新築の家にお風呂に窓は「いる」のか「いらない」のか?
家を建てるときって、自分の常識ではわからない事ってたくさんあると思うんですよ。
家を建てる前はアパートに住んでいたので、窓無し風呂が当たり前でした。
だからこそ新築の家では窓ありお風呂にしたんです。
ですが10年使い続けると、そのメリットとデメリットが浮き彫りになってきて、我が家の「お風呂に窓はいるかいらないか問題」の結論が出ました。
結論はいらない。
その理由について書きましたので是非ご覧ください。
風呂の窓で後悔しない!メリットとデメリットを考える

今の戸建に住む前は、古いアパートに住んでいました。
その前に一人暮らししていたアパートも、風呂には窓が無かったんですよね。
おまけに実家は一軒家だったにも関わらず、お風呂に窓はありませんでした。
そんなところも影響したのか、せっかく一軒家を建てたんだし!風呂に窓はマストでしょ!という決めつけがあった我が家。
そこから窓あり風呂を10年以上使ってきて、窓に対する思いがだんだんと変わってきたんですよ。
私がお風呂の窓に抱く思いはこんな感じ。
- 日中お風呂に入るときに明るい
- 窓で換気できるからカビ防止に役立つ
- 掃除がちょっと面倒そう
- 外にシルエットが映っちゃう?
- 窓があると寒いんじゃ?
だいたいのところは合っていますが、微妙に違うところもありました。
そんな我が家の実体験をもとに、今後のいるorいらない問題を解決するヒントにしていただけると嬉しいです。
日中お風呂に入るときに明るい【メリット】

日中お風呂に入るときは明るい!
最大のメリットはこれですね。
アパート時代は「なぜ朝や昼にお風呂に入るのに、いちいち電気をつけなきゃなんないんだ!」と、ちょっと残念な気持ちでいっぱいだったんです。
ですが窓ありのお風呂になってから、真昼間からお風呂に入っても電気をつけなくて済むので嬉しくなってしまいます。
温泉地に行った時の事を想像してもらうとわかるのですが、朝風呂ってちょっと贅沢な気持ちになりませんか?
「真昼間からお酒飲んじゃった!」みたいな嬉し恥ずかしな気持ちに似ています。
それに窓があると電気の明るさとは違ってとっても明るいし、やっぱり解放感が出ますよね。
窓で換気できるからカビ防止に役立つ【メリット?】

ちょっと【メリット】のあとに「?」マークが付いちゃいましたが、実際のところちょっとイメージしてたのと違いました。
確かに窓を開けると換気はできるにはできるんです。
でも、実際に窓を開けて換気したことなんてほとんどありません。
換気扇があれば充分かな?と思ったんです。
お風呂の窓って部屋の窓以上に、開けるのに抵抗があるんですよね。
誰もお風呂に入ってはいないんだけど、なんとなく中を見られてはいけない気持になるんです。
ですから窓を開けることはほとんどなく、換気としてはあまり意味をなさなかったな、というのが正直なところです。
お風呂の窓枠の掃除が面倒【デメリット】

お風呂掃除は旦那の役目なんですがね、やっぱり窓がある分凹凸が多くなと、とっても掃除がしずらいんですよ。
お風呂のカビが大好きなのは、コーキング部分や風が通りにくい溝や隙間。
窓を設置すると、細かい隙間がたくさんできてしまうんですよね。

一番先にカビにやられてしまったのも窓でした。
窓を設置することが凹凸がたくさん出来てしまいますからね。コーキング剤もたっぷり使われることになるんです。
カビにやられ放題なのは、やっぱりコーキング剤です。
お風呂は掃除との戦いになりますから、広さも気になる所だと思います。
お風呂の大きさについてはこちらの記事でも書いています。

お風呂の窓の外にシルエットが映る【デメリット】

絶対に覗かれたくないお風呂ですが、窓がいくら曇りガラスになっていようとも、窓に近づけばシルエットが映ります。
しかもわが家の窓はちょっと大きめなこともあって最悪上半身が映る可能性があるんです。

うちの窓にはこんな風に中にブラインドが付いているんですが、基本これはずっと閉めっぱなしです。
外観から他のお家の窓を見ていても、だいたいお風呂の窓ってわかっちゃいませんか?
別に分かってもいいのですが、「あ、お風呂タイムだな」とか、「こんな深夜にお風呂入っているんだな」とか、なんとなく知られたくない思い、ありませんかね?
自分がお風呂の明かりを発見したら、なぜだか想像してしまう…。コワ
ですから電気をつけただけでお風呂に入っていることを知られる窓は、ちょっと嫌だという思いがあります。
お風呂に窓があると寒い【デメリット】

わたし北海道に住んでいるんですよね。
冬の寒さが伝わってくるのはやっぱり「窓」だったりするんです。
家の中で寒いところと言えば「玄関」「お風呂」なんですが、お風呂は換気扇が付いているから仕方ないのかな?とも思うんです。
ですが窓を付けてしまったから寒くなったという事実もあるんですよね。
夏は全く気にならないのですが、冬は「あ~あ、窓がなければなぁ~」とつい思ってしまうんです。
お風呂の窓無しは後悔する?いる?いらない?

お風呂の窓に関する私が思うメリットとデメリットは、だいたいこのような感じです。
最初は絶対にあるべきと思っていた窓なんですが、今では年齢的にも寒さがつらくなってくるお年頃。
それに日中にお風呂に入ることは、月に2回あるかないか。
家族が朝シャンとかを習慣にしているのなら窓はあっても良いでしょうが、そうでもない家ならば、そこまで恩恵を受けられないかもしれません。
よって、我が家の結論は「風呂の窓はいらない」という結論に至りました。
入居時はさほど気にならなかったのですが、40歳を越えた今ですと、見た感じよりも実用性…といったところでしょうか。
今後歳をとるごとに、この思いは増していくことでしょう。
とはいえ夢のマイホームですから自分の納得いく姿で完成させないと、我慢気味に建てた家だと愛着が持てなくなったりしますからね。
せめて小さな窓で済ませるというのも手かもしれません。
初めての家づくりってわからない事ばかりですから、たくさんの方の後悔ポイントを参考に良い家づくりを目指してくださいね。