主寝室の方角はどこがいい?日当たりが良い悪いでどう変わる?

夫婦が眠る主寝室の方角は、どこが適切だと思いますか?

日当たり重視の南側?朝目覚めの良くなる東側?まぶしくならない北側?

家を建てるときはあまりそのようなことは考えず、間取りの組み立てやすい位置で妥協してしまった我が家。

いまとなってはもう一度、やり直したい気持ちでいっぱいです。

11年使い続けて気づいた主寝室の方角について、これから家を建てる方にお伝えしたいと思います。

住んでみないと気づけない事ってたくさんあるんですよね。

寝室の窓については、こちらの「寝室の窓で失敗した人は61%!後悔パターン8つと先輩施主の口コミ」の記事が参考になります。

\家は未完成でも日当たりはわかる/

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主寝室の方角は?日当たりはどう考えるのがいい?

私の中の正解を先に申し上げますと、その主寝室をどう使うのかを考えれば簡単に答えが出るかもしれません。

いざ間取りの打ち合わせに入ると、ついついジグソーパズルのようにおさまりの良い位置を探してしまうんですよね。

そして気持ちよくカチッとはまったら、これがベストのように思えるから不思議です。

そんな感じで間取り決めをしてしまった我が家なのですが、今では失敗したなーと思えてなりません。

どんなところが失敗ポイントだと思ったのかというと

  • 日当たりの良い南側を選んでしまった
  • 窓をたくさん付けてしまった
  • 使い方をよく考えるべきだった

ざっとこのような感じでしょうか。

主寝室に関して他にも失敗ポイントはたくさんあるのですが、ここでは日照や採光における日当たりにまつわる問題を取り上げます。

日当たりの良い南側を選んだ主寝室

間取りを考えるときの方角って、感覚的に南側が最上級で北側が最下級みたいな感覚ってありませんか?←私だけ?

我が家の場合、主寝室や子供部屋は全て2階にあるのですが、どうせ子供たちはいづれ巣立つのだし、長く住むであろう夫婦の寝室を最上級の場所に置こうって結論に至ったんです。

ですが大人たちは日中リビングがある1階にいることが多いので、2階の主寝室がいくら日当たりが良くともまるで意味がありませんでした。

結果、日当たりの良さは何のメリットにもならなかったんです。

主寝室に窓をたくさん付けてしまった

日当たり確保!開放感を重視!に勤しんでいた家づくりをしていた12年前。

今思うと、なぜそんなに窓をたくさん付けたがったのか意味不明です。

きっと暗いアパートに長く住んでいたからですね…。

古さもあってジメジメしていたので、カビ問題にも悩まされていました。

どうしても光を集めたくなってしまったようなんです。

敷地の周りが木々に囲まれているような土地なら分かりますが、我が家が住んでいるのは住宅密集地。

どこを見てもご近所の窓が見えているような場所なのです。

そこで主寝室を目立つ場所に配置して窓を多めに設置する。

私たちはいったい何を披露しようというのでしょうか…笑。

結果的にカーテンを閉めがちになってしまって、せっかくの日当たりが全く生かせない部屋になってしまいました。

主寝室の使い道をよく考えるべきだった

先ほども申し上げましたが、この家に長く住むのは私たち夫婦です。

ですから子供部屋よりも私たちが使う主寝室を日当たりの良い場所に置くべきと考えたのですが、これまでにご説明した通り後悔が多く残る結果となりました。

ただし主寝室に掃き出し窓があってベランダに出られるようにする!のならば充分に意味があると思うんです。

他にも日中に使える書斎を主寝室にもってくるとか。

どちらにも該当しない我が家の場合、2階で過ごす時間が長い子供たちに日当たりの良い場所を譲るべきだったんです。

子供が小さなうちはあまり部屋では遊びませんが、中学生くらいになると部屋にいることが多くなります。

2階を有効的に使えているのは親よりも子供の方だったんですよね。

たとえ子供が家にいるのは一時だとは言えども、日当たりの良さを全く活かせない主寝室を置くくらいなら子供部屋の日当たりを確保すべきだったと後悔しています。

理想の日当たりと角度、主寝室まとめ

あくまでも我が家の場合ではありますが、結論は主寝室を北側に設置するべきでした。

日当たりが良い時間は寝室にいないので、日中部屋にいることが多い子供部屋を南側に配置しておくべきだったんです。

日の当たり方についてはぜひ間取りの決定前に、「日当たり診断」を受けておくことをおすすめします。

ココナラでだと一級建築士による「日当たり診断」が数千円で受けれます。

我が家も先日診断してみたんですが、前もって受けていればここをこうしたかった…という後悔が山盛りです。

現在間取りを作成中の方ならまだ間に合います。

ぜひ参考にしてください。

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