床下収納のデメリット6つ!失敗や後悔しないためのチェックポイント

床下収納を付けたいけれど、ちゃんと使いこなせるか心配。みんなはどんな所にメリットを感じているのか知りたいな。

備蓄庫として便利な床下収納は、キッチン下で保存食品を収納したり、クローゼット内に設けて普段あまり使わない物を保管しておくことができます。

床下点検口として使用されることが多いのであると便利な床下収納ですが、メリットばかりでもなさそうですよ。

床下収納のメリットとデメリット
メリット
  • 収納が目立たない
  • 収納スペースが増やせる
  • 床下点検口として使用できる
  • 日用品などのストックができる
  • 普段使わないものの収納ができる
デメリット
  • 湿気や湿度に注意が必要
  • 床に段差ができる
  • 物の出し入れが大変
  • 床の強度が落ちる
  • 指を挟む危険性がある
  • 掃除の手間がかかる
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床下収納で後悔しない!デメリット6つ

種か下収納にのデメリットは次の6つ。

  1. 温度や湿度に注意が必要
  2. 床に段差ができる
  3. 物の出し入れが大変
  4. 床の強度が落ちる
  5. 指を挟む危険性がある
  6. 掃除の手間がかかる

温度や湿度に注意が必要

床下は外気の影響を受けやすいため、温度に左右されやすく湿気がこもりやすい環境になってしまいます。

湿気が多すぎると収納しておいた食材が変色したりカビが生えるので、湿度の変化に弱い食品を収納する時は十分注意が必要です。

湿気対策をしておけば、カビが生えたり害虫がよってくる危険も減りますね。

床に段差ができる

床下収納を設置した場合、扉の取っ手やフチの部分に床との段差ができてしまいます

子供や高齢の方だけでなく、スリッパをはいている方も段差につまづいてケガをしてしまうことがあり危険です。

物を引きずって運ぶときにも引っかけてしまうこ恐れがあるので、床下収納の周辺で物を移動させるときは気を付ける必要があります。

物の出し入れが大変

床下収納は深型のタイプが多く、床から物を取り出すときに深くかがむ必要があるため、出し入れが大変になります。

いつも使うものを収納してしまうと、取り出すときに、その都度足腰に負担がかかって痛めてしまうことがあります。

蓋が重いので、取り外すのが面倒になってきてしまって、床下収納を使う頻度も減りそうです。

床の強度が落ちる

仕様にもよりますが、床下収納の蓋の部分は通常の床とは違うので、普通のフローリングと比較して強度が落ちやすいことがあります。

通常の床よりも強度がないので何かしらの衝撃を与えたり、床下収納の真上にずっと重たいものを置いておくなどは適していません。

長年にわたり、何度も開閉していくうちにに劣化していきます

床下収納の上を歩くとギシギシと音が鳴りだしたり、きしんできたら修理や交換のサインです。

指を挟む危険性がある

床下収納の蓋は重く、手を離すとかなりの勢いで閉まってしまうため、指を挟んでケガをしてしまう危険性があります。

保護のためのクッションなどもついていないため、特に小さな子供が近くにいる際には開けっ放しにはせず、勝手に閉めることがないように十分配慮が必要です。

掃除の手間がかかる

床下収納はホコリがたまりやすいうえに、かがんで掃除しなくてはならないため掃除がしづらいです。

特に段差の部分や隙間にはほこりや汚れが付きやすく、掃除機で簡単に取れないこともあります。

掃除機や汚れのふき取りだけでなく、湿気が多い環境のためカビも生えやすいので、防カビ対策も必要です。

床下収納で後悔しない!メリット5つ

床下収納のメリットは次の5つ。

  1. 隠れた場所に収納ができる
  2. 収納スペースが増やせる
  3. 床下点検口として使用できる
  4. 日用品などのストックができる
  5. 普段使わないものの収納ができる

隠れた場所に収納ができる

床下収納は、人目のつかない隠れた場所に収納を設けることができます

ごちゃごちゃしがちな物や、生活感が出るものを人から見られることなく収納することができます。

空間づくりのために、見せたくないものは床下に収納しておくことができますね。

収納スペースが増やせる

床下収納は収納スペースが床下なので、施工面積を増やさずに収納を計画できます。

わざわざラックや収納家具など、空間を圧迫しがちなものを用意せずとも収納スペースを増やせます。

居住空間に収納のスペースを作る必要がないので、広い状態のまま部屋づくりが可能です。

床下収納を広くとったとしても、部屋への影響は一切なく間取りを計画することができます。

床下点検口として使用できる

床下収納は、床下をメンテナンスするための床下点検口として使用できます

水回りのトラブルが発生したときなど、床下の状態を確認するために人が入る出入口となります。

床下点検口の設置は義務ではありませんが、長く暮らしていくために定期的にメンテナンスができるよう設置しておくと安心です。

日用品などのストックができる

床下収納には醤油やお酒、調味料、洗剤、キッチンペーパーなど、保存のきく日用品を置くのに適しています

パントリーが取り付けできなかったり、収納に困っている場合に日用品をストックしておく場所として最適です。

普段使わないモノを収納できる

床下収納は、普段使わないお鍋や大皿、季節のものの調理器具や非常食などを収納出来て便利です。

深型のタイプの床下収納が多いため、ある程度の大きさがあるものや、かさばったりするものもすっきりと収納できます。

床下収納は家事導線内に設置されることが多いので、必要な時にすぐに取り出せて便利です。

床下収納で後悔しない!メリットとデメリットを再確認

床下収納のメリットとデメリット
メリット
  • 収納が目立たない
  • 収納スペースが増やせる
  • 床下点検口として使用できる
  • 日用品などのストックができる
  • 普段使わないものの収納ができる
デメリット
  • 湿気や湿度に注意が必要
  • 床に段差ができる
  • 物の出し入れが大変
  • 床の強度が落ちる
  • 指を挟む危険性がある
  • 掃除の手間がかかる

床下収納の最大のメリットは、部屋の広さやスペースにとらわれずに収納を増やせること。

床下点検口としても使えるので、点検口を付ける予定の方は、そのままデッドスペースにせずに収納を設けられると便利ですね。

新築のキッチンでよくある後悔はこちらの記事でまとめています。

玄関間取りのお悩みポイントをいくつも掲載していますのでご覧ください。

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