と感じることも。
さらにお風呂場の脱衣所も兼用している場合、気づかいが倍増します。
水回りをひとまとめにした間取りの場合、お風呂に入る前にトイレを使うことが多いため、動線がスムーズで使いやすく感じます。狭いスペースで間取りを組む場合、他のスペースを広くとれるメリットも。
新築トイレの位置・配置まとめ
リビング近く | 階段下 | 玄関ホール | 洗面所近く | |
---|---|---|---|---|
使いやすさ | ||||
音・におい |
使いやすさと音やニオイの伝わり方で、点数を付けるならどこも同じような評価に。
家を大きくできればすべてが解消されそうなトイレの配置問題ですが、どこに配置しても多少のデメリットが付きまといそうです。
あなたが感じる「トイレのメリットを優先」させることをおすすめします。
トイレの「数・向き」
トイレは複数必要か?縦向きが使いやすい?横向きはどうなの?といった数と向きの後悔ポイントについてお伝えします。
2階にトイレは必要ない
2階にトイレは必要なかった!と後悔している主なポイントは次の4つ。
- トイレ掃除が2倍になる
- スペースが余分にとられる
- 子供が巣立ったら2つは多い
- 費用がかかる
2階にトイレを設置するということは、費用もトイレ掃除も2倍になります。
また、必要に感じるのは子供が家にいるうちだけで、巣立ってしまって夫婦2人になると2つも必要ないとも考えられます。
トイレを設置するには最低でも1畳ほどのスペースが必要になるため、なるべく寝室や子供部屋、収納を広くとりたいと考えたときに、必要ないと感じるようです。
2階にトイレを設置することで、忙しい朝の時間帯の混雑を避けられます。寝室が2階にある場合、深夜にトイレに起きたとき、わざわざ1階まで降りなくても良いうメリットがあります。
わが家は子供の成長によって、2階トイレの使用頻度が変わりました。
その様子をこちらの記事で書いてます。
縦向きのトイレで失敗
トイレを縦向きにすることで、失敗したと感じるポイントは次の3つ。
- ドアを開けると廊下から便器が丸見え
- 引き戸にしづらい
- 補助しづらい
縦向きトイレにすると、ドアを開けた時にズドーンと便器が丸見えになります。
横向きトイレなら、足元しか見えなのに…と奥ゆかしさを感じるようです。
トイレを引き戸にするには、壁に引き込み部分が必要になるので縦向きのトイレだと難しくなりやすい。
また、横向きトイレだとトイレ内で手を伸ばしやすいですが、縦向きは幅が狭いので動きが制限されるデメリットがあります。
縦向きトイレはドアとの距離があるていど保たれるので、落ち着いた空間に仕上がります。
開き戸にすると耐震壁に囲まれるので、横向きトイレに比べて防音効果も期待できます。
横向きのトイレで失敗
横向きトイレでデメリット感じるポイントは次の4つ。
- 引き戸だとニオイや音が漏れやすい
- 引き戸にすると耐震壁が減る
- 開き戸より価格が高い
- ドアとトイレの距離が近い
横向きトイレは引き戸になることが多いです。
横向きトイレで引き戸を採用すると、ドアの引き込み部分を作らなければならないので、トイレの壁が薄くなり耐震壁を失います。
壁が薄くなり、引き戸はすき間ができやすいため、音漏れやニオイ漏れが開き戸に比べて伝わりやすい。
トイレにいるときは外の気配を感じたくないものですが、横向きトイレの場合は廊下までの距離の近さが気になります。
トイレの前に廊下を設けない場合の失敗談はこちらで詳しく書いています。
引き戸にすると扉の開閉スペースが不要になるので、空間が有効に使えます。便座の正面部分に収納スペースを設けられるのもメリットです。
わが家もトイレを引き戸にして後悔しました。
その様子はこちらの記事で紹介してます。
寝室からトイレが遠すぎる
寝室から遠い場所にトイレがあると、後悔するパターンは主に次の2つ。
- 夜中にトイレに起きた時に遠い
- 老後にトイレの回数が増えると大変
寝ているときにトイレに行きたくなったら、すぐ行けるかどうか。
寝室からトイレが遠いと、夜のトイレがおっくうになります。
特に高齢になってから、トイレの使用頻度が増えると不便に感じることが多いです。
我が家も寝室の近くにトイレがありますが、近くにあって良かったと感じる瞬間が多いです。
寝室からトイレが遠くてよかったと感じるのは「音やニオイ」の伝わりです。特に夜中にトイレを流す音は響くので、その音で家族が起きてしまう可能性が出てきます。
トイレの「広さ」
公衆トイレを見ると分かりますが、多目的トイレは広々してますよね。
あのように車いすごとトイレに入るなら大きくする必要がありますが、普通の家ではなかなか難しそう。
一般戸建ての広さのよくある後悔ポイントは次の2つ。
- 1畳だと狭い
- 手洗いスペースを付けたら狭い
1畳は狭い
戸建てで一般的なトイレの広さは1畳です。ですがせっかくの新築なのに、1畳では狭いのではないか?と不安に感じる方も多いです。
子供が小さな時や、介護が必要な場合は特にトイレが狭く感じます。
また、開き戸で縦型トイレの場合、必要な収納スペースが取れない場合もあります。
手洗いを付けたら狭い
近年ではタンクレストイレが主流なので、手洗い場を付けるとなると狭く感じることも。
やむなく手洗いボウルが小さなものを選ぶのですが、使いづらさに不満を感じてWで不便を感じてしまいます。
トイレは用を足せればいい、と考えて間取りを組むとトイレの不便さで暮らしにくさを感じてしまうことも。
「トイレは狭くてもいい」そんな思いで家を建てたけれど、実際に使ってみると狭いと感じる…との声も多数。特に子育て世代はトイレトレーニング時に「もう少し広かったら…」と感じるようです。
トイレの「音・におい」
いくらキレイにしていても、用を足す音や流す音、排便後のニオイなど…生活に紛れ込むと気持ちの良いものではありません。
一日に何度も利用するトイレですから、近くにあると便利なのですが、近すぎても困るのが音やニオイの問題。
不便にならない範囲で隠れた場所に配置したいのがトイレだったりします。
新築トイレの「設備」でよくある失敗!後悔ポイントをチェック
トイレの間取りが決まったら、次に考えなければならないのがトイレの設備。
トイレはタンク付きにしようか?タンクレスにしようか?
メーカーはどこの物にしようか?など、まだまだ悩みがつきません。
ここでは新築トイレに使用する「設備選び」でよくある失敗や後悔ポイントを集めました。
トイレの「種類選び」
トイレ選びでまず迷うのが「タンク付き」にするか「タンクレス」にするか。
お互いのメリットとデメリットをまとめました。
タンクレストイレの「デメリット」
- 手洗いが別に必要
- 停電時は流すのが大変
- 水圧が低いと使えない
- 初期コストが高い
タンクレストイレの「メリット」
- デザインがシンプルですっきり
- シンプルなので掃除がラク
- 何度も水を流せる
タンク付きトイレのデメリット
- タンクレスに比べて掃除が大変
- デザイン性に欠ける
- 手洗いが使いづらい
- 奥行きがあるので場所を取る
タンク付きトイレのメリット
- 停電時も使える
- 水圧の心配が少ない
- タンクレスより費用が抑えられる
比べてみると分かるように、タンクレスの「デメリット」がタンク付きの「メリット」。
タンク付きの「デメリット」がタンクレスの「メリット」になっています。
設置費用に違いがあるので安ければいい、高ければいいというわけではありませんが、必要な用途や機能に合わせたトイレ選びをおすすめします。
タンクレストイレのメリットとデメリットについては、こちらで詳しくお伝えしてます。
トイレの「ドア」
トイレのドア選びでよくある失敗・後悔ポイントを集めました。
よくある失敗・後悔ポイントは次の5つです。
- 内開きでスリッパが置けない
- トイレの前が狭いと出入りしづらい
- ドアがぶつかり他と干渉する
- トイレ内の明かりが分かる小窓を付けなかった
- 引き戸で壁が薄くなり音が漏れる
ドアを「引き戸」にするか「開き戸」にするかで変わってきますし、トイレのドア周りのスペースがどのくらい確保できるかによっても変わってきます。
トイレ周りはついつい後回しにしてしまいがち。
住みやすい家にするために、少しゆったりめに設けたほうがドアの開閉や音の伝わりで失敗しにくいことが分かります。
引き戸の後悔については、こちらの記事で詳しく書いてます。
トイレの「窓」
「トイレに窓?必要でしょ?」って思った方も、窓を付けるデメリットだってあるんです。
トイレに窓を付けて感じる、よくある失敗・後悔ポイントを集めました。
- 断熱・気密性が落ちる
- 窓の費用がかかる
- 人影が窓にうつる
- 窓が開けにくい
- 掃除の手間が増える
- 間取りに制限が出る
- 外に音が伝わりやすい
- 結露する
- 防犯上の問題がでる
1つずつ詳しく見ていきます。
断熱・気密性が落ちる
トイレはリビングなどの空間に比べて空間が限られているので、暖房を入れても暖まりにくい場所でもあります
そこへ大きな窓を付けてしまうと、空気中に窓からの冷気が伝わって寒くなりますし、窓があるということは気密性が損なわれます。
窓の費用が掛かる
窓が標準で付けられる住宅メーカーもありますが、そうではないメーカーの場合は、1個当たりで価格が上乗せされます。
人影が窓にうつる
特に夜に電気をつけた時、窓にシルエットが映ります。
窓のある場所に燐家が迫っている場合、「今トイレに入っているな…」というのが分かります。
暮らしているので気配があるのは仕方ないですが、お風呂と同じで中にいることを感じさせるのは、こちらとしても気持ちの良いものではありません。
窓が開けにくい
空気の入れ替えができない事もないですが、窓が1つだけだと空気の通り道を作れないので換気がしやすいとは言えません。
また、「引き違い窓」や「スライド窓」、「たてすべり出し窓」だとトイレの中の様子が外から丸見えになるので開けづらい…。
トイレは曇りガラスなことが多いので、カーテンを付けているお宅は少ないはず。
窓を開けることを視野に入れて考えるのなら、窓の下側を外に押し出せる「すべり出し窓」を選ぶと良いです。
掃除の手間が増える
窓を付けるとその分だけ掃除の手間が増えます。
窓枠の幅が広ければ、ホコリりが溜まりやすくなりますし、窓ガラスを拭く手間も増えます。
間取りに制限が出る
窓を付けるということは、外壁に沿った場所にトイレを設置しなくてはなりません。
部屋の中央にトイレを設置するのは不可能です。
外に音が伝わりやすい
壁であるよりも、窓の方が外への音の伝わりが大きくなります。
トイレの流す音が響くので、流すたびに外に音が伝わってると思うとあまり気持ちの良いものではありません。
トイレのすぐ近くにお隣さんがバーベキューなどしていると、申し訳ない気持ちになるのです(我が家の話)。
結露する
最近では断熱性や気密性が高まり結露しにくい家が増えてきましたが、窓がある以上結露する可能性が出てきます。
結露しにくい窓を選ぶ必要も出てきます。
防犯上の不安が生まれる
窓があると外から侵入される可能性が高まります。
壁を突き破って空き巣に入られることはありませんが、窓ガラスを割られて侵入されるケースはニュースでも見かけますよね。
トイレに窓を付けるだけでこんなに「デメリット」が集まりました。
そしてトイレに窓を付ける「メリット」は次の通り。
- 採光が取れる
- 空気の入れ替えができる
- 圧迫感が緩和される
- 窓枠をニッチのように使える
トイレが明るくなる以外のメリットは、見た目の印象が変わること。
窓があると日中の明るさを確保できるという最大のメリットを、あなたがどのようにとらえるか?が窓を付けるカギになりそうです。
トイレの窓の後悔ポイントはこちらの記事で詳しく書いています。
新築トイレの「電気計画」でよくある失敗!後悔ポイントをチェック
新築トイレで失敗しがちな「電気計画」についてまとめました。
電気計画とは次の事を指します。
- 照明
- スイッチ
- コンセント
照明の明るさや取り付ける位置によっては、落ち着かない空間になってしまったり使いにくいトイレになります。
トイレの「照明」
トイレの照明でよくある失敗・後悔ポイントの1つめは「人感センサー」です。
- 人感センサーにすればよかった
- 人感センサーにしなければよかった
矛盾していますがどちらも「後悔ポイント」に感じる場合があるのです。
トイレの消し忘れを予防できる人感センサーはとても便利ですよね。
ですが人感センサーの機能に慣れてしまうと、人感センサーが働かない場所で電気の消し忘れをしてしまうことも。
また、寝ぼけ眼でトイレに入ったときに「パッ」と照明がつくので、まだ目が慣れていないときに眩しく感じてしまいます。
照明が暗すぎる
トイレの照明で失敗・後悔しがちな2つめは「電球タイプ」選びです。
落ち着いた雰囲気で過ごしたいならば赤みの強い「電球色」を、その日の排泄物のコンディションをしっかり確認したいならば…「昼白色」にするといった感じ。
ワット数によって明るさが変わってくるので、電球色だけで明るさを決めないよう注意が必要です。
トイレの「スイッチ」
トイレのスイッチのよくある後悔ポイントは次の通り。
- 内側に付ければよかった
- 外側に付ければよかった
トイレの「内側」にスイッチを付けた場合のメリットとデメリット
トイレの内側にスイッチを付けるメリットは、電気の主導権を自分が握れること。
つまりは外から間違って電気を消されないことです。
デメリットは、夜の暗闇の中でトイレに行った時、ドアを開けてスイッチを探すまで暗い状態が続く事です。
トイレの「外側」にスイッチを付けた場合のメリットとデメリット
トイレの内側にスイッチを付けた場合のメリットは、明るい状態でトイレに入れること。
そして消し忘れがあってもドアを開けずに消せる点です。
来客者が来た時も、外にスイッチがあれば見つけやすいのもメリットですね。
デメリットはトイレのスイッチの主導権を握れない事。
廊下の壁にスイッチを付けると、見た目がごちゃついて見えることもあります。
トイレの「コンセント」
トイレでコンセントなんて使うことあるの?と思いますが、トイレのコンセントで失敗だったと感じることもあるんです。
- コンセントの口数が足りない
- コンセントが丸見え
コンセントの口数が足りない
近年人気のタンクレストイレの場合、電子制御の機能によって水を流すので、トイレ内にコンセントが必要です。
また、温水洗浄機能が付いていたり、便座が暖かくなる暖房便座が主流のため、複数のコンセントが必要になります。
冬場の寒さが気になる場合、トイレにヒーターを設置するならばさらにコンセントが必要に。
思いがけなく必要に感じることもあるので、コンセントの口数を多めにしておくと安心です。
芳香剤がプラグで刺すタイプのもので、トイレにコンセントが一つしか無くて泣く泣く断念しました。
スマホを使うことがあるのでもう一つ作ればよかった。
コンセントが丸見え
コンセントがトイレの横にある場合、トイレからのコードが丸見えになってしまうことがあります。
掃除のときに邪魔に感じることもあり、できれば見えにくい便座の後ろに設ければよかったという声も。
トイレの中を少しでも広くするために、便器をなるべく奥の方に設置したほうがスペースが広くなるので、便座後ろの左右どちらかの位置にコンセントを計画するとスマートですね。
新築トイレの「内装」でよくある失敗!後悔ポイントをチェック
新築トイレの内装で、失敗しがちなポイントは次の4つです。
- 収納の失敗
- 床選びの失敗
- 手すりがない
- 壁紙の選択ミス
トイレの「収納」
トイレの収納で失敗しがちなパターンは3つ。
- 収納スペースが足りない
- 収納が高い位置にあり使いづらい
- 棚板の上下の間隔が狭い
- 収納扉がぶつかる
みんなトイレにはどんなものを収納しているのでしょうか。
主に収納しておくものは
- トイレットペーパー
- トイレシート
- トイレブラシ
- 生理用品
ひとまずこれらが収納できれば問題がなさそうですが、トイレットペーパーはだいたいが12ロールで売られているので一気に収納したい場合はそれなりの収納力が必要になります。
また、トイレブラシは柄の長さの事を考えると、棚板の高さが低すぎると柄がぶつかって収納しきれなくなります。
トイレブラシは見えるように床に置くパターンもできますが、なるべく目のつかないところに置いておきたい場合は収納スペースの高さを確保する必要があります。
手すりが無くて失敗
若いころは良いのですが、高齢になるとつかまりながら立ち上がることができる、手すりの必要性を感じます。
小さな子供がトイレによじ登るときも、手すりがあると安定しやすく、トイレトレーニングの時期にもあると助かります。
手すりを付ける前提で設計を進めておかないと、後付けするときに設置面がなく後悔することもあります。
トイレの「床」
トイレの床でよくある失敗・後悔ポイントは「床材の選択の失敗」です。
トイレの床材に使われるのは主に3つ。
- フローリング
- クッションフロア
- タイル
それぞれにデメリットがあります。
フローリングにして失敗
廊下やリビングのフローリングに合わせて、トイレもフローリングにする家も多いです。
フローリングは木材なので、水分がしみこみやすく汚れが取り切れずに悪臭が残ります。
防水・防臭目的でワックスをかけて予防する方法もありますが、メンテナンスが大変との声も多数。
クッションフロアにして失敗
クッションフロアはトイレの床材の中で最も一般的なものです。
後悔に感じる点は、リビングや廊下はフローリングなのに、なぜかトイレだけクッションフロアに変化するのが見た目的に残念であるという声も。
白っぽいクッションフロアを選択すると、汚れも目立ちやすくなりますし、髪の毛が落ちているとすぐにわかります。
凹凸のあるデザインを選んでしまうと、溝に汚れが溜まって黒ずむ心配も出てきます。
タイルにして失敗
タイルで床を施工する場合、施工コストが高くなります。
冬場は表面が冷たくなるので、スリッパを履きなれない子供が素足で歩いてしまうことも。
水に強いタイルではありますが、タイルの目地は汚れが溜まりやすくなるので掃除が大変になるデメリットがあります。
トイレの「壁紙」
壁紙を選ぶとき、濃い色クロスや柄の大きなもの選択してしまうと、狭い空間なので圧迫感が出やすい。
また、トイレで尿が飛び散ると、壁紙に付着してしまう可能性がありまずが、もろい壁紙を選んでしまうと壁紙だとボロボロになることも。
新築トイレの間取りで失敗!後悔しないためにデメリットを知っておく
新築でトイレ計画するときに、よくある失敗や後悔ポイントを集めました。
必ず物事にはメリットとデメリットがありますし、お金で買える便利が揃っていますよね。
そんな中で金額と折り合いをつけながら選択していくわけですが、デメリットをどれだけ許容できるかが後悔しづらいトイレにつながります。
冒頭でご紹介しましたが、トイレ計画で生まれやすい失敗や後悔ポイントを1つのシートにまとめました。
自分たちのトイレ計画で後悔しがちなポイントをチェックしてみてくださいね。
理想の間取りを作るためには自分たちの暮らしやすさや、優先すべき点を盛り込むべきではありますが、いくら私たちが頭をひねろうともやはり素人の間取りになります。
担当者の建築士と相談の上、間取りを作り上げていくとは思うのですが、住宅メーカーの建築士さんもお仕事ですのでなるべく自社に負担のない、利益がある方向へ導こうとすることも。
そこで私たちがより満足いく間取りをするために提案したいのが「間取りのセカンドオピニオン」です。
間取りのセカンドオピニオンとは、今の担当建築士とは別の一級建築士に自分たちの間取りを診断してもらうというもの。
安くて2,000円ほどから、平均だと8000円くらいでプロの建築士に相談できるのがココナラです。
実際に私も診断しましたので参考にしてください。
\セカンドオピニオンで間取りの運命が変わる/
\新プランが欲しいなら/
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