お風呂の引き戸は後悔する?デメリット7つを紹介【浴室ドア】

お風呂を引き戸にしたいけど、入居後に後悔しないか心配ですよね?

お風呂の扉の選択肢は、主に次の3種類。

  1. 折り戸
  2. 開き戸
  3. 引き戸

中でも引き戸は一番人気が高く、価格も一番高い。

バリアフリーなので小さな子供から高齢者にいたるまで、扱いやすくシンプルな扉な点が人気を集めています。

そんな引き戸ですが、設置したあとに後悔しないか心配、という方に「お風呂の引き戸のデメリット7つ」を集めました。

これらのデメリットを許せるならば、迷うことなくお風呂の扉を引き戸にされてみてはいかがでしょうか?

タップできる目次

お風呂の扉を引き戸にする後悔とデメリット7つ

お風呂の扉に引き戸を検討している人に、事前に知っておきたいデメリットを集めました。

前もってにデメリットを知っておくことで、間取りの後悔を減らすことができますよ。

引き込みスペースが必要

お風呂のドアを引き戸にする場合は、引き込みスペースが必要です。

新築で家を建てる場合、後付けできるお風呂の引き戸とは違って、壁を薄くして引き込み部分を設けるのが一般的です。

耐力壁が削られる

お風呂や脱衣所はリビングの広いスペースと違って、限られた空間で扉を付ける必要性があります。

そうなると、家の構造に必要な耐力壁を削ってしまわないか心配が出てきます。

壁の位置によりますが、壁量計算によっては引き戸が採用不可能な場合もあるので、担当建築士さんとよく相談してみましょう。

扉面積が広くなる

引き戸の部分と引き込み部分を合わせると、折れ戸や開き戸に比べて扉の占める面積が広がります。

お風呂の引き戸は室内の引き戸のように戸袋がありません。

そうなると見た目のシンプルさに欠けてくるので、メーカーや扉のデザインにもよりますがスッキリしない印象になることも。

有効に使える壁面が減る

お風呂の扉を引き戸にするということは、使える壁がなくなります。

脱衣所内に壁付けで棚を設けるなどしたい場合、有効的に使える壁面が減ってしまうんです。

最近ではウォールシェルフなど壁を上手に利用できるものもあるので、そのようなアイテム設置を考えている場合はこのあたりも考慮しておきましょう。

扉にタオルがかけられない

折れ戸や開き戸の場合、扉にタオルを掛けたりバスタオルを掛けたりすることができますが、引き戸の場合は難しくなります。

扉が納まる部分に洗濯機を置いたりすると、引っかかりが手来てしまうためタオル掛けが設置できなくなるんです。

扉にタオルを掛けられる便利さを求めている方は、使い勝手に不満を感じることがあります。

レールの掃除が大変

お風呂の扉の中で、一番掃除が大変だと言われるのが引き戸。

扉の部分と引き込み部分、両方のレールの掃除が必要になります。

折れ戸や開き戸のように空間を塞ぐ扉の閉め方とは違い、引き戸は床に敷いたレールの上を滑らせる構造なので、溝が複雑になっています。

重みのある扉なら汚れを踏みつけてしまうため、汚れが落ちにくくなることも。

他の扉に比べて価格が高め

折れ戸 < 開き戸 < 引き戸

の順番で価格が高く設定されています。

メーカーにもよりますが、開き戸の1.5倍とになることも。

あらゆる面でメリットが多い「開き戸」ですが、他の扉と比較すると値が張る覚悟が必要です。

扉の開閉時に勢いがつく危険性

開き戸は開閉しやすいメリットがありますが、言い換えれば勢いよく開閉するとも言えます。

小さな子供がいる場合は、指を挟んでしまう危険が伴うので、扉の開閉時には注意が必要です。

ソフトクロージング機能がある引き戸もあるので検討してみると良いですね。

気密性が低く音漏れしやすい

開き戸に比べて引き戸は密閉性に劣ります。

すき間ができやすいのでその分気密性が低くなる。

浴室の暖かさが逃げてしまう可能性と、浴室内の音が外に漏れやすくなる可能性が。

そこまで気にする必要はなさそうですが、気密性や音漏れ問題は「引き戸」の宿命である事を覚えておいた方がよさそうです。

まとめ:お風呂の引き戸で後悔しない!事前にデメリットを知っておこう!

バリアフリーで小さな子供からお年寄りまで、安心して使えるのがメリットの引き戸。

扉の開閉時に前後にスペースを必要としない事からも、狭い空間だからこそ空間を有効的に使えるメリットがあります。

お風呂を引き戸にするデメリットは次の7つでした。

  1. 引き込みスペースが必要
  2. 有効に使える壁面が減る
  3. 扉にタオルがかけられない
  4. レールの掃除が大変
  5. 他の扉に比べて価格が高め
  6. 扉の開閉時に勢いがつく危険性
  7. 気密性が低く音漏れしやすい

これらのデメリットを乗り越えられそうならば、メリットがたくさんある「お風呂の引き戸」はみ力的ですよね。

全てにメリットとデメリットがありますから、メリットがデメリットを上回るようでしたら引き戸にすることをおすすめします。

当ブログではこのほかにもお風呂について記事を書いています。

お風呂の窓なしは後悔する?

⇒1.25坪と1坪タイプのお風呂を比較

タップできる目次