キャンピングカーの宿泊場所と言えば、道の駅やキャンプ場を利用する方が多いのでは?
北海道では、夏シーズン限定営業のキャンプ場が多いので、冬のキャンプ場探しが一苦労です。
そこで北海道在住のわたしがぜひおすすめしたい、通年利用できるロケーション抜群のキャンプ場【隠れ家的オートキャンプ場「遊び小屋コニファー」4つの魅力】を紹介します。
コニファーの魅力①冬でも利用可能な年中無休のキャンプ場!
11月中旬。私たちのキャンプ計画に合わせたかのようにドカ雪が降りました。
北海道は夏がとても短く、7月・8月のシーズン限定のキャンプ場が多いのが特徴です。
そんな中、隠れ家的 オートキャンプ場「遊び小屋 コニファー」さんは、夏はもちろん冬だってこの通り!キャンプを存分に満喫できてしまう「年中無休」のキャンプ場です。
冬ですからそれなりの装備は必要ですが、キャンピングカーがあれば宿泊テントは必要ありません。
しかも場内に車の乗り入れが可能なので、荷物の上げ下ろしも不要。
わたしたちは夏キャンプのようにタープをひろげて遊びましたが、周りの宿泊客は冬キャンプ常連さんが多く、テント内でゆったりとした時間を過ごされていました。
見て、テントの上に煙突がでてる!薪ストーブがあるようです。こういう大人キャンプ、憧れます。
場内には、炊事場があり、炊事に必要なキャンプ道具の貸し出しもしています。
洗面所も完備されていますが、冬季間は凍結の危険があるため、別の洗い場を利用します。
トイレは簡易式のトイレが設置されていました。
コニファーの魅力②気さくなオーナーさんとお手製のキャンプ場
レトロ感のセンスあるサインプレート。隠れ家的オートキャンプ場「遊び小屋コニファー」入口です。
「ゴゴゴゴゴゴゴ―ッ」とブルドーザーで豪快に登場したのはオーナーさん。
車を乗り入れできるよう、場内の雪かきをしてくれました。
「いらっしゃい。」
私たちを出迎えてくれたのは口ひげを生やしたダンディズム感漂う、笑顔がステキな男性オーナー。
定年後、現場の唐松を使って山小屋や工房、バーベキューハウスにいたるまで、いちからオーナーさん自身が手掛けたそうです。
ツリーバンガローです。これはかわいい!
バンガロー室内の様子を撮らせていただきました。
平成19年夏にキャンプ場をスタートさせて現在に至るそうですが、独自で手掛けるスケールがでかすぎる。
十勝の森林に溶け込むように作られたバンガローや共有施設は、非日常的な時間を楽しむ宿泊者の気分を壊しません。
コニファーの魅力③自然が作りだす音のみ、ロケーション抜群のキャンプ場
場内には小川が流れています。夏場は魚釣りも楽しめるそう。川上に見えるのが剣山です。
川沿いには11のフリーサイトが用意されています。
樹木に根付いた苔が、朝日に照らされてキラキラしてるー。
キャンプ場でゆきだるま。この時期の雪は固まりやすくゆきだるまも作りやすい。
大人だけではなく、子供だって楽しめるキャンプ場です。
コニファーの魅力④直火OKが嬉しい!薪割り体験もできるキャンプ場
焚火って、一気にキャンプ気分を盛り上げてくれますね。
近頃のキャンプ場は芝が焦げたりするので「直火NG」なところが多いですが、コニファーさんは直火OKです。
「あれ駄目これ駄目じゃ、面白くないでしょ?」とオーナーさん。
利用者には嬉しいお言葉ですよね。
火の始末はもちろん必須!オーナーさんのためにも十分に注意しよう!と言う気持ちが沸き起こります。
薪の心配は不要です。コニファーさんではコンテナいっぱいの薪がたったの650円で販売しくれます。
さらに薪割り体験もできます。これはなかなかできない体験ですよー。
体験ものも豊富で、ダッチオーブン料理や、パン作りも体験もできます(要予約)。
4つじゃすまないコニファーの魅力。あと引く余韻を写真で紹介。
道中、倒木で道が通せんぼされてたっけ。雪も降りだして不安がよぎったな。
「コニファー」の小さな看板を見つけた時は、正直ほっとした。控えめに「通年」って書いてる。
オーナーさん、夏キャンプと勘違いしてる私たちを気にかけてくれたのか、よく声をかけてくれたね。
ダッチオーブン料理楽しかったな。
燻製おいしかった。
ピザづくり、初挑戦だったね。
雪の中バームクーヘン作ったね。
手袋がびしょぬれになるまで遊んだし。
11月なのにマイナス1度。寒いわけだ。
夜になっても、さらに冷え込んでも外に出てたよね。
朝が来たけど、まだ帰りたくない・・・。
寝ころんで十勝の空を眺めてみる
「キャンプってさ、やっぱりいいよね。」
そんな言葉が漏れ出てしまう、思い出深い十勝のキャンプ場でした。
多くの人で賑わうキャンプ場も楽しいですが、落ち着いた空間でのんびりと自然に触れ合うことができる隠れ家的オートキャンプ場「遊び小屋 コニファー」。
北海道の十勝に遊びに来たならぜひ、旅行スケジュールに組み込んでほしい、特別なキャンプ場です。
【隠れ家的 オートキャンプ場「遊び小屋 コニファー」】
キャンプ場DATA 2016年11月現在
■所在地:北海道上川郡清水町旭山2−56
■問合先:090-1642-6418(オーナーさん直通)
■予約:必要
■定休日:年中無休
■チェックイン/チェックアウト:13:00/11:00
■利用料:大人900円 小中学生600円 幼児無料
■フリーサイト料:設定なし
■バンガロー:3,800円
■荷物搬入:車両搬入可
■入浴施設:ーーー
■公式HPhttps://www.mytokachi.jp/conifer54/
↑↑公式サイトでは、オーナーさん自ら写真を撮ったブログを公開しています。見ているだけでもキャンプ気分を味わえる、見ごたえあるブログです。