新築で注文住宅を建てたことのある先輩施主100人にコンセントの後悔ポイントについてのアンケートを実施しました。
注文住宅の各エリア(場所)での後悔ポイントはあるか?の質問に対し、多くの方が後悔があると回答。
とくに位置や数で後悔しやすいポイントは、次の7エリアのコンセントでした。
新築のコンセントで後悔しやすいエリアを、ランキング形式でお伝えします。
現在間取りを作成中で、コンセント計画にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
ランクインしたエリアでは詳細記事を用意していて、それぞれの場所でよく使われる電化製品一覧も載せています。
先輩施主100人が、現在実際に使っている電化製品なので、将来を見越して使うかもしれないコンセントがイメージできますよ。
調査期間:2022年8月
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:注文住宅を建てたことのある男女
サンプル数:100人
\コンセントの失敗は暮らしにくい!/
新築コンセントの位置や数で後悔しやすい場所ベスト7
新築を建てたことのある先輩施主100人に「コンセント」の後悔についてのアンケートを実施。
その結果、7つのエリアで後悔が起こりやすいことが分かりました。
コンセントの失敗が起こりがちなエリア「ワースト3」がこちらです。
- 【1位】リビング
- 【同率2位】寝室
- 【同率2位】ダイニング
長く時間を過ごす場所ほど後悔ポイントが多く、気になりやすいエリアであることがわかります。
特徴的なのが寝室で、寝るだけの場所ととらえる人は後悔に感じていなくても、寝るまでの時間を過ごす場所として活用している人は後悔ポイントが多いようですよ。
コンセントで後悔1位「リビング」
リビングのコンセントで後悔した人は全体のうち「78%」
一番長く留まるリビングだからこそ、後悔1位という結果となりました。
みなさんがリビングのコンセントで失敗した!と感じるポイントはこちらです。
- 見栄えを気にしすぎて隠れた場所に設置して使い勝手が悪い
- コンセントの位置が低すぎて使いにくい
- 掃除機用のコンセントを確保しなかった
- スマホ充電のコンセントが必要だった
- テレビ裏にプラグが集中しタコ足回線
- 季節もの電化製品の使用を見落としていた
リビングは見た目を気にするあまり使いにくくなるという落とし穴
リビングのコンセントについてはリビングのコンセント位置や数で失敗した人は78%!使ってる電化製品一覧で深堀りしています。
コンセントで後悔2位(同率)「寝室」
寝室のコンセントで後悔した人は全体のうち「64%」
長く過ごす場所でですが、寝室を「寝るだけの部屋」と捉えている家庭では後悔ポイントは少なく、「寝るまでの時間を過ごす部屋」と考えている家庭は後悔が多い結果になりました。
みなさんが寝室のコンセントで後悔しているポイントはこちらです。
- テレビ端子が必要だった
- 家具の後ろにコンセントが隠れてしまう
- コンセントの数が足りない
ベッドをどこに配置するかを検討せずに適当にコンセントを設置してしまった方も多く、コンセントが家具の後ろに隠れて使えなくなる事例が多発。
使いたい電化製品がたくさんあるのに、コンセントが使いにくくなる事態に
寝室のコンセントについては寝室のコンセント位置や数で失敗した人は64%!使ってる電化製品一覧で深堀りしています。
コンセントで後悔2位(同率)「ダイニング」
ダイニングのコンセントで後悔した人は全体のうち「64%」
リビングに続き、ダイニングのコンセントも後悔しやすいポイントとなりました。
みなさんががダイニングのコンセントで後悔しやすいポイントはこちらです。
- テーブルにスマホを置いて充電できる場所が欲しかった
- 壁際からコードを伸ばすので邪魔でつまづきそうになり危険
- 1つしかコンセントが無くて足りない
- ダイニングテーブルの配置換えの可能性を考えていなかった
ダイニングテーブル周りでの後悔ポイントが多く、食事をする以外の作業をイメージしていなかったことから後悔につながるパターンが多い印象です。
コンセントが足りない人が多かったよ
ダイニングのコンセントについてはダイニングのコンセント位置や数で失敗した人は64%!使ってる電化製品一覧で深堀りしています。
子供部屋のコンセントで後悔
子供部屋のコンセントで後悔した人は全体のうち「61%」
子どもの成長とともにコンセントの数が足りないと感じる方が多いです。
私たちが子供だった頃とは違い、充電を必要とする携帯ゲーム機の普及やスマホ利用が多くなってきたことが主な原因です。
みなさんが子供部屋のコンセントで後悔しているポイントはこちらです。
- 子供の成長で使う家電が増えた
- 家具の後ろに隠れてしまう
- 家具の位置固定で模様替えに対応できない
予想していた以上に多くのコンセントが必要となり、コンセントが足りないと感じているようです。
子供が大きくなると、一人暮らしのようなコンセントの使い方をし始めます。
部屋の中でテレビを見たり、身なりを整えることもある
子供部屋のコンセントについては子供部屋のコンセントで後悔した人は55%!先輩に聞いた使ってる電化製品一覧で深堀りしています。
キッチンのコンセントで後悔
キッチンのコンセントで後悔した人は全体のうち「53%」
家の中でも多くのコンセントが使われるキッチンですが、それでもコンセントが足りない!という叫びが聞こえてきます。
なかでも多いのが、「電化製品を使うイメージが足りなかった…」というものです。
みなさんがキッチンのコンセントで後悔しているポイントはこちらです。
- 手元で使えるコンセントが必要だった
- 足元で使えるコンセントが欲しかった
- 足りなくてタコ足回線になってしまいがち
手元で使えるコンセントを忘れていた…という方もいれば、どんどん電化製品が増えてタコ足回線になってしまった!という人も。
使うたびにコンセントを抜き差しするのが大変だって言っているよ。
キッチンのコンセントについてはキッチンのコンセント位置や数で後悔した人は53%!使ってる電化製品一覧で深堀りしています。
玄関のコンセントで後悔
玄関のコンセントで後悔した人は全体のうち「52%」
玄関にコンセントを付けなかった人も多いのですが、意外にもコンセントを使いたくなる瞬間が多く訪れ不便に感じるようですよ。
みなさんが玄関のコンセントで後悔しているポイントはこちらです。
- 必要性に気づかなかった
- 意外にも多くの電化製品を使ってビックリ
- 外で使う充電式工具の充電場所として使いたかった
玄関は外と室内をつなぐ場所ということもあり、家の中に持ち込みたくないと感じるコンセントの需要があるようです。
必要性に気付かなかった…はわかる気がする
玄関のコンセントについては玄関コンセントの位置や数で後悔した人は52%用途や実例の先輩口コミで深堀しています。
洗面所のコンセントで後悔
洗面所のコンセントで後悔した人は全体のうち「50%」
洗面所は洗濯機とドライヤーさえ使えればOKと考えていたあなた、後悔する可能性が高いです。
先輩施主の意見に耳を傾けることで、これまで気づかなかったようなコンセントの必要性がわかります。
- コンセントの数が足りなかった
- 足元のコンセントが必要だった
- 子供が成長すると使う電化製品が増えた
お風呂上りに扇風機を使ったり、夏は洗面所に暖房器具を持ち込む家庭も。
なかでも多かったのは、足元のコンセントが必要だったという声です。
洗面所は高い位置についているものが多いよね
ダイニングのコンセントについては洗面所のコンセントで後悔した人は50%!使ってる電化製品一覧で深堀しています。
他にもまだある!新築でよくある後悔8つ
注文住宅で失敗しがちなポイントは、窓だけではありません。
他にもまだある!新築で後悔しがちなポイントを8つご紹介します。
新築の「広さ」で失敗
よくある新築の後悔ポイントの一つに「広さ」があります。
空間が広ければ広いほど良い場合もあれば、そうではない場合もあるんです。
当ブログでは「新築の広さ」について、各エリアごとに先輩施主にアンケートを取り、ランキング形式で集計しまとめています。
詳しくは新築の広さで失敗カテゴリから気になる記事をご覧ください。
新築の「収納」で失敗
よくある新築の後悔ポイントの一つに「収納」があげられます。
各部屋に「必要な分だけの収納を設ける」が近年の鉄則のようですが、準備万端だったはずが生活スタイルや子供の成長によって収納する物が変化してきます。
先輩施主の収納に関する後悔談を参考にすると、先回りして将来の収納の必要性を感じ取ることが出ますよ。
詳しくは「新築の収納で失敗」カテゴリからご覧ください。
新築の「動線」で失敗
よくある新築の後悔談に上げられるのが「動線」です。
住みやすさを重視し間取りを考えたつもりでも、組み合わせによっては作業しづらく生活動線に影響を及ぼすことも。
いくら画に描かれた図面とにらめっこしていても、なかなか気づかないのが「動線」なのです。
そんな時こそ先輩施主の後悔談を聞きながら、今後の間取りの動線を考えてみてはいかがでしょうか?
気になる方は「新築の動線で失敗」カテゴリからご覧ください。
新築の「日当たり」で失敗
新築でよくある失敗に「日当たり」があります。
大きな窓を付けておけば問題なし!と思いきや、窓が大きすぎて暑くなりすぎたり、家具を壁付けできなくなったという話はよく聞きます。
日当たりは土地が決まり、おおよその間取りが決まれば日当たりシミュレーションすることで多くの後悔を回避できます。
詳しくは「新築の日当たり」で失敗カテゴリの記事を参考にしてください。
新築の「音やニオイ問題」で失敗
新築でよくある失敗談として「音やニオイ問題」があります。
音やニオイと聞くとキッチンやトイレを連想させますが、意外に多いのが吹き抜けやリビング階段での伝わり。
いくら親子であっても、ある程度のプライバシーを保つ必要性を先輩施主たちが語っています。
住んでみなければ気づかない「音やニオイの問題」。
詳しくは「新築の音やニオイ」で失敗のカテゴリを覗いてみてください。
新築の「照明」で失敗
新築でうっかりしてしまいがちなのが照明です。
照明を見た目だけで選んでしまって機能性で後悔する…はよくあるパターンなんですね。
全体を明るく照らす必要性はもちろんですが、ピンポイントで明るくしておきたい場所など、住み始めたからこそわかる先輩たちの後悔を覗き見してください。
詳しくは新築の照明で失敗カテゴリでまとめています。
新築の「窓」で失敗
新築の「窓」で失敗すると、付随するたくさんの後悔が生まれます。
窓で失敗してしまうと、数珠つなぎに後悔要素が増えるのが特徴で
- 家具の配置が難しくなる
- まぶしい
- 部屋の暑さ寒さが伝わりやすい
- 風の通りが悪い
- 隣家や道路から丸見えになる
など、窓の配置一つでその後の快適さが大きく左右されるのです。
詳しくは「新築の窓で後悔しやすい場所ランキング!よくある失敗ポイント5つ」をご覧ください。
新築の「ドア」で失敗
新築の後悔でありがちなのがドアなんです。
新築のドアで失敗することはあるのだろうか?と思われそうですが、空間を仕切る役割を持つドアこそ大切なアイテムになります。
ドアの種類によって大きく機能性が損なわれたり、プライバシーが漏れ出したりと後悔談が後を絶ちません。
どこのエリアにどのようなドアを付けるかで、暮らしやすさに大きな差が出てくるんですよ。
詳しくは新築のドアで失敗カテゴリでまとめています。