トイレのクッションフロアで失敗しない！メリットとデメリットまとめ

トイレの床材にはさまざまな種類がありますが、中でも人気なのがクッションフロアです。

水や汚れに強く、掃除もしやすいのでトイレの床材に広く使われています。ただし、クッションフロアには見落としがちなデメリットも存在します。

このページでは、使う前に知っておきたいトイレの床材をクッションフロアにするメリットとデメリットをまとめています。

トイレにクッションフロアで失敗！よくあるデメリット４つ

1. 汚れが目立ちやすい
2. 黒ずみ汚れがつきやすい
3. 傷や劣化が目立ちやすい
4. 安っぽく見えてしまいがち

汚れが目立ちやすい

クッションフロアにはさまざまなデザインがありますが、選ぶ色によっては汚れが目立ちやすくなります。

例えば白系のクッションフロアは明るく清潔感のあるトイレに仕上がります。しかし一方で、尿はねや髪の毛といった汚れを目立たせてしまう効果もあるのです。

どうしても汚れやすい場所だからこそ、トイレの床材の色味は慎重に選びたいですね。

黒ずみ汚れがつきやすい

トイレの床材をクッションフロアにすると、時間の経過により黒ずみ汚れがつきやすくなります。

足の裏の皮脂汚れやホコリなどが床表面の凹凸に入り込み、だんだんと頑固な黒ずみ汚れへと変化してしまうのです。

特に皮脂汚れは軽い水拭き掃除だけでは落とし切れません。こまめに掃除をすればいいのですが、なるべくなら手間はかけたくないですよね。

傷や劣化が目立ちやすい

トイレの床材をクッションフロアにすると、傷や劣化が目立ちやすくなります。

クッションフロアの厚みは薄く作られており、表面も柔らかい素材でできています。少しでも重さのあるものを置いておくと、その部分にへこみができてしまうことも。

傷や劣化が気になり始めたら張り替え時と割り切って、いろんなデザインを楽しむのも良いかもしれませんね。

安っぽく見えてしまいがち

トイレの床材をクッションフロアにすると、商品によっては安っぽく見えてしまうことがあります。

クッションフロアには高級感のあるデザインもありますが、ビニール素材独特の質感や表面の光沢が気になるかもしれません。

遠目だと本物のように見えても、トイレのような狭い空間ではプリントだと分かってしまいますよね。

トイレのクッションフロアで失敗しない！メリット４つ

1. デザインが豊富
2. お手入れが簡単
3. 他の床材に比べて安価
4. DIYでも張替えがしやすい

デザインが豊富

トイレの床をクッションフロアにすると、豊富なデザインの中から好きなものを選ぶ楽しみがあります。

クッションフロアには、明るい雰囲気の木目調や、重厚感を演出する石目調、個性的なパターン柄など、さまざまなデザインがそろっています。

トイレのような限られたスペースなら、アクセントの効いた遊び心あるデザインにもチャレンジしやすいですよね。

お手入れが簡単

トイレの床をクッションフロアにすると、毎日のお手入れが簡単になります。

クッションフロアは防水性・防汚性が高く、尿の飛びはねや手洗い後の水滴が床についても浸水せずサッとふき取ることができます。

トイレトレーニング中の小さいお子さんがいるご家庭など、汚れても掃除の手間がかからないクッションフロアは心強い味方と言えますね。

他の床材に比べて安価

トイレの床材をクッションフロアにすると、他の床材に比べて費用を抑えることができます。

タイルやフローリングなど、トイレの床材にはさまざまな種類がありますが、クッションフロアは単価が安く、扱いやすい素材のためリーズナブルに施工できます。

「家づくり」は、あれもこれもとこだわっているとつい予算オーバーしがち。少しでもコストダウンしたい方にもおススメですね。

DIYでも張替えがしやすい

トイレの床材をクッションフロアにすると、DIYでも張替えがしやすくなります。

クッションフロアは素材が柔らかく、カッターナイフやハサミで簡単に加工できるのが特徴です。わざわざ業者に頼まなくても自分自身でトイレの床をリフォームできます。

DIYなら手軽に取り組めるので、トイレの雰囲気を定期的に変えてみるのも楽しそうですね。

トイレのクッションフロアで失敗しない！メリットとデメリットを再確認

トイレの床材にクッションフロアを使う最大のメリットは、「掃除のしやすさ」です。

トイレは、家の中でも特に清潔にしておきたい場所。水に強いクッションフロアなら、表面をサッとふくだけでいいので日々の掃除の負担が減らせます。

それぞれのメリットとデメリットを見比べて、どこに意識を向けるのか？家族で話し合ってみるといいですね。